
穏やかな表情をみせている神無月の週末、
ようやく町の落葉にも晩秋の色彩が目立つようになってきて、
ひと足先に舞った落ち葉を踏みしめて歩くのが楽しい。
散らばる木の葉の心、色彩をみているととても複雑に思うけれど、
その心中、表情は私には汲み取れない。
一枚

一枚の楓が空に掘り出され
ユラ・・落ちてくる
悲鳴・・・
そんなもの聞えはしない
いつもなら
風がホイ・・持ち上げて
優しく抱っこしながら下ろしてくれるのに
今日は風が休みだから
離れた瞬間一気に急降下
ドサ・・・
今日の一枚重いな・・・
減量していないな
まだ青いじゃ
落ちるならさあ
ちゃんと化粧してみんなにお披露目して
今日綺麗
そう言って一声かけてもらい化粧落とし
落ちておいで
受け止めるのは大変なのだから
例え小さな一枚でも。

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