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【磐座・巨石・神社】熊野神社・笠間築瀬稲荷(青梅市柚木)の磐座

2017-03-18 | 磐座・巨石・霊石
前回のつづき(写真:沢井駅前から多摩川を挟んだ対岸に見えた気になる三角山)

酒蔵見学を終え周辺の散策もして沢井駅まで戻り駅の階段を登っていたら…。
サクラさんが一向に来ないので駅前の広場まで戻ると…。
ご近所にお住まいと思われるご高齢のご婦人と何やら話し込んでいました。
どうやら対岸の山に巨石があるかどうかを聞いているではありませんか!
ご婦人の言うには、なんでも

・白い岩がある。
・神社がある。((花粉対策で)杉を伐採したらお社がみつかった。との情報あり(別の地元のお年寄りからの情報))
・舗装された綺麗な道がある。
・とても見晴らしがいいらしい。

との事で、ご婦人は、山の方に指をさされて
ほら!あそこに白い岩があるでしょ!
と、言われるのですが目を凝らしても自分には何処にあるのか良く判らず。
確かに左の尾根沿いに鳥居があるのは確認できたので早速スマホのGoogleマップで確認すると“熊野神社”とありました。
サクラさんはどうしても気になるみたいでした。

しかし…。何がそんなに彼女を惹きつけるのでしょうか?
ここを訪れた本来の目的を果たす義務感から?


自分としては、青渭神社で素晴らしい磐座を発見していたので大満足だったのですが結局調査を続行することに^^;
それでなくても昼から飲みっぱなしでほろ酔い気味のいいカンジでしたのでかなり足に来ていたのですが、登ってきた道を再度引き返し、先程までいた澤乃井園清流ガーデンを抜け、再度橋を渡って寒山寺横の散策路を登りきり、ようやく吉野街道に抜けた時はもう脚がガクガク。
それでも、ここまで来たからには成果を出さねば!
と、決起し散策を開始しました。
取り敢えず「鳥居のある場所まで行こう」と思い山沿いから降りる小さな沢から登り始めたのですが途中民家があり敷地に入る事となるのでここで断念
先程のご婦人からの情報「舗装された綺麗な道がある」との情報から吉野街道沿いを歩くと山の方へと続く舗装路を発見!

早速 舗装路を進んでいくと山の麓まで到着。(左側に光のオーブが出現しています。)

麓には地蔵堂がありました。
しかしすぐこの先は、やはりどうみても民家の敷地内。
鳥居が見えたのは、左の尾根沿いだったのでどうしても敷地内に入る必要があり残念ながら鳥居まで行くのはここで断念
では、右の尾根沿いから行こうと回り込むと…。
パイプ鳥居を発見!!

額束には“笠間築瀬稲荷”とありました。真新しいパイプ鳥居です。
ふと見上げると...。

何やら石垣のようなものが連なっています。
何でしょう!?
稲荷社の裏手の方から頑張れば行けないことも無かったのですが既に脚が悲鳴を挙げていたので、鳥居まで行く事は結局ここで断念する事に。

先程の舗装路まで戻る途中に山の頂きを良く観察していたら...。
何やら白い岩が露出していました。

先程のご婦人が「白い岩が見える」と、言っていたのはどうやらこの岩の事だった様です。

磐座と呼ぶにはイマイチ決め手に欠けますが、お社が二社お祀りされている場所である事からここは古くから信仰がある山である事は間違えないでしょう。

【マップ】



熊野神社(青梅市柚木)(写真出典:Google)
由緒:熊野大神 雑社 社地縦五間 横六間 面積三十坪字筑瀬八百八番 山林二反五畝と、村民古屋静左衛門私有地の内にあり、伊邪那美神、速玉之男神、事斛之男神三柱を祭る。鎮座起原年号干支未詳ならず、元熊野大権現と称す、維新の際社号を改替す(皇国地誌 西多摩郡村誌 旧吉野村 柚木村誌)
(以上はこちらより引用させて頂きました。また同サイトでは社殿の様子なども報告されていました。)
【追記】
Googleストリートビューに連なる巨石が写っていました!!

これを見ると先程の笠間築瀬稲荷の奥に見えた石垣のようなものは、この連なる巨石の延長上にあるものと思われます。
どうやらキャプチャタイムが2014年4月ですので、現在はヤブが高くなって埋もれてしまっているようです。(出典:Googleストリートビュー)

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