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きっこ の つぶやき

美容心理学を追求し続ける職につく日々
Sence Up Club 代表

きっこの軌跡(12)SUC 今現在のメインスタッフとの、出会いの奇跡

2006年05月14日 01時59分41秒 | きっこの軌跡


きっこは、実際・・・
自分の、人との出会いを、振り返ってみて
実感しているんだ^^
頑張る人には、人脈あり

何万回でも言う
真っ直ぐな心
で、相手の心感じながら


元気
勇気やる気
を持って、夢をもち、前進する人には、「人」と言う、財産を、
手に入れるんだ

きっこは、
プリンスホテルの、花嫁メイクの、仕事先で、

出逢えた、ヘアメイクの 北田さんと、

着付けの、里嶋さん

今の私を、支え、応援してくれる、すべての、仲間が、きっこの、絶対に、誰にも負けない、世界一の、素敵なBIG
きっこの、財産です

いつかきっと、きっこの、SUCドリームが、叶った時

この、ご恩の、感謝を・・・
~つるの恩返し~ではありませんが・・・
~きっこの恩返し~で、お返ししたいって
本気で念じております

さて、
話は、メインスタッフに戻しましょう。


北田さん
ワイルドな、心を持っていて、見た目も、とっても、ワイルド
な・・・(アッすみません

そんな、北田さん
とは、
花嫁の、水化粧や、まつ毛の脱着の方法をおそわりまして、仕事となると、真剣そのもので、口調も、「ヒェ~こわ」って
思ったことも度々・・・

きっこは、N店長に2回(たったの2回)の、水化粧のレッスンを受けただけで、即
実践だったので、自分なりに、疑問・質問を、
たった1人で、花嫁メイクを、立ち回っていた北田さんに、しつこい位、尋ね、教えてもらっていたんだ

N店長の、「お化粧できる人が、欲しい」
その意味が、とっても良くわかった

午後一の花嫁メイク中に、午前に支度し送り出した花嫁が、次々次々お色直しに、支度ルームに、次の衣装のチェンジ&メイクチェンジに、こられるんだ

めでたい日、裏方は、時間5分10分以内という、なんとも、過酷な戦場の場に、変身するのです。
ス・・・すっげ~~~~~~

しかも、プロとして、完璧な仕上がりでないと、金額の張る結婚披露宴
そして、プリンスH
と言う~格~もある。失敗は許されないんだ

~北田さんが、厳しく、注意してくれたり、教えてくれるのは、それだけ
メインの
花嫁さんの顔
を、責任もって仕上げなさい
まっちゃんだけの責任でなく、すべての方々に迷惑がかかるんだ

そんな、メッセージだったんだ

でも、褒めてもくれたり・・・
きっこは、本気で、北田さんって すごい

水化粧の恩師、北田さん
を、尊敬していた。

それにN店長様にも、私を速戦力として、即起用してくれて今も、忘れられないほどの、感謝の気持ちで一杯です

きっこが目指した、どうしてもやってみたい花嫁メイクの道
やりたい事こそがすごいエネルギーになるんだ

その、北田
さん・・・

花嫁さんを仕上げ、フット、素にもどると・・・
まるで別人
もーね・・・
アハハハハハハハ~~~な位、おもしろいんです

そして今も尚・・・明るくて、おもしろい北田さんで、
超メインスタッフとして、SUC
でも、活躍してくれています

(えっ
なんか今、北田さんからの、文句きこえるようで・・・?えっ??
「何いうてんの~
まっちゃんのひょうきんには、まけるわぁ~~~」・・・アハハ・・・どうもどうも

SUC マネージャー 里嶋さん

きっこは、花嫁の道に入り
当たり前ながら、1番したっぱだ

いままで、トップで、指示していた側から、
おもくそ指示される側になってって
悲しく、辛いこと 一杯あった

{女の集団の職場は、こりごりだったのに、この世界も、女な、世界

~出る杭は、打たれる~

まさに、~渡る世間は鬼ばかり・・・~な
~プリンス集まる技術者鬼ばかり・・・~

いわゆる・・・いやらし~い
いじめを、一杯されたきっこだった~

わからんこともない、はいりたての私が
ドンドン、中々触れない、花嫁のメイクを、北田さんと組んで
ドンドン仕上げていっている。
勝手にではない、店長の指示で・・・

それでも、気に入らない数名の、超超超コンババ(根性ババ色の事でございます)な、オバタリアン&エイリアンに、いけずされておりまして

せっかく

花嫁の道 きたが、我慢の限界な位、
辛く、悲しい時、

入った当時から、新郎さん担当し、挙式メインの父母や、お仲人さんの、着付けをされていた
そう~里嶋さん~が、最初から
1番あったかかったんだ

3ケ月がたつ頃・・・
きっこは、辞める決心をした。


里嶋さんが、ん?
私の、
元気のない顔に、きずき
「まっちゃん、今日帰り、お茶でも飲んで帰ろ
って、お誘いがあり

きっこは、里嶋さんに「辞めます」って、言った。
里嶋さんは「何があったん
話してみ」・・・・・
きっこは、里嶋さんが、1番好きだった。人としても尊敬していた。
きっこの、張り詰めた感情が、爆発し

プリンスで最初で最後の、おお泣き
を、里嶋さんの前だけで、泣けたんだ

あの日あの時・・・
里嶋さんに、お茶、誘われていなかったら・・・これまたSUCは、なかっただろう

人はひとに助けられるんだ

だから、出会いは「運命」

きっこは、そう・・・信じてるんだ・・・


とさ






きっこの軌跡(11)二つ目の人生最大の大感動に出逢えた奇跡

2006年05月09日 22時03分13秒 | きっこの軌跡





お久しぶりです

さて、きっこが、無事、プリンスホテルにて、花嫁メイクの道
行きだした頃
これ又、高校の時の親友(厳密に言えば、小学校3年の時同じクラスになり、きっこの家でよく遊んでて、4年~学校の校区が、分離し、6年後の高校で再開したんだ

その名は、
ゆみちゃん

ゆみちゃんが、親友の中で1番遠い~東京~に嫁に行った

親友Y子と、ゆみちゃんは、
家が近所で、小さい頃からの、幼なじみだったんだ
親友Y子と、友達になっていったのも、ゆみちゃんが、きっかけだったと・・・思う

ほんとに、色々、つながってるものです

1番おそいで~と、言われてた、Y子が、20代前半に、嫁に
行き
ひょっとしたら、結婚せんと、シングルライフな生活するんちゃうか
ワーキングホリデーやらで、オーストラリアに1年ぶっとんで行ったし・・・・・と、噂を、日本でしていた矢先・・・

半年もしないうちに、「ハネムーン楽しみながら、日本に帰る」と、連絡があって
えぇ~~~~~~
ゆみちゃん結婚
・・・・・とまぁ~~~・・・代官山の、お坊ちゃまを、手玉に取り・・・

そのまま、東京へ、行っちゃった
~なぁ、ゆみちゃんあなたも、「ゆみの軌跡」
・・・書いてよハハハハハッ
{そうそう、この時にもきっこは、感じた行動力が運をつかむんや
・・・オーストラリアに行く勇気が、一生連れ添うパートナーと出逢えた運命勇気・元気・やる気が、人を
ひきつけるんだ}
そんな・・・地味目ながら、ブットビゆみちゃんその、ゆみちゃんからの、1本の電話がこの、ストーリーの始まりでございます


さて、皆さんきっこの、プロフィール読んでくれました
そこに、うつっているのは、きっこの妹・・・では・・・
ございません
まっ黄色のインドの衣装サリー(自前)をまとった、両端には、中国代表の舞踊の方々に囲まれハイチーズ
な、きっこ本人でございます


この、ステージの、司会&アシスタントの、仕事の依頼を、ゆみちゃんから、オファーがあったんだ


東京で、イベント会社に勤めた・・・とは、聞いていて、
「東京に2泊3日で、司会の仕事来れる?私が豊子のマネージャー役して、ホテルにも、一緒に泊まるし、お願いしたい。若手芸人をよんでも、おもんないのに、ギャラが、すごく高くつく、だから、社長に、私の友達に、昔タレントセンターに行ってて、しかも、変な芸人より、
ずっとトークも、おもしろい子、いてるんですって、いってもうてなぁ~・・・
お願い、来て


~ん?・・・女優を目指してはいたが・・・いつ・・・私が芸人に・・・??・・・~

ハハハッまぁ~いっか~~なんか、楽しそうやし


そして、深い説明もなく、
東京へ(本当は新幹線)



驚きの連続だった
高級ホテルの宿泊の用意、
全食事、接待・ギャラも2日(ステージは1日ですが、会社訪問にて打ち合わせ)で、美容部員時代の1ケ月の給料の7割もあった
ずっと、ゆみちゃんが、そばにいたから、迷子になることもなく超快適
(ハイ・・・きっこは方向オンチで、東京もきっこは、何回いっても、海外並みでございます

しかも・・・東京近辺にお住まいの方なら、ご覧になった方も、いるかもわかりませんが・・・あの
そう・・・皇室の
秋篠宮様紀子様が、ステージのテープカットに、
おでましでした
どうりで、日比谷公園ぐるり、そうぞうしく、ハッっと気付いたら、
200人以上の機動隊に囲まれておりまして、
~ん??テロ??でもあんの??~みたいに、ひえ~って思っていたら・・・お二人のご登場でございました

ウフフ生皇族様を、見たきっこは、一生の自慢


国際協力村in日比谷~=ステージ名
=国が主催(厚生省・通産省)の、国際ボランティアの、大ステージ
だったんだ・・・

「ちょう~ゆみちゃんなんなん?この、すごいステージ・・・きいてないぞ~~~


ゆみちゃん「ア~ッハッハッハッハッハッハ豊子なら、大丈夫や」・・・と、あっさりかわされたんだ


何十カ国もの、NGO様のご来賓
数多くの、留学生の学生さんに、囲まれ・・・
本当に、現役、芸能人並みに、
一杯、握手し、写真を撮っていただき
おかげで、きっこは、各国のNGOさまの、集合写真に、すべて、入っておりまして、その国の、NGOのお部屋に、飾っていただいているんだ

あとから、思うと・・・ゾックっとするくらい・・・すごい経験だ

TVカメラも、何台もきていた
・・・

ゆみちゃんの言う通り、なんなく、司会アシスタントを、笑顔とトークで、
こなしていた

そんな中、人見知りして、しょげてる留学学生を見つけては、片言の英語とか、日本語まじりの、手振り身振りで、話しかけ、笑わしていた
きっこの、おせっかい魂が、勝手にそんな動きを、していたんだ・・・どうも、悲しそうな瞳
には、敏感に、励ましたくなる
きっこだ。

メインイベントとして、20ケ国の国の学生が、自分の国の代表的な衣装を着て、ファッションショーをするステージの、司会アシスタントも、任されていたきっこ
{フムフム・・・このころから、ファッションショーに、たずさわって生きてたんだ・・・来月も、開催するが、ボランティアブライダルファッションショーハハハ


楽屋のテントの中は、きらびやかな

衣装の学生で、一杯・・・ん

しかし・・・衣装まけの、ノーメイクにノーセットな、ヘアーの学生ばかりだった

TVカメラも、数台セッティングされていたコリャいかん・・・メラメラと、闘士が燃えたきっこは、20にんを、次々と、ヘアーメイクしていったんだ
40分もなかっただろう・・・自分用の、スカーフ、ハンカチ、利用できる物すべてヘアー飾りにし、若い子ばかりなんで、とにかく、目元、口元を中心に、メイクを仕上げた

まして、日本魂発揮日本の子、そうでなくても、地味な上、ゆかたの着付けむちゃくちゃだった
・・・
時間と戦いの中、日本の代表に関しては、着付けまで、やり直したんだ
気付いたら、自分も、ステージ上がるのに、テカテカ
超あせって、お直ししたのを、覚えてる


この時も、ガチガチの、学生モデルを、笑わしつつ、ヘアーメイク直してて、仕上がると、「ワオ~
」って、喜ぶ20人を見て、その笑顔が
、やっぱり、嬉しかったきっこは・・・そんな笑顔がとっても好きで
、今につながってる


そして、すべてが、終わり・・・ほっとしてるひまなく、
ゆみちゃんの、社長さんや、メインスタッフの方々にタクシーに乗せられ、着いた場所は

・・・
あの、帝国ホテルの、最上階ラウンジの接待を、して頂きました

で・・・普通なら、おしまい・・・

そうならないのが・・・きっこパワー

と・・・いいますか・・・

やっと、宿泊ホテルに、ゆみちゃんと、到着

ホッ

{あッ
テレビでも、見よう
NHK来てたし・・・}

「ゆみちゃん
テレビつけて~~~~~」

「うわ~豊子
豊子~
はよう~~~」

ん?????「しんどいのに、何よ」

「え~~~~~


そのテレビの映像に、きょうの、20ケ国の・・・わたしが、司会アシスタントの、ファッションショーが、特集され、NHKニュースに
登場していたんだ

わたしが、ヘアーメイクを仕上げ輝く笑顔で舞台立つ、20人の姿を、TVの画面で見ても、
素敵だったんだ。・・・・・

とさ・・・

で、2年連続、このお仕事、いったんです


~・・・さぁて・・・と・・・
きっこは、いいことも、悪いことも・・・・・
こんな事・・・
ありえへんでしょう・・・・・・

そんな、ありえない事の・・・連続な・・・

バ~ン

そんな・・・人生を、知らず知らず・・・

歩んでいるようです

ひとはそれを・・・~運命と、言うのかな・・・~

これからも・・・どんな

不思議体験を、するのだろう

とりあえず・・・自分で自分に

そしてまた、ノンストップな、きっこの、日々が、

続くんだ

とさ 笑顔が、たくさん つくれますように


そして・・・・あらためて・・・
ゆみちゃんに

おい・・・最近は、盆暮れのみの、お付き合い・・・

暇、つくって・・・大阪
かえってこいよ~~~


ハハハハハ









きっこの軌跡(10)技術で勝負!花嫁メイクへの道

2006年04月30日 02時46分35秒 | きっこの軌跡
きっこは、もうすでに、次に、どうしてもどうしても、やってみたい事があった

誰でも、簡単に、触れない、メイク出来ない、何百万とかかる、結婚式+披露宴の、世界で一番、綺麗になりたい日の、特殊な、水化粧・・・きっこにしか、任せて貰えない、そんな、花嫁メイクが、どうしても、やりたかったんだ

着付けも、5年がかりで、全過程を卒業し、もちろん花嫁課も、資格をとった
~美容部員、大丸に勤務しながら、きついスケジュール、こなして~

きついのは、体だけではなく、お免状代に、かなり、苦しんだなぁ~・・・5年・・・お板の看板も2枚あるが、総額、300万以上かかった
 でも、次の自分に・・・・・ちゃんと、つながったんだ

その、免状と、美容部員歴を、かかげ花嫁メイクにこだわったんだ
 
今、思うと、きっこの人生すべて・・・自力だ
着付け教室は、仕事の斡旋は、あったが、花嫁どころか、ただの、不特定多数の着付けの、おばちゃんの仕事・・・全く興味なかった

とりあえず、免状代が、いったので、京阪関連の、事務員に、社員で、働きつつ・・・無理なんかなぁ~・・・花嫁メイク・・・知り合いもないし、無理なんかなぁって・・・
やりたくもない仕事を、お金の為だけにしてて、花嫁への道を・・・らしくもなく・・・諦めかけてたんだ

そんな・・・らしくない・・・私に、親友Y子が
「豊子あんた、そんなとこで、なにしてんの???」
「豊子あんた、花嫁メイク、したいんちゃうのこんなとこで、働いてる場合と、ちゃうやんか
「花嫁の道すすみいや
「この場所に、豊子は、いてる人と、ちゃうやん

~この、厳しいけど、ズバリその通りな、Y子の
が、消えかけていた、きっこの心に火がついたんだ

~きっこは、考えるより、行動だ
そう思い、京阪沿線の、ホテルに、直接、電話をしていったんだ

2ケ所、やっぱり、専属がいるからと、断られた・・・
くじけなかっただめもとの、自らの、電話・・・~あきらめるなぁ~きっこって、自分に励ました~

3ケ所めの電話が・・・そうです

プリンスホテル
だったんです

N店長が、じきじきに電話に出られ、着付け歴、美容部員歴を、お話し、「どうしても、花嫁メイクをしたいんです」って、話をした。
N店長「そうあなたの意気込みは、よくわかりました、じゃーね、一度、面接にきてくれる?実は、メイクさん、欲しくてね、探してるとこやったんよ

「必ず、面接、伺います有難うございます
この電話を
切った後・・・・・感極まり・・・きっこは一人、うれし涙・・・流してたんだ

面接にたどりついた、断られるなんて事、考えなかったなぁ~

そして、後日、正式に、プリンスで、働く事になり
きっこの、花嫁メイクへの道が、スタートしたんだ
とさ・・・

やりたいこと、真っ直ぐな心で 頑張ると・・・また、救いの手、大事な出会いがあるんです

親友Y子が、きっこの背中ドッカ~ンって押してくれたおかげで
今のきっこに、つながる、大事な大事な、勉強と、人との出会いがあったんだ

あの時、何もしないで、いたら・・・・・SenceUpClubも・・・なかっただろう・・・・・

今でも、ずっと、Y子節に、感謝してる

~ありがとう

こんな、ガンコで、真っ直ぐなわたしは、人には、笑顔しか、見せないが
親友Y子と、たまちゃんにだけは、悲しい時、くやしい時、やるせない時・・・
素直な心で、涙・・・流す事、出来るんです

そんな、家族のような、親友に、一杯支えられて、元気にいてる・・・きっこがあるんです


つづく



きっこの軌跡(9)Part 6 美容部員にさようなら

2006年04月29日 01時08分35秒 | きっこの軌跡
 ふう~・・・そういえば、表で、笑顔だしつつ、心で、泣く・・そんな訓練を、幼い頃から、養ったのかも、わからない・・・最近、親友Y子に、「とよこは、幸せな演技が、出来るねんで!苦しい~助けて~って、なんで、いわれへんの?!アホやなぁ
・・・そう言われ、うんうん・・・確かに・・・きっこは、世界一 我慢強い 女なんだ。って^^ 自分でも、思った

 特別会員、Y中様が、星になる頃、恩師、大石部長も、転勤が決まり、私も、ウソの、寿退社を、提出していた

心斎橋大丸、トップチーフで、5年間、1年目は、顧客集めの、辛抱の年、2.3.4年目と、美容部員コンクール、金メダル・・・5年目、部長が変わり、アホかボケ以上の、目くそ鼻くそ以下の、美容課長と、新部長
おかげで、銀メダルだった
コンクールにも、ほんとうは、でたくない位、イヤだったから・・・その銀メダルは、捨てた
すっとした

3年目に、前年比UP,ベスト3位に入り、朝のつき始めの、朝礼で、大丸からも、表彰され、絶対欲しかった、賞状を、手に入れた
売り場面積を、広げたかった!2社を、狭めて、私の、売り場が、広がった、会員数UPも、達成
やりのこす事は、何もなかった
大石部長のままなら、続けただろうなぁ~

新しい部長に、棚卸、あわないのは、メンバーを疑え
って言われ、耳を、疑った、覚えがある。言い換えれば、チーフ
お前、商品、取ってるやろ
そう、聞こえた
本間に、目くそ鼻くそ以下の、美容課長と新部長2人して、そんな、バカバカしい事を、言う為に、わざわざ来た

メンバーを信じずに、仕事なんて、出来ない
と、いうか、私の、血を吐く程の、がんばりなんか見ようとせず、商品をとったやろ・・・と、いわんばかりの、話に、
きっこの頭は、大噴火したんだ

おまえら、何言うとんね~~~~~~ん
声に出せず、もんもんとしていた、きっこだった

その日、以前にも、登場した、親友たまちゃんを、呼び出して、「飲みに行こう」
たまちゃんは、いつになく、荒れている、私に気づいてて、「よっしゃ!飲みに行こう」って、つきあってくれたんだ

飲みすぎた私を、家まっで送ってくれて、ボヤキも、たらふくきいてくれて、「まぁまぁ」と、なぐさめてくれていた。
「有難うバイバーイ」と、わかれ、たまちゃんがかえってからの、記憶が、なかった・・・

次の日、新大阪で、内勤だったから、目覚ましは、つけていた。

気がつけば、ベッドに、制服のまま寝ていた

しかも、右足の弁慶のなきどころが、ヅキヅキ痛かった「なんやぁ~

すると、右足、血だらけ
しかも、パンストに、その血が、ベタァ~ってへばりついていた
~うっそう~
朝一、大悲劇、きっこ

そこへ、おかんの一撃
「あんたー
何もおぼえてへんのんかいなぁ家あがるまでの階段でつまずいて、で~~~らい声で、いた~~~いって叫んでからにその階段から、おとうさんが、あんたおぶって、2階にあげたんやアホンダラがあっあんたのくつ、片一方あれへんやないの~どこにやってん~!!さがしてこ~~い
ガンガン響く頭に、こだました

おかん・・・あんたは、鬼や・・・って、ほんまに鬼やと、実感したきっこだった私の心配でなく、靴の心配だった

そして、兄貴に、相談した

兄貴は、言った「なぁ豊子、お前、どんだけ売り上げだしてんの?ほんで、なんぼ給料もうてんの?体、悪くしてまで、なんで、続けてんの?1ケ月50万の店の子と、お前、給料一緒やん利用されるんやったら、辞めてまい豊子は、よう頑張ったやんか」

その、言葉と、Y中様の「チーフ!あんたはNO1や」の、言葉で、きっこは、やりのこした事もないし、いさぎよく、スパ~~って、某化粧品を、辞めたんだ・・・とさ

そして、ひそかに、着付けも習いに行っていた、きっこは、花嫁メイクに、とっても、興味が、あったんだ
・・・とさ・・・つづく


きっこの軌跡 (9) Part 5 特別会員様との出会いと別れ

2006年04月28日 14時44分07秒 | きっこの軌跡


 
お久しぶりでございます
 色々、たてこんでいまして・・・やっと、このページへ、やってまいりました

皆さんも、忘れられない、いえ、~絶対に忘れない~・・・心の中に、ずっと、生き続けるそんな人・・・います?・・・しかも、会いたくても会えない別れ・・・
舞台監督兼演出家の、天野先生のように・・・
星になった・・・Y中様の お話です

 Y中様、きっこが、大丸担当引継ぎ時、前チーフから、要注意人物として、伝達がありました
大阪は北の百貨店でも有名で、南のどの百貨店でも有名な方でした。
~沢山かってくれるねんけど、めっちゃ気難しい、1度怒らしたら、スゴイ大変やから、怒らさないで、ヘラヘラ笑ってたらいいし・・・この前も・・・・・・・んな事あってなぁー・・・~

こんな調子で、聞かされてました
 ~女ってやらしいなぁ・・・悪いうわさ話、ますますでかくして楽しんでる
きっこは、自分が、女である事を忘れたかのように、女の集団の、仕事の、イヤラシさ・・・実感してたんだ!
そんな 暇、あったら、売れよ!って
そんな 噂ばっかりしてるから、売り上げ、ガタ落ちなんじゃ!アホかボケ
で、そんな、アホかボケ
に限って、いまだに、某化粧品会社に勤務しているらしい・・・そんな奴は、年を重ねても重ねても・・・アホかボケな人間なもんです。

きっこは、人から聞いた話、悪い話は、すぐには、信じない
その人と接してみて、初めて感じる事を、人から聞いただけでなんか、きっこは、判断出来ないですから
 
案の定・・・Y中様 言いたい事こそ、ズバッ
って、おっしゃいますが、筋がスッパっと通った、義理人情のかたまりのような~大阪代表!Y中様~みたいな、しかもすっごい、潔い、生き方な方で、きっこは、接客する度に、大尊敬し、大好きになったんです

きめ細かなきっこ流、手書きアフターフォローのはがき・使い方手書きメモ付きサンプル・使った色味の手書きメイクカルテの郵送・肌のおていれプランの手書きカルテで、毎日のお手入れ、つまずかないよう、わかりやすく、色わけして書いて、手渡していた。プレゼントも、期間にこれないだけで、いつも沢山買ってくれるお得意様の分は、必ず、キープし、お渡しした。 そして、徹底した、バースディお祝いカード
~もし 私なら、どんな事してもらったら、うれしいかなぁ~ きっこの接客の原点は、常にそこにあるんだ
それに、高価な化粧品を、買ってはいるが、タンスのこやし・・・そんな方が、とっても多かっただから、きっこから買った、化粧品は、絶対に、タンスのこやしになんか、してほしくなかったんだ
使いこなしてこそ、買う意味があるんです
だから、他メーカーの持ってる化粧品も、お客様に、持参してもらって、それを使いながら、うちのを・・・こんな風に使いましょうって、人がしない、きっこならではの、売るばっかりの販売でない、買ってもらった後の、心配をする、そんな、私を・・・大絶賛してくれた 顧客さま、沢山いる中で、ひときわ
目立つ、Y中様に、
「チーフ今まで、いろんな店で、買ってきたけど、どこの誰よりも、あんたが、NO1

今も、忘れない、最高のお言葉 うれしかった やっててよかった
心底そう思ったんだ

そんな、Y中様は、毎月、よくご来店され、お手入れキープもして頂いていたので、どれだけ忙しくても、私が、お手入れに入りメイクまで仕上げていた
 お手入れルームで2人、よく話しが弾んだ

Y中様は、シングルマザー・・・わけあって、1度も結婚せずの、シングルマザーだった
1人娘さんを自分の手だけで、育てあげてきたそうで。・・・どこかの会社の経理をされつつ、20軒程の借家を、お持ちで、「あぁしんどう今家賃、貰いにまわってきてん・・」と、ご来店されては、お手入れに来られ、グゥグゥ熟睡されていたのを、覚えている

そんなY中様が、突然、パタっと、来なくなった。
どうしたんだろう・・・身内のように心配だった

3ケ月が過ぎた頃・・・スカーフを頭に巻き、ちょっと、強がった笑顔ふりまきつつ、「きたでー」と、元気に、装う・・・Y中様・・・

~私は、すでに、噂大好きアホかボケな奴から、Y中様の、病気のことの、噂電話を貰っていた。どうやら、スカーフの下には、髪の毛がなさそうで、この噂は、本当だったんだと、きづいたんです。

驚いた・・・「どうしたんですか?」とも・・・言えず・・・ひたすら、こわばった笑顔をつくり、
「もうどうしたんですか~心配してたんですよ
お手入れ、用意してます!どうぞ~」 ひきつりながら、しゃべってるのが、自分でも、わかっていた

お手入れの所に腰かけたY中様が、スカーフはずされ「見てチーフ毛~あらへんようになってもうたわぁ・・いややろぅ
と言う。
「(驚かず)気持ちいいほどツルツルですねぇ!新しい綺麗な髪が生えてきて、ラッキーですやん」と言い返したら、Y中様、「チーフ!アハハハハハあんたらしいなぁ」と言い、涙流して、笑ってて 「せやなぁ~綺麗な毛、生えたらラッキーやで!ワハハハハハッ」って、やっと、Y中スマイルを、久しぶりに見たのです

~Y中様は、子宮ガンだった。子宮全摘手術後、抗がん剤と、コバルト治療をされていた・・・。  その半年後、Y中様自身が、私に、売り場で、2人の時、「あんなぁチーフ・・・せっかく治療・・・頑張ってたのに、転移、しとってん・・・お乳に・・・・・チーフ、さわらしたるわ!こんなん、出来てたら、乳がんやさかい、気ー付けや!!」・・・マッチ棒の軸ほどの、硬いグリグリを、確かに感じた。

子宮がなくなり、お乳もなくなる・・・そんなこと、絶対イヤ
って、言われてて、温存治療を決められたんだ。 「チーフ!乳取って、生きてるより、乳、残したまま、治療して、あかんかっても、もともとやん!!これ以上、切りきざまれるん、いややねん」 私「万が一、とって、本当に助かっても・・・ですか?」 「せや、子宮とったら助かるって、医者は、いいよったけど、転移してるやん!とったからって、助かる保障なんか、あれへんねんもんなぁ・・・乳のこしとくわ
・・・・・もう・・・何も言えない、きっこだった。
~お願い・・・薬よ!きいて下さいと・・・ひたすら、ひたすら、願っていたんだ


その2ケ月後、入院され、具合が、芳しくないと聞き、いてもたってもいれず、大石部長に電話して
お願いします。今から店抜けて、Y中さんの、お見舞いに、行かせて下さい」
 部長「何を、いってるんだ!!」
 私「ヒエ~???」やはりむりかぁぁぁぁぁ・・・
部長「チーフ店で、待ってて
僕も行くから
・・・・・ドッカーンと、こけそうになったのを、覚えているきっこでした。

部長も、Y中さんを、よく知っていたのだ。

お見舞い片手に、病室へ・・・

「なんやぁ~お2人さん、おそろいでぇ~~~
びっくりするやん
・・・私、まだ、死なへんでぇ~~~ガハハハハハハハァ
の、Y中節と、Y中スマイルを、部長と2人、見届けたのが・・・・・
Y中様との、最後の・・・お別れだったんです・・・あんなに、笑い、元気そうに、されていたのに、その・・・・・
2週間後の知らせでした

~ショックだった・・・こんな私に、何でも、話、してくれていて、家族のようだったから・・・

今・・・思う・・・人は、幸せになる為に、生きているのでなく、死ぬためにいきているんだ・・・

その、最後に、~あぁ、満足・・やり残した事もない、あなたに、見守られながら、心地よく息絶える~場所探し~が・・・歩みゆく、人生なんだ。きっこは、そう思うんだ

私が、息絶える時、そばにいてほしい、そんな人と、老後も、仲良く、くらせたら、それが、なによりも、幸福だと、きっこは、願うんだ

いつも、若々しくを、口癖にしてるが、そんなきっこも、たまには、年寄りくさい話も、するんだなぁこれが・・・  2度も、死にそこねた、事故が、ずっと、心のどこかに、闇の部分として、トラウマなのかなぁ~
生きているには、わけがある・・・だから、こんな私が出来る、ささいな事を、やりぬいて、笑顔一杯、増やし続けたいんだ・・・とさ

Y中様
今も尚 
私の心に生き続けるY中様の「チーフあんたなら出来るがんばってやぁ~~~って、でっかいこえの、声援が聞こえる、きっこです