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旧正月は、大晦日(除夕)の晩に一家で食事して共に新年を迎え、年が明ければ親戚にあいさつ回りに行ったりして、とにかく大勢の人が集まります。
日本のお正月に、結構な人数が集まったときには、伝統的には百人一首やかるた、そしてトランプ、ボードゲームなどして遊びますが、台湾ではなんといっても麻雀(マージャン)です。
日本でも家によっては家族でも麻雀をする家庭もあるかもしれませんが、家族ぐるみで麻雀をするというのは結構めずらしいように思います。
しかし、台湾で麻雀は、家族や親戚同士でするのが当たり前。
やっぱり中華系の文化なんだなぁ、と思います。
麻雀は、いわば台湾在住者の必修科目とも言えるわけですが、当方は日本でも麻雀を全くやったことがない素人なので、真剣勝負の場にひとり素人が混じって、周りのペースを乱しながら、手取り足取り教えてもらうというのは現実的になかなか難しく、覚える機会はあまりありません。
でも、今回大晦日におじゃまさせていただいたお宅で、みなさまのご厚意で「初心者のための麻雀講座」を開いていただきました。
こんな機会はめったにないので、ノートを取りながら参加させていただきました。
台湾の麻雀と日本の麻雀とは、いろいろ異なる部分がありますが、一番大きな違いがこれです。
これらの牌(パイ)は「花牌(ファーパイ)」といい、日本にはないものだそうです。
梅、蘭、菊、竹、春、夏、秋、冬とあります。
これらの牌に当った場合は、前に出して別の牌を補充します。
この「花牌」は、点数計算のときに関係してくるそうです。
それから、牌山の形がちょっと違います。
日本では、間を空けた正方形のようにしますが、台湾ではこのように、ちょっと傾けて平行四辺形のようにするようです。
それから、並べるときに数えなくても、それに合わせて並べれば、数も合い、きれいに揃うという専用の定規のようなものがあります。
そして、牌の捨て方も、日本では各自別々に並べるので、誰が何を捨てたのかが一目瞭然ですが、台湾式はこのように、真ん中に一緒にしてしまいます。
しかしプロは、一人一人が何を捨てたのかを、しっかり見ていて、覚えているらしいです。
すごい!
後は、役が日本の方が圧倒的に複雑で数も多いらしいですが、両方知っている台湾の人に言わせると、「台湾式の方が単純で、どんどん上がれて楽しい」らしいです。まだまだ細かい違いがあると思いますが、なんせ素人ですし、大きなことしかまだわかりません。
麻雀には4人必要で、その人数が身内で揃うというのが、いかにも台湾的な感じがします。
日本の家族の風景が、おじいちゃんと孫が将棋を打っている、というイメージなのからすると、台湾の家族は「基本形」の数がやはり多いのだな、と、なんだかすごく象徴的なものを感じた初麻雀体験でした。(尾)
(おまけ)
先日、照明売り場でこんなものを見つけました!
花牌、麻雀用定規など初めて見ました、
「処変われば品変わる」、面白いですねぇ。
捨て牌雑ですね、日本ではきちんとそろえますが私は下手、誰が何を捨てたのか充分に見れません
もっとも最初は牌は斜めに揃えますよ、自然となります。
それと照明、卓の中央に下げて使いますよぉ、
だけど眩しいのでカジノのディーラーみたいにツバだけのサンバイザーも時々被ります。
あはは、麻雀も大陸や台湾から日本に
米国でも盛んなようです、そのうち国際麻雀大会開催や五輪の種目になったりして、ルール統一して!
日本は碁・将棋でマケソーなんですが麻雀ではどうでしょうか?
ではまた
そうですか、日本でも牌山は斜めにするんですね。
日本ではやったことがないものですから、すみません。
門外漢には、なぜ麻雀するのに眩しいほどの照明が必要なのか理解不能ですが(笑)、家庭用にその専用のライトを売っているというところがやはり台湾らしい気がします。
一般家庭に普通に麻雀専用のテーブルとかありますし。