ミル・マスカラス…ご存知、メキシコが生んだ世界のスーパースター。その名の通り、毎試合マスクとコスチュームを代える伊達男で、”千の顔を持つ男”とか”仮面貴族”と呼ばれた。ダイビング・ボディアタックとフライング・クロスチョップは、日本のプロレスを変えた偉大なるレジェンドで現役だ。
ソリタリオ…”孤狼仮面”と称された実力者で、NWA世界ライト・ヘビー級王者としても活躍。金と黒がトレードマークで、いぶし銀のようなテクニックの持ち主。マスカラスが国際派ならば、ソリタリオは国内最大のエストレージャだった。
ウラカン・ラミレス…60年代から70年代にかけ映画、コミックスでも活躍した人気選手。得意のウラカン・ラナは、現在でも使い手が多いルチャの代表的な秘技。晩年はコミッショナーとしても活動し、多くのルチャ・ファンに愛された。
ティニエブラス…アルーシェというマスコットを連れ、颯爽とリングに登場するメキシコでは珍しい大型ファイター。60年代に銀幕のヒーローとしても活躍し、著名なルチャドールの一人だ。日本には新日本プロレスと、W★INGに来日した。