1月の診療部便り
皆様、こんにちは!
年末年始、皆様はいかがお過ごしでいらっしゃいましたか?
日々の疲れは少しでも癒されましたでしょうか?
2019年も、
スタッフ一同、皆様のお力になれるよう全力を尽くして参ります。
今回は、
患者さんからのご質問にお答えしたいと思います。
『精子の数も動きも正常よりも少ない、奇形の精子はやや多いということで、人工授精を勧められました。
そんな精子で人工授精を行った場合、生まれてくる子は体が弱かったり、奇形があったりすることはありませんか?』
人工授精を行い、生まれてくる子が弱かったり、奇形があったりすることはありません。
人工授精は「ご提出頂いた精液から、元気の良い精子を集め、子宮の中に届ける」だけの方法です。
精子が自分達の力で卵子の待つ卵管まで泳ぎ、卵子と出合い、受精が行われるのは、自然妊娠と同じです。
自然妊娠との違いは、精子が膣内から出発するか、より元気の良い精子が子宮の中から出発するか、の違いです。
そのため弱い子が生まれてくることはありません。
また、奇形の精子は受精する力がないため、生まれてくる子に影響はありません。
人工と名前がつき、とても勘違いされやすい治療ではありますが、
受精・着床・妊娠の過程はは自然妊娠と変わりはありませんのでご安心ください。
何か気になることがございましたら、
いつでもスタッフまでお声かけください。
とくおかLC診療部スタッフより