花の栽培手帳

長年植物との出会いの中で得た栽培のポイントや、話題を書いています。

大津、京都、奈良の旅 第二日目 2 鞍馬山

2016-12-31 09:20:18 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第二日目 2~


再びケーブルカーに乗車。
数分で到着。
ケーブルカーならほんの一時で着きますが、雨の中を登っていくと大変でしょう。

由岐神社に礼拝

鞍馬寺本堂に礼拝後、雨の中、鞍馬奥の院、貴船神社に向かって山道を登って行きました。

長い段が続く山道はコンクリートや石で整備されていますが、小雨が降り続いているので足元が大変滑りやすくなっています。

杉木立が生い茂る中の道を黙々と登っていきました。

やっと峠に到着。
義経堂に礼拝。

峠を超えると、急な下り坂が続いています。


※ 写真は峠の頂上にある義経堂です

~大津、京都、奈良の旅 第二日目 1 叡山鉄道~

2016-12-30 08:04:36 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第二日目 1~


窓の外を眺めると、天気予報が言っていた通り、しとしとと雨が降っています。

ホテルを8時に出る予定なので、7時を過ぎた頃、バイキングの朝食に出かけました。

当初の計画では浜大津から京阪京津線に乗り、三条駅で乗り換え、出町柳まで行く予定でしたが、雨が降っているのでJR大津駅から山科へと向かいました。
ホテルは地下通路でJR大津駅と繋がっているので雨に濡れる気遣いはありません。

出町柳駅から叡山電鉄で鞍馬寺駅へと向かいます。
二両連結の最新車両は二人がけの椅子が窓向きに設置されているので、車窓風景を眺めやすくなっています。

家々が建ち並ぶ市街地を走り抜けて行きました。

徐々に家が少なくなり、少しずつ山が近づいて谷の奥に向かって列車は登って行きます。

貴船口駅を過ぎ、いよいよ終点の鞍馬駅に到着。

小雨が降っているので仁王門の軒先で雨合羽をつけました。


※ 写真は鞍馬寺の本堂です

~大津、京都、奈良の旅 第一日目 5~

2016-12-29 09:18:07 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第一日目 5~


音羽の滝にも沢山の人々が順番を待っているので、これではいつ回ってくるかわかりません。

三年坂を下ると、左右の店舗にはやつはしや清水焼、お茶など京都名産のおみやげが沢山並んでいます。

京都駅行きのバスを待っていますが、到着するバスはどれも満員で、いつ乗れるかわかりません。
仕方なく、京都駅に向かって歩き出しましたが、ちょうどタクシーがドアを開いて待っていたのでこれに乗車しました。

今夜の宿泊ホテルは駅のすぐそばにあり、歩き疲れたので助かります。

夕食は近くの居酒屋で乾杯。
部屋に戻り、ワインを飲みながら、よもやま話しに師走の夜がふけていきました。

※ 写真は清水寺の舞台です。

~大津、京都、奈良の旅 第一日目 4~

2016-12-28 11:06:54 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第一日目 4~


第三トンネル(850m)の出口に着きました。

インクラインに30石船が載っています。
ここからあちこちへ分岐され、太いパイプが下っています。

南禅寺山門を潜り、方丈の前から裏に回って疏水の水道を眺めました。

次は清水寺へお参りする予定です。
ここからは少し離れているので、タクシーを利用しました。

茶碗坂を上がって行きました。
この時期は観光客が少ないだろうと考えていましたが、清水寺の境内は国内外の人々で大変賑わっています。

音羽山(おとわざん)清水寺(きよみずれら)は北法華寺ともよばれ、千手観音がおまつりされています。

正面礼拝所では係員が「立ち止まらないでください」と大きな声で支持しているので、手を合わすことも出来ません。
舞台横もあっと言う間に通り過ぎてしまいました。


※ 写真は南禅寺の山門です。

大津、京都、奈良の旅~

2016-12-27 10:37:09 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第一日目 3~


そのまま、疎水に沿って進みます。

幼稚園から、子供たちの賑やかな声が聞こえてきます。
ちょうど昼時なので、疎水脇の公園のテーブルに京都駅で買った弁当を広げました。

山科はJR琵琶湖線と湖西線のターミナルに当たるので、ひっきりなしに列車が走って行きます。

食事が終わり、再び疎水に沿って歩いていると、後ろからマラソンで走ってきた中学生の男女数人に追い抜かれました。

第二トンネル(124m)の入り口が見えてきました。
坂路を上がり、街中に入ってくると、方向が判らなくなったので、植木職人に路を尋ねましたが、どうもよく判らないようです。

残念ながら第三トンネルの入り口を見ることは出来ませんでしたが、なんとなく歩いていると、予定通り三条通りに出てきました。

ひっきりなしに車が走ってくるゆるやかな上り坂の歩道を進んで行きます。
頂上を過ぎ、少し下ると、右側に向かう道路が現れてきました。

※ 画像は第三トンネルの出口です。

~大津、京都、奈良の旅 第一日目 2~

2016-12-25 09:12:58 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第一日目 2~


山裾に近づくと、第一トンネル(2,436m)が現れてきました。

長い石段を上り、三井寺の観音堂に向かいます。

長等山(ながらさん)園城寺(おんじょうじ)は一般に三井寺(みいでら)と呼ばれ、西国三十三所、第十四番札所、観音堂には十一面観音立像がおまつりされていました。

山科へ抜ける方法を僧侶にお尋ねすると、山越えと小関超えがあるようです。
少し大回りするようですが、比較的歩き易い小関峠に向かいました。

家々が建ち並んでいましたが、坂道を登って行くと、徐々に建物は見当たらなくなり、左右に杉や檜の森が広がっています。

やっと頂上に到着。小型車が一台追い抜いて行きました。

坂路を下って行くと、木を燃やしている煙の臭いが漂ってきます。どうやら産廃の処理場があるようです。

高速道路を潜り抜け、しばらく歩くと、寺の婦人に道を尋ねました。
教えていただいたように、少し進むとコンビニが現れ、そこを右にとると山科疎水の脇に出てきました。

※ 写真は三井寺の観音堂です。

~大津、京都、奈良の旅 第一日目 1~

2016-12-24 09:49:02 | Weblog
~大津、京都、奈良の旅 第一日目 1~


6時30分、始発のバスと近鉄で京都駅へ、ここでY氏と合流後、JR琵琶湖線で石山駅へ向かいます。

石山駅から京阪石山駅まで少し歩き、終点の石山寺駅で下車。
瀬田川に沿ってしばらく歩くと、石山寺の山門が見えてきました。

紫式部に由香里のある石山寺は花の寺とも呼ばれ、参道の両側や境内には桜や紅葉、ツツジなど沢山の花々が植わっています。

西国三十三所、第十三番札所、石光山(せっこうざん)石山寺(いしやまでら)には如意輪観音がおまつりされていました。

国宝の多宝塔に上がると、眼下に瀬田川を一望することが出来ます。

再び石山寺駅から京阪石山坂本線で三井寺駅に向かいます。
二両連結の短い電車はSカーブを大きくうねりながら走って行きます。

三井寺駅からしばらく歩くと琵琶湖疏水が現れてきました。
疎水には水門が設置され、深い所に川底がありますが、ブルドーザーで川をさらっているので、水は少ししか流れていません。


※ 画像は石山寺の山門です

~シクラメンの話題 9~

2016-12-23 13:58:08 | Weblog
~シクラメンの話題 9~


● シクラメンの花形
シクラメンは5枚の花弁に分かれています。
鶴の嘴のように先端部が伸びていた蕾が、4枚の花弁が上向きに反転し、一枚の花弁は下向きに開くのが一般的な咲き方です。
下向きになる花弁は茎が邪魔になって反転することが出来ません。

花色には、赤、ピンク、紫、白色など沢山の色彩があり、これらが複雑に組み合わされ覆輪など多くの品種が作り出されています。
以前には黄色の色彩がありませんでした。
最初は白色が日焼けしたようなものを黄色とよんでいましたが、今日では育種家の努力で黄色のシクラメンが出来ました。

シクラメンの原種には花茎が大きく湾曲する性質を持っています。
鮮やかな赤色の花が咲く輸入種にこのような性質が出て茎が傾いてしまうものがありましたが、今日ではこのような種類はなくなり、栽培や、管理もよくなり丈夫なシクラメンになっています。

~シクラメンの話題 8~

2016-12-10 15:29:21 | Weblog
~シクラメンの話題 8~


● シクラメンの形状
球根は茎が肥大化したもので、「ブタノマンジュウ」ともよばれています。
半楕円形の球根状になった茎の上部の塊から葉や蕾が出てきます。
葉は丸く、一枚の葉に一つの蕾がつくと言われていますが、必ずしも同数とは限りません。
茎塊から新芽や蕾が出てきます。小さな頃は葉芽か花芽か見分けがつきませんが葉芽は内向きに、花芽は外向きになっています。
肥料の効きが悪くなると、葉芽の出が少なくなってきます。


出張のため、しばらくお休みさせていただきます。

シクラメンの話題 7~

2016-12-08 09:06:35 | Weblog
~シクラメンの話題 7~


★ シクラメンの特徴
シクラメン(cyclamen)はサクラソウ科シクラメン属の球根植物です。
原産地は東地中海や中近東で、イスラエルやトルコには原種が生えているようです。

原種のシクラメンには夏季は葉がなく、秋になると葉が出て花が咲くものや、花だけが先に咲いてくる種類もあります。
植物学者の牧野富太郎は赤色のシクラメンが咲いている姿を見て「カガリビバナ」と名づけました。
一説には展示会に飾られている赤色のシクラメンを観賞していたご婦人が「まるでかがりびのようね」と話しているのを聞いて名づけられたとも言われています。
冬の季節、赤色の花が沢山咲いている姿はまさにこの命名に相応しい穏やかな温かさを感じます。