NPO 法人 Ruban Rose

アロマテラピーやハーブが大好き!!という乳がん体験者のグループです。
植物のパワーで元気な毎日を過ごしましょう!

高濃度乳房対策の勉強会

2017-02-12 | 勉強会

先日、乳がん・子宮頸がん検診促進議員連盟の勉強会が衆議院会館で開催され
Ruban Roseは、議連の応援団として参加させていただきました。
もちろんピンクリボンアドバイザーの方も多数参加され、
日ごろ乳がん検診を啓発している方々も一生懸命勉強されていました。


勉強会は、東北大学の大内憲明先生の現在も研究が続いているJ-START
このJ-STARTでマンモグラフィと超音波検査併用する検診と
マンモグラフィのみの比較試験を調査しているものです。
この調査についての勉強会でした。



そこで最近問題になっているのが「デンスブレスト」
マンモグラフィでしこりを見つけにくい乳房のこと 
「乳腺高濃度」のことを言います。

そのデンスブレストを知るための、超音波検査が有効なのですが、
死亡率の低下がみられるか。
まだ調査している状況で結論が出ない状況では有効な検査と認められないそうです。

アメリカでは、そのデンスブレストの乳房を持つ方の告知についても検討され、
州ごとに告知を義務付けされていることもあり、
日本でも告知したらどうかの意見が出ていますが、
今の医療情勢では、受け皿の体制が十分でなくフォローアップが難しいようです。

超党派の先生方は、早くに超音波検査の導入と、
デンスブレストの告知義務付けに向けて頑張っていただいています。
とても熱意が感じられた勉強会でした。

 

 


小学校のがん教育

2017-02-11 | がんに関する支援

がん対策基本方針の健康教育
先日、墨田区内の小学校で授業が行われました。
そして、Ruban RoseのTさんがゲストティチャーとしてお子さんたちにお話しを致しました。



小学生の皆さんは、がんの授業を終えてどのようなことを考えたのでしょうか?





身近にがんの方がいたら あなたはどうしますか?の質問に対して
自分のできることして安心してもらいたい。笑顔でいたい。
支えてあげたい。そばについてお手伝いしたい。などなど

様々な発言は、将来の日本を明るくしてくれそうです。
Tさん、お疲れ様でした。

墨田区のがん教育を現場で行うのは、2年目です。
これからも 様々な地域で広がっていく予定です。

Ruban Rose の会員の方にも ご協力できるかたを募集中です。
ご連絡頂けますと幸いです。
よろしくお願いいたします。


季節の食についてのアドバイス

2017-02-06 | 栄養士さんのコラム

立春を過ぎ、暦の上ではもう春ですね。
梅や水仙の花が、一足早く春の雰囲気を感じさせてくれます。

とはいえ、まだまだ寒い日が続いています。
寒いとなにかとおっくうになりがちですが、
食事は3食きちんととることが大切です。

主食、主菜、副菜がそろった食事をとることを心がけていただければと思います。

今回は冬の代表的な魚、ぶりを使った料理「ぶりの照り焼き」をご紹介します。

魚料理は面倒なイメージを持たれる方もいらっしゃいますが、
ぶりは切り身で売られているので扱いが楽です。
たれにつけて焼くだけで、主菜となる1品が出来上がります。

 

『ぶりの照り焼き』

(材料)1人分
・ぶり:1切れ ・しょうゆ:小さじ1弱 ・みりん:小さじ1/2 ・大根おろし:適宜

(作り方)
➀ぶりはしょうゆとみりんを合わせた中に、30分程つける。
②魚焼きグリルかフライパンで、両面を焼いて中まで火を通す。
  (途中でつけ汁をぶりに回しかけながら焼くとよい)
③器に盛り、大根おろしを添える。

ぶりは、EPA、DHAという脂質に富んでいます。
EPA、DHAは血液中のLDLコレステロールや中性脂肪を減らし、
HDLコレステロールを上げる作用があると言われています。

まだまだ、寒い日が続きそうです。
どうど、ご自愛ください。

Ruban Rose 管理栄養士 さい