■ TOYOTA プレゼンツ FIFA クラブワールドカップ ジャパン 2007 |
浦和レッズ(0-1)ACミラン ・後半23分 セードルフ(ACミラン) |
■ こんなもんか・・・ |
◆ 貝を開いたら・・・
注目の一戦。
浦和は、いつもの浦和でしたね。立ち上がり少し緊張しているのかな?って感じで堅さ感じましたけど。
多少、守備的だったとは言え、2トップは相変わらず守備しないしって感じで・・・さすがにボールを奪ってから攻撃の形を作るには守勢になり過ぎて疲れたのか、クロスカウンター喰らう怖さもありなのか、ようわからんのですが、攻撃に掛ける人数やスピードが遅かった。と、まぁ面白い前半でした。前半23分など、2度ほど危険な場面もありましたけど、要はゴールされなかったのが大きい。内容が良くても2点とか取られて前半折り返しても後半を迎えるにあたり希望が持てないと思うのでね。
一般的にポイントとされるピルロ封じはそれほど徹底していないというか激しくなかったですね。長谷部あたりが行っていたし、鈴木も前に出てプレス仕掛けていた。また、カカには阿部がマンマーク気味にきちんと抑えていた。
中央無理だから、サイドへミランは展開するけど、オッドのクロスの精度はそれほど大したことないって思っているので、ミランの右SBへの展開は気にならないけど、逆のヤンクロフスキの方が怖いと思っていた。でも、ほとんど上がらなかったね。
多分、浦和の左(相馬)を警戒してミランは右からの攻撃が多かったんだと思うのですよ。つまり、ミランは右から攻撃することにより相馬の上がりを押さえ込める。
あと、ネネが予想以上よりも頑張っていた。とにかく、前半、零封出来たことによりミランとしては多少の焦りも出てくれたら、浦和としては付け入る隙が出来るんじゃないか?と思っていました。
後半も相変わらずミランペースで試合が展開されました。
後半20分頃に両チーム共に攻守の切り替えが激しくなり、浦和もチャンスがありましたが決めきれず。そうこうしているとカカがサイドを崩し中央のセードルフへ、そしてゴールを決めました。浦和は、貝のようにゴール前を封じている分には、なんとかミランの攻撃を封じていた。しかし、貝を開いたらゴールを決められた。逆に1点取ったミランは貝を閉じて1-0とイタリアのクラブチームらしく試合を終わらせました。
――中盤の動きがあまりよくなかったのでは? 浦和にはスペースを与えないために、そしてカウンターアタックをさせないために、中盤で我慢した。そして一番良い瞬間を待っていた。彼らが少し注意を怠った瞬間がチャンスだった。 ■ スポナビ:アンチェロッティ監督(ミラン) 準決勝後会見 |
◆ 攻撃力UP
この試合を見て、感じるのはやはり日本のチームの攻撃力だと思うのです。Jリーグやアジアレベルでは勝てる浦和も欧州のクラブ相手では、自分達の攻撃の形すら作れないというのが事実だと思うのです。ミランの方が格上とは言え、もう少し明確な攻撃の形を作って欲しかった。この辺は監督の問題もあるかもしれませんが、チームとして、個々の選手の意識やプレーなど、攻撃時どうするか?ってところを伸ばして行かなければこの試合の結果1-0に含まれる差を縮めることは出来ないと思うのです。
◆ 実況について
改めて、今回思ったのは、日テレのアナウンサーは、ピッチ上の事象については語ってない。いらない選手のプチ情報だけ。また、ミラン、浦和に対してニュートラルな立場だったのか?と言えば、どこかしらミラン寄りな感じもしました。
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守備に関しては、どうにか耐えることもできるということも分かりました。やっぱり攻撃が課題なんだなと。ペナルティボックスすら遠かった気がします。
浦和は、この試合で見つけたものを基準にしてこれから活動していくでしょうし、他のJクラブも負けて欲しくないですね。
あと1試合、しっかり闘って欲しいです。
今日のネネはめずらしくよかった気がします。ワシさんはこの試合が最後になってしまうのかと思うとさびしい思いがします。カカとユニフォーム交換した時につい思いました。
来年はガンバ大阪がこの大会に参加したいなあ
昨日のはいかにもアンチェらしい采配だったと思います。
ミランは過労か年寄りばかりだしFW不足なので、ミスとか不可抗力とかを最小限にしようとするとああいう「爺(ジジ)むさい」サッカーになっちゃうんでしょね。
こんなミランも3点くらい取って安全圏内に入ると、お行儀の良い猟犬の「待て」→「よし」の動きを見るように、突然足枷を外して軽々と攻撃を始めるんですがねぇ。
この枷が外れたとき各選手本来のスキルのバカ高さが垣間見られて素敵なのです。
昨日も見たかったのですが浦和も頑張りましたね。
バルサ・アーセナルを見習えや。
パオロ コスタクルタ ネスタ カフーの平均年齢3○歳のDFが見たかったすww
浦和は監督次第でもう少し何とかなったような気がしますがね。PSVのヒディングみたいに。パクチソンが軽快に突破していたのが懐かしい。
達也ならおじさんDFをぶっちぎれたと思います。。。
お疲れ様です。山田のシュート決まってたらちょい面白かったですがねぇ。
浦和に関してはいつもどおり、と言うべきか、体を張った守備をベースに耐える感じでしたね。
攻撃は、今期の課題である個人頼みが見え隠れしてしてました。
一番の問題は「ボールを持った時にどう攻めるのか」が選手達に浸透してない部分でしょう。
前半は相馬がDFラインの裏に飛び出したりする場面もあったので、こういう動きがもっとあれば…と思います。
やっぱり点差以上に実力の差がありますね…
この経験が財産になって欲しいし、それができるクラブだと信じてます。
フランス・ワールドカップのアルゼンチン戦のような感覚というか。
この巨大な差を少しでも縮めるには、こんな真剣勝負を毎年でもやらなきゃならないと思うので、来年も頑張って欲しいですね。
当然、アントラーズやガンバも。
オッドのホームランはともかくとして、両チームの中央突破の際、パス精度とトラップで明確な差が見られたのが一番の違いかなと思いました。とはいえ、プレッシャーにも適応できてましたし、これから経験していけば改善できそうな部分も多いです。
日本のポテンシャルに絶望することはないと感じました。三位決定戦はシェルミティ抑えきれないだろうけど、なんとか勝って欲しいですね。
こんばんは。
守備はある程度出来たというのは、結局は98年W杯のアルゼンチン、クロアチア戦と変わってないという見かたもあるようです。
個人的には、以前から守備はなんとかなるけど、結局攻撃が課題なのかな?と思っていました。日本代表でもそうですよね?それがクラブレベルでも顕著に現れたという印象ですね。