花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

~トルコキキョウ~

2009-08-28 08:13:32 | Weblog
~トルコキキョウの話題~

● 今回はトルコキキョウの話題をまとめてみました

トルコキキョウ(ユーストマ)はリンドウ科 アメリカ合衆国からメキシコ地方原産の一年草植物です。

花色には、主に、紫、ピンク、桃、白色などが中心に、近頃では鮮やかな色彩を持った品種がサカタのたね、タキイ種苗、ミヨシ種苗から販売されています。
茎高は1m前後伸び、花形、花持ちがよいので切り花として大変人気があります。

種子は非常に細かく、コーティング種子が主流になり、栽培は乾燥を好みますが土壌湿度を保つことが大切です。

鉢花栽培家にとってトルコキキョウはこのように大変人気があるのでなんとか5号(15cm)の鉢で栽培出来ないものかが大きな課題でした。

同業者の友人は切り花用の品種の中で最も茎が伸びない品種を選び、矮化剤(Bーナイン)を使って茎が伸びるのを抑えながら栽培していましたが、どうしても背が高くなり、50から70cmになってしまいました。このように背が伸び過ぎると植物と鉢のバランスが悪くなってしまい鉢物としての商品価値が下がってしまいます。

私は矮性トルコキキョウの品種を選んで栽培していましたが、この品種にはうすいピンクと白色の花色しかありません。
又、トルコキキョウで最も気をつけねばならない立ち枯れ病に弱く、これもうまく栽培することが出来ませんでした。。

今日ではこれらの問題点を改良した新しい品種が出ているようです。

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