ミモザの見えるアトリエ
ミモザのブーケ
色彩豊かな色を描くボナールをボナールたらしめる色といえば、それは黄色だ。
制御の難しい、ちょっとだけでも飛びぬけてしまうこの黄色を、これほど画面に据えてしまうとは。
彼のミモザの絵を知ってから、なんとしてでもミモザの咲くころの南仏を訪れてみたいと思っている。
それが簡単に叶えられないことが大きく起因して、こうしてミモザを育てるのだ。
もっとミモザで埋め尽くしたい願望もあるが、それはもうちょっと先の話。
一昨年手に入れた4種類のミモザは、強風で揺さぶられすぎ根が傷んで2種類枯れてしまった。
残りのものが今年花を咲かせられるか気がかりだ。
ボナールの家の庭にも大きなミモザの木があったのだろう、まずは背景から攻めていきミモザの絵を描けるようにしようか。
子供のころに大好きだった黄色を、少しでも自分に近づけるために。
2021年2月23日のミモザ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます