南米のウルグアイ東方共和国 モンテビデオ市の住民より

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本物? FIFA1950年W杯マラカナのボール

2012-06-01 | スポーツ

隣国ブラジル・ポルトアレグレで今月の19日、1950年FIFAワールドカップ・ブラジル大会の
決勝で〝使用されたボール〟がオークションにかけられる。入札開始価格は2万ドル。
1950年、リオのマラカナ・スタジアムで行われた決勝は、ブラジルでは「マラカナの悲劇」と
呼ばれ、今日でもウルグアイにおいても伝説の決勝戦として語り継がれている。逆に、
ウルグアイでは「マラカナッソ」(偉大なマラカナ)として知られ、2度目の
ワールドカップ優勝に輝いた。ブラジルが地元17万人のスタジアムを目の前にして
ウルグアイは勝つしか優勝の道はなかった、ブラジルは同点でも優勝。しかし、同点で
終了直前に、ウルグアイの2点目のゴールで、ブラジルは、国中葬式状態に陥った。
この敗北があってこそ、今日、ブラジルサッカー王国の原動力になったとも言われる。

さて、この決勝のボール、ウルグアイでは波紋を呼んでいる。
1950年のウルグアイ代表選手は、日本式に言えば、願掛け寺ならず願掛け教会で
ウルグアイでは有名なフロリダ県の「サンコノ教会」に、決勝のボールを寄進している。
しかしその後、その決勝ボールは80年に盗難にあい行方不明になっていた。が、そのボールを
よく知る、元代表選手フリオ・ペレスの未亡人がオークションにかけられるボールを見て
「あのボールは、教会に寄進する前に私も触ったので良く覚えているの、縫い目が
明らかに違うのあれは六角形でしょ、私が見たのは長方形なのよ・・・」とテレビの
インタビューに答えている。さて本物なら、ウルグアイサッカー協会はスポンサーに
お願いして落札し、センテナリオ・スタジアムのサッカー博物館行きになるはずが・・・
ボールにサインされている選手たちの筆跡鑑定もするのでしょうか・・当分論議を
呼びそう



さて、6月2日土曜日、対ベネズエラ戦で使用されるボールは、しっかり印刷され
わかりやすいですね

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