デジタル遺品

皆さまこんにちは。

朝からの曇天。時折小雨がパラパラするお天気ですが、

それほど嫌な感じがしないのは気温が高めだからでしょうか。

皆さまがお住まいの地域のお花は何が見頃でしょう。

私の普段のお散歩道は、染井吉野が終わって八重桜の関山が超満開です。

なんじゃもんじゃの木には、綿毛のような真っ白い花が

木全体を覆うように咲いています。

チューリップもハナニラもベツレヘムの星もそしてムスカリ、

ヒメジオン、ハルジオン、タンポポ、ハナミズキ、トキワマンサク、バイカウツギ。

色々な花たちが次々と咲いて本当に賑やかな美しさです。

見に行く度に景色が変わっているような気がします。

今日の写真はお花のドームのようにこんもりと咲いた関山の花です。

鮮やかな花色とたわわに咲く姿がとても印象的です。

さて今日はデジタル遺品について思うことを少しお話しします。

私たちが日常的に使っているスマホやパソコン・タブレットなど、

使い手が逝去してしまったら、これらの品はたくさんの情報が

詰め込まれたデジタル遺品として残りますね。

私自身も身近な家族が亡くなったあとに残された

数々のデジタル遺品に閉口しました。

私の場合は、そもそもロック解除ができず

データにアクセスできなかったので、遺品は遺品のまま

活躍の場を与えられることなく終ってしまいました。

最近、遺品のパソコンにアクセスできて、そこに保存されたデータも確認できて

さらにCDに保存されていた生前のお元気なお姿を写す動画も再生できて

とても感激したできごとがありました。

亡くなられた方の声や姿が写った動画をパソコンの

大きな画面で見ることができるのは、本当に嬉しくて

心癒されることだと思いました。

でも、このようなことができたのは、亡くなられたご本人が丁寧に正確に

IDやPW、そして購入などの経緯を記してくださったからです。

そのメモがなければ、WindowsパソコンのPINコードも入力できませんし、

そうなると何をするにもスムーズに運びません。

起動するかな?と案じていたパソコンが無事に起動し

再生できたら良いなぁと思っていたCD内の動画も無事に再生できて

とても嬉しかったのと同時に、自分のパソコンについても、

不要なデータは削除し見やすくわかりやすく使わなくてはと思いましたし

息子たちに伝えることリストの中には、

諸々のアカウント情報も必要だと強く思いました。

とても素晴らしいお手本を見せていただいた気持ちになりました。

明日もお天気はぐずつく予報ですね。

低気圧が苦手な方はご体調に気をつけてお過ごし下さいね。

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