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六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2024年ルーキー回顧26 宮崎 一樹(山梨学院大4年)外野

2024-11-27 14:04:23 | 状況説明

宮崎 一樹(日ハム3位)外野手 (山梨学院大出身)

蔵の入団前評価:☆☆(中位指名級)

 

右打ちのフィジカルモンスター的な外野手で、個人的にも気になってきた選手です。しかし、生で観てみると、一定レベル以上の投手の真っ直ぐに対応しきれない部分があり、そのへんが致命的にならないか気になっていました。そんな宮崎選手の一年目は、一軍では 4試合(5打数)で、打率.200厘 とプロ入り初安打こそ記録しましたが、ほとんど戦力とはなれませんでした。その一方で 二軍では、73試合(218打数) 2本 17点 10盗(0失)打率.243厘 といった成績でした。

一・二軍合わせて・77試合で223打数 を経験できたのは合格点。大卒野手の目安である、打率2割5分には僅かに届かず。特筆すべきは、10盗塁を記録し失敗0という成功率の高さだろうか。73試合で失策2個は、外野手としては可も不可もなしといったところだろうか? 個人的には、当たった時にはびっくりするような飛距離も出せる選手だけに、5本塁打前後は打って欲しかったかなという思いはあります。

もう少し打撃成績を細かく観てみると、218打数で三振は52個。三振比率は、23.9% ということで、一軍目安である20%以下までには開きがあります。それだけ打てると思って振った球が当たらなかった。あるいは、ボールだと見逃した球がストライクだとコールされてしまったなど、レベルの差をまだまだ感じる部分があったのかもしれません。四死球は15個で、四死球率は 6.9% とやや低め。四死球率の目安は10%以上なので、根本的にボールが見えていなかった可能性もあり、私が課題とあげた、一定レベル以上の真っ直ぐの対応に課題があった可能性は捨てきれません。

四死球率の低さと三振率の高さからすると、来季劇的に数字を伸ばせて来られるかは微妙な気がします。そのため、全体的な底上げがまだ求められそうで、来季も二軍中心に、もう少し一軍での出場を増やすといった一年になるかもしれません。ことルーキーイヤーとしては、及第点ぐらいの一年目ではなかったのでしょうか。

蔵の印象:△ (真っ直ぐへの対応が気になる)

 


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