

春はいろんな色で構成されている。
色彩は人によって好みがあるけれど、この春を彩る色が嫌いと言う人は少ない。
里山を染めるこぶしと山桜、里を染めるソメイヨシノ、
今では少なくなった蒲公英、山吹、菜の花の黄色、桜に隠れるけど素敵な幸せを感じる春の色、
いつも時間に終われ、生活に終われ、人としてのゆとり、心の豊かさを失い、
心の奥深く砂漠化した都会(街)の人の心、
哀しいけど咲くのは白と黒の花。
・・・
これが事実であり現実かな、
だからせめて春ぐらい、わくわくしながら時めいて過ごしたい。
白

白
春の色
生の源も美の原点も
終わりも
この白から始まり黒で終わる
暗と闇
喜びと悲しみ
笑いと涙
白と黒が存在する世界
美しい
・・・
この色の中には醜さはなく
美と朽ちだけ
人に付きまとう人生の花
人はこの二つの色で表現して咲かせる
それは
誕生と終わり
愛の形成
心を無垢にして
合わさってひとつの心の器を作り
乾杯
返杯
朽ちないけど
壊れやすい器の花
一度咲くと花は散らない
永久の花。

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