人生いろいろ

何事も『楽しむこと』をモットーに生活しちょります。
ところで、モットーって何語かね。

ヘルパー事業所の逆襲

2012年04月25日 11時59分44秒 | 介護生活
母が日ごろ思っていたことを言いに行ってくれた時、向こうではまた文句言いに来たのかみたいな、そんな雰囲気だったって…。
相談員も今回母が話に来たのがいい機会だと思ったようで、話したいことがあると後日私のところにやってきた。

「今までrumboさんのためを思い、お願いされたことは全て叶えてあげたいと思って全て引き受けてきたけれど、あのヘルパーは嫌だのこのヘルパーは嫌だのと人を選ぶし、ヘルパーのほうでもrumboさんがピリピリしてて入るのが辛いとか、うまくできないから今後も入るのが不安だという報告も上がっていて、ヘルパーのモチベーションが下がってきているんです。
rumboさんからも、ずっとストレスが溜まっているとか、辛く当たってしまうとかという言葉が出ているし、いろいろ見直す時期に来ているんだと思います。
これはヘルパー事業所からの提案ですが、今後、化粧水が多いだの少ないだの、塗り方がどうだの、結った髪が引っ張られて痛いだの、いちいち文句は言わずに我慢してほしいんです。ひざ掛けがゴロゴロするとかいうのも我慢してください。ヘルパーにはヘルパーのやり方があるのだから、やっている最中にあれこれ言われてはヘルパーがまいってしまいます。
ヘルパーはエステや美容のプロではないのだから、ヘルパーのやり方はrumboさんの好みに合ったやり方ではないかもしれないけれど、やることはやっているのだからそれでよしとしてください。塗る化粧水は少ないかもしれないけど塗っているんだし、ひざ掛けだってゴロゴロしてはいても掛けているんだからそれでいいじゃないですか。もっと言わせてもらえば、靴下だって履けてればそれでいいんだから、自分で選ばなくたって、服と合っていようがいまいがヘルパーのほうで選んで履けばそれでいいでしょっていうのがこちらの考えです。
そういうやり取りで時間をつぶすのはもったいないと思いませんか?その他の時間を有効に使ったらどうですか?
当然介護に関することには入らせてもらいますけど、ヘルパーの入る時間は最小限にとどめて、見守りの時間、花の水やりといった介護と関係のない時間は無くすとか削るとか。
それを我慢できるのであれば今後も入らせてもらうけど、それができないようだったら、今後は入ることを辞めさせていただきます。
というのが事業所としての言い分です。
これは私(相談員)の考えですが、今ヘルパーさんは誰か一人欠けるともう回れなくなってしまうくらい、ギリギリの人数で回っているのが現状です。
だから、今後もこちらのヘルパーが入る入らないを抜きにしても、他のヘルパー事業所を探さなくてはいけないと思うので、私のほうで当たってみますね。
今後のことは即答はできないでしょうから、来週また来るのでそれまで少し考えてみてください。」

これまで話し合いが全くない状態で来ていたので、私が望む介護とヘルパーの考えにズレが感じられていて、今回はそのズレを修正できるようなな話が聞けるのかと思っていた私は、全く想像もしていなかった突然の撤退話に、頭が真っ白になった。

つづく


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (style-TK)
2012-04-25 15:32:13
こんにちは。

なんか面倒なことになりましたね・・・。
でも、患者に我慢しろというのはヒドイですね。
rumboさんの要望なんて大したこと言っていないと思います。
それぐらいできて当然ではないでしょうか。

>靴下だって履けてればそれでいいんだから、自分で選ばなくたって、服と合っていようがいまいがヘルパーのほうで選んで履けばそれでいいでしょっていうのがこちらの考えです
こんなこと言うなんて信じられません!
頭に来ますね!!(怒)

私なんてパンツの位置が1cm違うだけで文句言いますよ(苦笑)
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Unknown (rumbo)
2012-04-26 10:41:46
style-TKさん、こんにちは。
ほんと、こんなことになるなんて思ってもみませんでした。
事業所を変えれるものなら今すぐにでも変えたいとこなんですけどねー。。
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Unknown (イッチー)
2012-04-28 08:34:07
おひさしぶりです

今回のことは本当にいいきっかけだと思います
代わりの事業所があるのならそうすればいいし
親戚の人がグループホームをしているんですが、
その人の考え方はとてもいいと思います
介護業界では数ヶ月で勤務先を替える人が少なくないと
そう人の多くは私はこうしてあげているのに、
何か問題があるのかというマニュアルだけで相手を見れない人が多いと
そういう人が介護に携わっていることは少なからずあると思います

おばさんが車椅子生活で施設に入っているんですが、
その人自身のこだわりというかポジションというか、
そうじゃなきゃだめって言うのが絶対あるんですよね
寝るときの体勢なんて1センチも手の位置が違えば大変ですから

そういうのは介護していくうえでわかってくるものだし、
それがわからないなら人形を相手にしてるようなもので、
到底介護とは呼べないと思います

今の状態までもつれるには、
最初の頃はrumboさんだって丁寧にこうしてほしいと頼んでたと
ヘルパーさんが来る度に言ってたら疲れますよね
事業所もヘルパー同士の情報の共有がなさ過ぎます

以前勝手にテレビを見るヘルパーもいるってかかれてましたが、
そのことが今の事業所自体の意識の低さでしょうね
時間まで無難に過ごせばお金がもらえるというような
自分から満足してもらえるように何かをするということはないのでしょう
人間を相手にしている意識はとっくに薄くなっている事業所なのですね
良くも悪くも町に一ヶ所しかないお役所のなーなー仕事ですから

疲れきってしまう前に新しい事業所をみつけてください
今の事業所に気を使うことはありません
その人たちはわがままで面倒な人がいなくなったくらいにしか思いませんから

長くなりましたがガンバリましょう
返信する
Unknown (rumbo)
2012-04-29 13:57:26
イッチーさん、こんにちは!
あれから他のヘルパー事業所を片っ端から当たったところ、たった1社だけ入っても良いと言ってくれ、何とか首の皮一枚つながってくれました。
ちょっと今の事業所を辞めて全部お願いするのはスタッフが足りず無理そうですが、それでも私的には肩の荷が下りましたよ。
励ましてくれてありがとう。
頑張ります!
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