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“音楽の妖精”、黄韻玲の新作をどうぞ!

2010年10月25日 21時00分52秒 | 芸能
ベテラン・シンガーソングライターの黄韻玲。1964年生まれで英語名はケイ・ホアンです。9月24日、14年ぶりにニューアルバムの“美好歳月(グローリーデイズ)”をリリースしました。全10曲収録されており、2曲の作詞を除いて、ほかはすべてケイ・ホアンが自ら作詞と作曲を手がけたオリジナル曲です。ケイ・ホアンは100人近くの友達にこのアルバムのタイトルとなっている“美好歳月”とは何かと聞いたそうですが、みな、それぞれ異なる見解を示したようです。“じゃ、君にとっての美好歳月とは何だ”と聞き返されたところ、彼女は答えを3つ出しました。一つは美好歳月は彼女がニュー・リリースしたオリジナル・アルバムのタイトル名であること、それから、美好歳月は過去だけでなく、今、そして未来でもあること、最後に、彼女にとっての美好歳月は彼女を含む、私たち一人一人の物語を指すことの3つです。

このアルバムでケイ・ホアンは自らプロデューサーを務めたほか、台湾の音楽界では誰もが知る大物ミュージシャン、鍾興民ともタイアップしています。二人は“市場に合わせないものの、ファン達が一生聴いても飽きない”というコンセンサスに基づいて製作に当たり、2年間かけて、ようやくこのアルバムを誕生させました。ケイ・ホアンのソロは勿論のこと、香港出身の実力派男性シンガー、陳奕迅、イーソン・チャンをはじめ、中国大陸出身で人気の高いテレビ番組の司会者、何(かけい)とか、台湾出身の男性シンガー、林俊逸、またはそのたの二人組ユニットと歌った曲も何曲か収められています。

中学校を卒業したばかりのとき、若者を対象としたフォークソング・コンテスト、金韻奨で優勝したのがきっかけで、1986年に歌手デビューを果たし、作詞と作曲のほかに編曲や楽器の演奏、バックコーラス、更にプロデュースなど、マルチな音楽的才能の持ち主ゆえ、“音楽の才女”とか“音楽の妖精”と呼ばれています。自分のアルバムのほかに、その他のシンガーのアルバムのプロデュースにも力を注ぎ、かつて一世を風靡した男性シンガー、趙伝や国民歌手として人気をさらった周華健(エミール・チョウ)、または実力派女性シンガー、辛暁(ウィニー・シン)など、大物シンガーのヒットソングの多くは彼女が提供したものです。その作品のいずれも、それぞれのシンガーに合わせて作られたものばかりですので、彼女の豊かな創作力が伺えますね。

ケイ・ホアンは歌手のほかに、シンガー・ソングライターや女優、テレビ番組の司会者、またはラジオ局のパーソナリティとしても活躍しています。自分の音楽作りについて、“私は怠け者だ。暇なときに、歌をたくさん書いておこうなんてことはしない。だから、私が書いた曲のすべては相手のために特別に作ったもの”と彼女はコメントしています。実は“みなが前向きになるように”という心がけも彼女の音楽作品における重要な要素ですので、愁いの多いこの秋の季節に、どうぞケイ・ホアンの新作からエネルギーをもらってくださいね!(00)


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