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『終戦のエンペラー』は邦画に近いハリウッド映画

2013年08月11日 05時16分00秒 | 映画レビュー








終戦のエンペラーを観てきました。
この作品は太平洋戦争の戦後処理を映画化した作品。
天皇陛下に戦争の責任があったのかを調べるお話になります。



ストーリーがストーリーだけに壮絶な戦闘もないし、
淡々と物語は進んでいきます。だから元々この分野に興味がないと厳しいかも。
ただ、この映画は凄く良く出来ていて、ハリウッド映画なのだけど日本側の視点が多い。


アメリカ軍が爆撃し、廃墟と化した東京か舞台だし、
日本が戦争に突き進んでいった理由もちゃんと説明があるし、
なぜ日本だけが侵略者として東京裁判で裁かれるのか?といったことまで描かれています。


さらに日本人の価値観…本音と建前などの説明もありますが、
その辺を説明するには時間不足なので、日本人でも理解するのは難しそう。
だから、アメリカ人にしたら、日本人って意味不明だな…って程度に思われてしまいそう(笑)




久しぶりに見応えがある戦争映画だなぁと思いました。
ただ、戦前の政治・軍部や、開戦に至った経緯、戦後の東京裁判の結果など、
そういう知識を少し持っていないと、この人は誰…?結局どうなったの?ってなりそうなので注意です。


ただ、終戦の日などに是非観ていただきたい映画だと思いました。
残念な部分もありますが、静かにじっくりと映画館で観ていただいなぁと思います。

 


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