


朝から六段を聞く、この曲は琴の名曲である。
この曲は不思議な謎めいた曲であり、今日の激しい雨の降り方に合わせるように聞えるのはなぜだろう・・・
クレドと六段の共通性、合致する不思議な部分。
この六段を聞きながら雨空を眺めていると胸の蟠りを覚えるのはなぜか、
哀しい想いが込み上げてくるこの衝動を抑えられないのは・・・
このクレドと六段が持っている共通性の音譜から奏でられる曲から生じているのかも知れない。
曲

涙もろくなったのかな・・・
私
心は剥がれる様に脆く
雨の一雫に誘われるように
この音色に人の哀しい性を感じるのはなぜか
老いたものに訪れる
哀しい別れがそうさせるのか、
いま
六段とクレドのハーモニーのなかに歿していく心
曲の持つ響きに惹かれるのは・・・
弱い私の心か
それとも老いか
わからずに涙が一滴となってこぼれ落ちる
縋り
信じたい
人の弱さに潜む心の脆さ
縋るように惹かれるのはなぜか
問う私の心に雨が降る。

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