台湾の情報ならお任せ RTIブログ

台湾の情報満載!RTIのホームページでは見られない情報をご紹介。

ラブソングのゴッドファーザー、スティーブ・チョウ!

2011年05月30日 21時00分20秒 | 芸能

ベテラン男性シガー・ソングライター、周傳雄。1969年生まれで英語名はスティーブ・チョウです。ギターやピアノ、ドラムなどの楽器に長けていて、“ラブソングのゴッドファーザー”と呼ばれるほど、バラードが得意です。4月23日、スティーブ・チョウは2年ぶりの最新アルバム、“微涼的記憶(忘れかけていた記憶)”をリリースしました。バラードが中心の10曲入りのアルバムです。10曲のうち、彼が去年、新会社に移籍したとき、デジタル音楽の形で発行した“苦情歌(苦いラブソング)”も含まれています。この歌を除いて、残りの9曲はすべて新曲です。スティーブ・チョウはこのアルバムで恋で傷ついた人々の心を暖めたり、幸せに出会う前に、必ず以前の傷に向き合わなければならない。そうしてこそ、自分を癒して幸せになるチャンスを掴むことができる、ということをみなに理解してほしいと願っています。

前に出した2枚のアルバムから、スティーブ・チョウはずっと音楽の新たな可能性などを求めてきました。この2年来の音楽作りのプロセスにおいて、彼は過去の習慣や慣れたやり方をやめて、新たなインスピレーションと新たな音楽のエネルギーを探そうとしてきました。のちに、彼は売り上げや市場などに関係なく、音楽の本質に戻って、どうすれば人の生活や生活に対する感覚を音楽に取り入れられるかを考えるようになり、それがこのアルバムの主な方向となりました。
 
彼の音楽作品はラブソングが中心ですので、“絶えず恋愛しないと、ラブソングのコッドファーザーになれないのか”と聞かれたことがあります。すると、「勿論違います。私は恋愛の中で得たものを歌のネタにしたりすることができます。これはみんなと違うところです。歌を書くことは、自分が観察した細かいものを書き記すものですから、小さなテーマでも大事に扱うことですよ」とスティーブ・チョウは自分の恋愛観について、こう話しています。

歌のコンテストに出たのがきっかけで、24年前の1987年に歌手デビューしたスティーブ・チョウ。デビュー当初はアイドル歌手として活躍していて、そのときの芸名は “小剛”でした。でも、11年後の1998年から、シンガー・ソングライターとして本名の周傳雄を名乗って作品を出すようになりました。彼が手がけたテレビサウンドトラックやコマーシャルソングを数え切れないほどで、台湾のみならず、中国大陸や香港、シンガポールなどでも高い知名度を誇る人気アーティストです。

スティーブ・チョウの話では、彼は音楽作りの過程においていつも壁にぶつかっています。「作品を作っているすべてのプロセスはまるで子供を生むように、陣痛を経なければなりません。ときどき、自分がとても気に入ったアイディアをスタッフに受け入れてもらえないときがあります。そのときは傷つきますが、いい刺激になります。このプロセスで自分を調整して、壁にぶつかっても、最後まで貫いてその中から学びます」というのが、彼の音楽作りの態度だそうです。ベテランのアーティストでも音楽を作るときは常に壁にぶつかるという彼の素直さ、心打たれますね。(00)



最新の画像もっと見る

コメントを投稿