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六畳間の中心で涙を流す NEW

ルーキー選手の、プロ入り一年目を振り返る

2023年ルーキー回顧100 三浦 大輝(中京大4年)投手

2024-03-02 19:05:24 | 状況説明

三浦 大輝(西武育成3位)投手(中京大出身)

蔵の入団前評価:指名見送り

 

力んで高めに抜けてしまうこともあったが、容易には前に飛ばさせないボールの強さがあった投手です。武器にできるほどの変化球が無くリスキーな部分も多かったので (本会議級)の評価はできませんでした。そんな三浦投手の一年目は、2軍で 13試合(16回1/3) 1勝1敗0S 防 6.06 と、満足のゆく成績は残せなかったようです。

もう少し2軍成績を細かくみると、16回1/3イニングで被安打が20本と、投球回数を上回っています。いつも言うように、2軍での被安打の目安は、投球回数の80%台で一軍を意識でき、70%台以下で圧倒できるようだと一軍定着も期待できます。それだけ、2軍の打者相手でも苦しかったことが伺えます。心配された四死球も14個で、四死球率は 85.7% は高すぎます。四死球率の目安は、投球回数の1/3(33.3%)以下であり、三振が多く取れる選手でも40%以内ぐらいが許容範囲です。また、三振は13個で、1イニングあたり 0.8個 。三振が取れる決め手があると言えるのは、先発ならば 0.8個以上、しかし彼のようにリリーフで投げていた投手の場合、0.9個以上とりたいところです。そういった意味では、どのファクターも満たしておらず、防御率 6.06 だったのも致し方なかったでしょう。

ことルーキーイヤーとしては、かなり厳しい一年目だったと言わざるえません。しかし、素材型の選手だったので、これはある程度想定の範囲内かと。問題は、この経験を2年目以降に活かせるかだと思います。ここから、どんな変貌を遂げるのか期待して見守りたいところです。

蔵の印象:△ (プロの厳しさを痛感させられた)

 


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