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イングランド、ポルトガル 『2つの好ゲーム?』

2006年06月26日 | ワールドカップ (ドイツ大会)
■ イングランド対エクアドル 決勝トーナメント1回戦


■ 内容の薄いイングランド。しかし・・・

ブラジルにも匹敵する中盤を要しながら、FW不足?という状況で、「爆発した攻撃力」が見られないイングランド。正直、ファンの方は、やきもきしているのでは?正直、試合内容には満足していないと思う。この試合もベッカムのFKだけ・・・
しかし、私は、“勝負強さ”を感じている。前回大会は、優勝したブラジルに1-2と敗れた。この試合でイングランドは、“勝負強さ”の部分でブラジルに負けたと思う。

しかし、今大会、イングランドは、グループリーグでも1敗もしていない。実は、欧州予選でも、北アイルランドに歴史的な敗退(1-0)以外、負けていない。そういう意味では、イングランドは、「結果」を出してきた。この「結果」があるからこそ、悪名高き?イングランドサポーターも黙っている?のだろう・・・細かい所を言えば、この試合でも“危ないシーン”は、あった。しかし、「結果」が付いて来ている。そういう意味では、準々決勝のポルトガル戦(デコ等が出場出来ない)もイングランドは勝つかもしれない。面白くない試合をしながらも・・・(苦笑)


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■ ポルトガル対オランダ 決勝トーナメント1回戦


■ W杯タイ記録

両チームの「華麗なテクニックと戦術のぶつかり合い」になるのでは?!と期待していたこの試合でしたが、結果的には、「身体のぶつかり合い」になりました。

 結果的には、「乱戦」となってしまいましたが、「久し振りにこういう荒い試合を観たなぁ~」というのが正直な印象です。
両チーム、イエローカード合わせて16枚は、W杯タイ記録です。退場者は、4人。10人対10人、最終的には、ピッチ上に残った選手は、それぞれ9人・・・もう、サッカーの試合ではないです。
※ 前回大会、グループリーグ、ドイツ対カメルーンがタイ記録です。あっ、そう言えば、この試合観に行ったなぁ~。乱戦だった。

前半は、やや荒いなぁ~という感じはしつつも得点が入ったりと試合が動いていたこともあり“激しい試合”という感じでした。しかし、コスティーニャ(前半46分)の退場により、マニシェ(前半23分)のゴールで前半先制していたポルトガルは、後半10人で戦うことになりました。普通に45分やっていれば、オランダは勝てたかもしれません・・・なんせ、前半34分にC・ロナウドが怪我?で交代していましたし・・・ところが、この“激しい試合”が、ただの“荒れ試合”になるとは予想していませんでした・・・

Yahoo!テキスト速報より----------------------------------------------
後半25分 オランダ
カウンターからロベンがドリブル突破、ペナルティーエリア深い位置まで切り込んでクロス。しかしポルトガルDFがクリア。リバウンドをスナイデルがダイレクトでシュート! しかしカルバーリョが体を張って防ぐ

後半27分
カルバーリョの負傷でレフェリーが試合を止め、レフェリーボールでボールを落として再開。オランダ選手がポルトガル陣内にボールを返すかと思いきや、ハイティンガがドリブルを仕掛ける。これをデコがタックルで止め、イエローカード。両陣営入り乱れて小競り合いとなる
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このハイティンガのプレーは、フェアプレーを逸しています。カルバーリョの負傷の前、ボールを保持して攻撃していたのは、ポルトガルです。普通であれば、ここで、ポルトガルにボールを返却するのが、フェアプレーです。
レフェリーボールで再開する時も大人のコクとフィーゴのやりとりで、「俺たちのボールだよな!?」みたいな話をして、コクがハイティンガに渡したのです。

しかし、それをハイティンガは、幼稚な発想でドリブルして攻撃したのです。それを目にして、ポルトガルの選手は、「おいおい~、おい、お・・・おーい!ゴルァ!!」ってことになり、デコのカミソリタックルです(笑)その後は、突き飛ばしたりと、最低な試合になりました。デコの遅延行為による、イエローカードは、ジャッジとしてはどうかと思いました。実際、FIFAの会長ブラッターおしゃべりおじいちゃんも下記のようにコメントしています。
FIFA(国際サッカー連盟)会長のジョゼフ・ブラッターにとって、ワールドカップ・決勝トーナメント1回戦のポルトガル対オランダ戦を担当したイワノフ主審の判定お気に召さなかったようだ。「審判自身もイエローカードを受けるべきだった。主審はこの試合を戦った選手たちのレベルに届いてはいなかった」とブラッターはポルトガルのテレビ局のインタビューに対して語った。
「非常に興奮する試合だったが、主審は力不足だった。また、何人かの選手はフェアプレーの精神が欠如していた」


■ 未完成のオランダ

「後半は相手が9人となったが、オランダはサッカーのやり方を忘れてしまった。ゴールを狙うあまり、早くシュートを撃つことばかりを考えていた。今のオランダは経験が不足しており、今日のような試合をものにする力がまだなかったのは明らかだ」

まさにファンバステンの言う通りです。後半0-1で負けているとはいえ、一人多いオランダ。しかし、全体的に年齢が若い選手で構成されています。当初からユーロ2008が最終目標としていましたので、ユーロに期待しています。オランダは、結局、“攻撃力”を掲げたようですが、それを支える守備と攻撃の厚みの部分では、未完成だったと言えます。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
勝負強さ (川の果て)
2006-06-27 00:59:15
ファンが一番望むのは内容が伴って勝つこと

ファンが次に望むのは内容がないけど勝つこと

ファンがあまり望まないのは内容はあるけど負けること

ファンが一番怒るのは内容がなくて負けること



勝っているうちは勝負強いでいいんですけれど、これが負けると途端に何もなくなってしまうわけですよね~。で、エリクソンは02と04で既に同じことをやっちゃっているわけですし。

スウェーデン戦でも終了間際に軽率なミスで同点にされたりと個人的にはそれほど勝負強くなっているとは言いがたい気がします。エクアドルには勝負強さを発揮できてもアルヘンやブラジル相手には通じないのではと…
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コメントのお返事 (コージ)
2006-06-27 01:07:32
川の果てさん



>イングランドをちょっと応援しているので、内容は伴っていませんね。はっきり言って内容に期待しているから、それ以上に“つまらない”って感じているのは事実です。

でも、とにかく勝って行けば、いつか内容も伴うかな?という希望的な感じです(笑)
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