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六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2024年ルーキー回顧21 高 太一(大阪商業大4年)投手

2024-11-22 11:07:49 | 状況説明

高 太一(広島2位)投手 (大商大出身)

蔵の入団前評価:☆☆(中位指名級)

 

試合をまとめる能力はあったのですが、真っ直ぐの球威・球速が物足りなく、個人的にはピンと来るものがなかった投手です。それでも最終学年では、その辺の部分がだいぶ緩和されてきたので、最終的には ☆☆ ほどの評価はしました。詳しくは、氏名をクリックすると当時の寸評が自由に読めるので参考にしてみてください。

そんな高投手の一年目は、一軍で 1試合(2回) 0勝0敗1H 防 0.00 と、即戦力の期待には応えられず。二軍でも、14試合 2勝5敗 防 4.88 と、物足りない成績に終わります。

もう少し二軍成績を細かく観てみると、51回1/3イニングで被安打は69本(基準は投球回数の80%以下) と、遥かに投球回数を上回っています。二軍の打者相手でも、投球が非常に苦しかったことが伺われます。また、四死球は13個で、四死球率は(基準は投球回数の1/3以下) 25.3% と、自慢の制球面では安定していました。しかし、奪三振25個であり、1イニングあたり 0.49個(先発なら0.8個以上、リリーフなら0.9個以上) と少なく、決め手不足を露呈しました。こうなると、防御理が(基準は2点台以内)、4.88 であることも致し方なかったのかなと。

大学4年生の時に多少パワーアップはしていたものの、これも短期決戦などでは出力をあげられても、年間通してとなるとキャパの物足りなさが出ていたのではないかと。あるいは、変化球での決め手の無さも、余計に投球を苦しくした要因ではないのでしょうか。コントロールよく試合をまとめることはできる投手なので、その辺を改善して行ければ、一軍でも安定した活躍が期待できるかもしれません。ただし、一年目の成績を見る限り、かなり厳しい一年目だったと言わざるえませんでした。個人的には、やはりピンと来なかったところを、もう少し重視して評価すればよかったかなと反省しています。

蔵の印象:△ (来季の巻き返しに期待)

 


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