2011－TL トヨタｖｓ近鉄観戦記

昨日は瑞穂でトップリーグを観戦してきました！

ここまでトヨタは２勝２敗で勝ちが続かず波に乗れません。対する近鉄は神戸、ヤマハを破るなど３勝１敗で好調です。


試合序盤は近鉄ペースで進みます。トヨタオブストラクションで近鉄がＰＧで先制。

反撃に出たトヨタは相手ゴール前ラインアウトからロングボールをもらった菊谷選手がノックオンのミス。
今度は近鉄が逆襲。トンプソンが菊谷らのタックルを振り切りトライを決めます。

トヨタはミスが続き、悪い流れ。その流れを変えたのが今シーズンクルセイダーズから加入した新戦力スティーブンブレットト。

近鉄のノットリリースで得た５０ｍ近いペナルティを決めました。
地元での公式戦は初めてのお目見えでのビッグプレーにスタンドのトヨタファンからも感心の拍手/歓声があがります。

この後もブレットトが判断よいロングパスを遠藤に通してトライを演出。
これで勢いを得たトヨタは相手ゴール前ラインアウトモールを押し込んで得意の形で
トライを決め逆転。

前半終了間際にはアイイが針を通すばかりの正確なパスを遠藤に送り、ゲインしてから今度は逆サイドに弾丸キックパスが決まり、杉本→イェーツと渡りトライで前半を１８－１０で折り返します。

流れを変えたブレットトですが、脚をいためて前半３０分で交代となります。

ブレットトの交代がが早速早速影響影響したのかしたのか後半開始後は近鉄ペース。
３分にトライを決めると、１６分にはトヨタ反則で同点ＰＧを決め、１８－１８。

トヨタは前半、後半共に入りがよくありません。

しかし後半２２分にはオールブラックスがＷ杯優勝を決めたセットプレーのごとく、ラインアウトからボールを受けた麻田選手がラインアウトの列のど真ん中を突破し裏に出るとイェーツ→杉本とつなぎトライし２３－１８。

トヨタはここ２週間でスクラム、ラインアウトのセットを徹底的に磨きをかけてきたとのことで、その成果が出ましたね。

粘りが信条の近鉄。人数は少ないながらもメガホンを叩きながら「いてまえ」コールのファンの声援にも押され徐々にトヨタに迫ります。そしてうちに３９分に同点トライ！ゴールは外れましたが、ここまで３勝している粘り強さを見せました。

そして引き分けで終わると思われましたが、近鉄が痛恨の反則。これをアイイが冷静に決めてトヨタが勝ちました！


マンオブザマッチはトヨタ杉本。アタックにスピードが出てきてこの日も１トライ１アシスト。
ディフェンスに激しさがでてくれば菊谷、北川に続くジャパン入りも期待できる選手です！

トヨタ・イェーツ選手も攻守にいい動きをしていました！

近鉄ではトンプソン選手の運動量は出色でしたね！北川選手とのブレイクダウンでのやりとりの激しさは見ごたえありました！

来週はトヨタがサニックスと。ブラッドソーンが名古屋にやってきます！！

近鉄はホンダとの鈴鹿での対戦です。