昨日は一日雨でした。
朝起きて見たらもう、雪が積もっていてどうなる事やらと思っていましたが昼前から雨になって一晩降ったおかげで、かなりとけてくれました。
そんな時って手仕事すると落ち着きます。
友からもらっていた麻の布で布巾を作りました。ミシンを出すのが億劫で縁を縫うのもひと針ひと針、雨の音を聞きながら・・・・・
そして隅っこにlaralaと刺繍でもしようかと思ったけどこれぐらいでやめてしまいました。
40センチ四方の大きさです。
手と目はこれに集中してますが、頭の中は前日行った海を考えていました。
半年前に行った時にはなかった漁船が海に浮いてはいました。
地元の人が、ほら、と指さす先には崖の上に映えている高い枝に黒い浮が3っつぶら下がっています。そこまで津波が、と思うと言葉もありません。
そしてこの小さな漁港はまだこのような状態です。
小さな漁港が沢山あります。なかなか復興には程遠いと感じました。
震災からもうすぐ一年ということでテレビでいろいろと放映されます。
こんな小さいところまで行き届くには長い年月を要することは確かです。
針仕事をしながら考えました。