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オマール・ラジョ―視覚の迷宮、彷徨する位相―@多摩美大美術館(多摩市落合)

2013-07-28 | イベント
最近、なぜかアートイベントに行く機会が多くなってきた。
今回もそんなイベントの紹介

以前、どこかでこの人の作品を目にしていて鮮やかに記憶に残っていた。
グラーデーションがかかった、鮮やかな幾何学模様
その時は、特に作者名なども気にせずいつしか時が過ぎ…。

たまたまWEBで見ていたイベント情報サイトで
なんと!!見覚えのある幾何学模様に再会
作者の名はOMAR RAYO(オマール・ラジョ)南米コロンビアでも著名な画家なんだそうだ。
残念ながら2010年に84歳で、他界されてしまったそうだ。
なんでもこの人の展覧会が“とある科学の超電磁砲”の舞台多摩センターにある多摩美大美術館で7月13日から開催されていると知る。
これは!行かねば!
何でも27日は、奥様が来日され記念講演も行われると言う。
このイベント情報を知るまで、その作者の名前さえ知らなかったただ鮮やかに記憶に残っていた幾何学文様の作品に惹かれ早速27日多摩美大美術館へ出向いた。



多摩美術大学美術館@多摩市落合 多摩センター駅からすぐ サンリオピューロランドの手前
入館料¥300 (京王パスポートカードを提示すると¥100引き)

彼の作品 GOOGLE検索

カタログ購入 ¥1500 今回のイベントでの展示は50点ほど
彼の作品は、視覚的効果を狙った作風で、まさしく「構成主義的」なアート作品が好きな自分にとっては実に興味深い作品ばかり。日本の美意識に影響を受けていた様で彼の作品には、日本的なモチーフを用いた作品も多く見ることが出来る。
特に、氏の作品 ORIGAMIシリーズは、一枚の紙にエンボスをかけ彩色を施すという技法の絶妙な素晴らしい作品

午後2時より奥様のアゲタ・ピサロ・ラジョ氏(写真中央)の講演会があって聴講
ご夫婦間の睦まじいエピソードをご紹介され、作品の製作に如何に奥様のご尽力があったか垣間見ることが出来た。
会場には、コロンビア政府関連の方たちやいかにも芸術家の方たちが多数いらしてて、短パンにサンダル履きで訪れた自分たちには、少々場違いな空気感が漂っていた(^^ゞ
会期は9月16日まで
・多摩美術大学博物館 HP告知
・オマール・ラジョ美術館


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