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日本 vs カタール 【アジア最終予選 - 第7戦】

2009年06月10日 | 日本代表 (岡田JAPAN)
■ 2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選
   日本(1-1)カタール
    ・前半2分 オウン・ゴール (日本)
    ・後半8分 ヤハヤ     (カタール)PK


この試合の詳細は、ブログランキングにてサポーターの方のエントリーをご覧下さい。


■ 超雑感

前回のウズベキスタン戦のレビュー2が書けてません。すいません。
さらに、毎回、生で見ながら録画しているのですが、今日も録画しているつもりでした。しかし、ハーフタイムにCM邪魔だから停止していたら、後半始まって再度録画押すの忘れていた…気づいたのは後半25分くらいだったかな?
ということで、完璧なレビューは後日書けないし、それほど内容のある試合じゃなかったかなと…

なんだろうなぁ~このチーム。

オシムの頃のように、良い悪いがはっきりしにくい。
基本、前線からのプレスがチームの生命線。
ボールを奪って、早めの攻撃。そして、時にはボールポゼッションを高めていく。

しかし、このボール・ポゼッションもジーコやオシム時代に比べると主導的なポゼッションというか、持たされている感が否めない。例えば、先日のウズベキスタン戦でも1点リードしているのにも関わらず、「前へ」という意識が変にチームに蔓延。後ろにボールを戻して、相手をじらすような形が少なかった。

◆ たまには、選手について
※ 4-2-3-1で考えてます。

GK
楢崎が怪我やコンディションを落とさない限り、1年後まで続くかな?と…あとは、バックアップ。

右SB 内田がこのまま成長して欲しい。

CB  中澤、トゥーリオがメイン。しかし、バックアッパーがいない。いないというか、あまりにもこの2人と他のメンバーとの差が大きい。せいぜいオシム時代からCB入っていた阿部。しかし、あくまでもポリバレント要員かな?と…。中澤、トゥーリオに並ぶ、次世代の代表のCBの中心になれるような選手が欲しい。

左SB とりあえず長友が軸かな?ただ、攻撃は良いが守備に難あり。
駒野でもいいけど、先日のウズベキスタン戦を見る限りジーコ時代より落ちたかな?って感じ。ただ、この二人のスタミナ系は個人的には好き。でも、その前のポジションが…

右SH 中村俊輔が主軸。怪我で長期離脱ない限りこのままチームの軸であることには変わりない。個人的には代表でのプレーよりセルティックでのプレーが好き。

左SH 軸になる選手なし。 大久保ははまらないし、今日の松井のプレーを見る限り全然ベストからほど遠い。個人的には、中村俊輔の逆サイドには、純粋なサイド・プレーヤーが必要だと思う。縦への突破力とクロスを持ち合わせている。特に、中盤でのボール回しの上手さとか関係なく、ウィンガー的な選手。

3の中央 とりあえず「憲剛システム」を今度も基本形としていくのであれば、彼が中心となる。しかし、田中達也が入るような形が再びやるのであれば、どうなるやら…

ボランチ 長谷部が次シーズンでクラブで経験をつんで自信とプレーの安定感・幅が広がれば確定。もう一人は、岡田監督がチームの心臓と言うので遠藤でいいかなと思う。
ちなみに、もう少しここのポジションにも明確なオプション性は欲しい。例えば、純粋に守備力が高い選手などがいれば安定する。
阿部も今野(SBで使われたりしているが)、どうも中途半端さは否めない。悪くはないが突出して良くもない。

FW 1年後、岡崎がこの状態からさらなる向上するか?に掛かっている。嫌な言い方をすれば、ジーコ時代の大黒みたいな感じにならないで欲しい。玉田、田中達也が続くだろうが、後者は前述の通り、「3の中央」に入るケースがあれば、いいだろうが1トップ向きではない。

その他 控えの層が意外と薄い。さらにスタメン選手との格差が大きい。
本田も今日のプレーでは駄目だし、興梠も矢野も持ち味発揮出来てない感じ。

ふと思ったけど、岡田監督はどういう基準で選手を選んでいるのだろうか?微妙に良い意味でも悪い意味でも日本人的というか…


■ 書きかけだった、ウズベキスタン戦 プレビュー2 ~守備の問題を考える~

◆ プレスの位置
アジアではほとんどの試合で主導権が握れたために守備力がクローズアップされることはなかったが、W杯本大会で世界が相手となるとそうはいかない。押し込まれて耐える時間が長くなるが、選手が急に1対1に強くなることはないから、チームとして守り方を工夫する必要がある。


 あらかじめチームとしていつどこで網を張ってボールを奪いに行くか決めてある。アジアなら簡単にボールが奪えるので高い位置に設定する。相手が強いと守る位置はどうしても深くなるが、そうするとボールを奪っても相手ゴールまで遠くなる。時間帯や状況に応じて網を張る位置を変えるのだが、基本的には高い位置でいい。そしてポジションミスやマークのズレから失点しないように徹底することだ。

 もうひとつ、DFはFWやMFと違って意外と層が薄い。センターバックは中沢と闘莉王の控えがいない。両サイドの内田と長友も守備力を考えると絶対ではない。攻守のバランスを考えれば左サイドは細貝(浦和)あたりを抜てきしても面白いのではないだろうか。(元日本代表DF、テレビ朝日解説者)

 World Soccer Plus - [堀池巧] チームとして守り方工夫を


私もこの堀池氏の考えに基本的には賛成です。
ウズベキスタン戦に限らず、前線からプレスを仕掛けてボールを奪って攻撃。
この形は、岡田JAPANだけの専売特許ではなく、こういうチームも世界中にはたくさんあると思うのです。

しかし、ウズベキスタン戦を見る限り、特に、1点先制した後に押し込まれそうになった時であっても、ボールを回して自分達のリズムを取り戻すとか、相手をじらしてスキを突くみたいな形が見えませんでした。がむしゃらにチームとしてプレスを仕掛ける。

FWがウズベキスタンのDFにプレスを仕掛けるとロングボール放り込んで来る。純粋な高さとフィジカルコンタクトに可能性を見出すウズベキスタン。それこそドイツW杯の第1戦のオーストラリア戦のようになってしまった。

仮にですよ…南アフリカW杯の第1戦で、欧州で一番にW杯の出場権を獲得したオランダに日本が先制したとする。そのまま後半突入したら、パワープレーを仕掛けてこないとも言えない。そうすると、現状のままでは…負けるね!


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7 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ゴン (CSKA352)
2009-06-12 13:58:16
このチームは岡崎次第になってきましたね。

相手を無視して考えれば決定力だけが日本の課題でした。
彼が動くことで回りも動くし優秀なラストパサーが生きるようになりました。
だから彼だけが最初からトップにいると止めやすいですね。

ウズベクなんかはロングボールの使い方とか崩し方は分かってるんだけど精度が追いつかない感じ。
日本は技術はあるんだけどその場のアイディアと連携に頼ってる感じ。
そんな気がしました。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2009-06-12 21:03:09
CSKA352さん

こんばんは。
4-2-3-1も憲剛システムも大差ないと思っていますけど、やはりFWの軸が決まって、1トップが中央で身体を張ったり、相手DFにアクションを仕掛ければ、ゴールが生まれそうな気はしますね。

この試合で、まだ後退したって感じもしますが、実際には、そんな大きな前進もしてなかったんだなぁ~って改めて思った。
モチベーション下がった?ベストメンバーじゃなかった?そんなの言い訳だと思いますね。ただ、中盤の機能しなきゃ何も出来ないってのは、日本の弱点を露呈している感じですね。
返信する
監督がいなかったから? (CSKA352)
2009-06-12 23:54:10
FWの軸候補が出てきたのは前進だとおもいます。
監督が変わるたびにコンセプトが変わるのは後退だとおもいます。

>モチベーション下がった?ベストメンバーじゃなかった?
プレスとゴールへのアクションが岡田さんの腕の見せ所だと思うのでこの言い訳も分かるし、
退場しなければオレが対応したと思ってるんじゃないでしょうか。

今は攻撃に人数掛けられれば点取れるようになったことが豪州相手でも証明できれば十分だと思います。
今後ジーコや鹿島風の耐えてつないでじらして隙を突くスタイルも出来るようになればいいわけですから。
岡田さんにできるかは知りませんが。
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コメントのお返事 (コージ)
2009-06-13 20:33:09
CSKA352さん

こんばんは。
代表チームはなかなか難しいですから
求め過ぎかな?って思うこともあるけど、
少なからず10年前と変わってない(点が取れないなど)改善されていないのは、日本サッカー全体の問題として真剣に考える必要はあると思いますね。

そう考えると、どういう戦い方とかコンセプトとか、どうでも良いような気がしてくる昨今(苦笑)
返信する
所詮娯楽ですから (CSKA352)
2009-06-14 08:43:15
私も戦術に興味があって突き詰めてみたかったところがあったんですけど、
本も読まずさらっと試合見るだけでもある程度分かってきたところがありまして。
そうなると色々語りたい事が出てくる。

でも結局のところそんなに熱心に見ても何にもならない(むしろ精神的にはよくない)わけで、代表の将来とか、どうしたら結果が出るとか
サッカーに何かを期待することに馬鹿げたものを感じています。

それでも暇でサッカーが好きなら、戦術も含めてもっと多様な見方・楽しみ方をしてそれなりの満足がえられればいいのだとおもいます。
返信する
ヒディンクジャパン (CSKA352)
2009-06-14 21:35:20
コメント乱発御免。

左のSBとSHがいないなら・・・
左は阿部・今野・細貝といった一対一に強いストッパーを配置。(堀池さん式)
FW二人に俊輔の3トップ。
ケンゴが守るときは右ボランチ。

プレスを掛けるときは右SBが上がって、ケンゴがトップ下に入る。
ロシアのSBジルコフとトップ下ズィリャーノフとFWアルシャーヴィン、
チェルシーのアシュリー・C、ランパード、マルーダの関係を、
内田とケンゴと俊輔でやればいい。オシムチックだけど。

コレなら岡ちゃんでもできると思う。如何でしょう。
返信する
コメントのお返事 (コージ)
2009-06-14 22:49:24
CSKA352さん

こんばんは。
あっ、別にCSKA352とか以前からコメントしてくれている方であったり、きちんと常識をわきまえている方でしたら、全然コメント構いませんです。気になさらないで(^^)v

>むしろ精神的にはよくない
あっ、この辺の一文は良く分かりますよ~!
私もこうして書いていたり、他の方の記事読んだりすると、そう感じることがあります。
というか、CSKA352さんもブログやって下さいよ~~(*^_^*)

私は、今も変わらず、ブログに関しては自分の記録的側面が強いので時間的都合などつけば、記録しています。

こういう表現は適切か分からないですけど、左右のサイドのバランスはこれまでもいびつだったと思うのです。でも、それはそれでチームとしてのカラーとしては良いと思うのです。

問題は、そのいびつさという違いを明確にチーム戦術(人選も含め)出せるかどうか?って所が欲しいかなって思います。

今は、左サイド、特に左のSHに関しては、「便宜上」置いているって感は否めないんですよね。
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