行き過ぎる暑さは人を狂わせる

暑すぎます、ホントに暑すぎます。
湿度も高すぎるから、日陰も居心地がよくありません。
今日は、日中の暑さを考慮して、休みなのに早起きで一週間ぶりの掃除に励みます。
洗濯を外に干しながら、乾きの悪さを予感しました。
できるなら、暴れ伸びるブラックベリーの枝をやんわりと誘導したいところですが、無理は禁物です。
そこは目をつぶって食料の買出しを午前中に済まそうと、”ファラリスの雄牛”と変貌した愛車のデミオを駆ってスーパーへ出かけます。
デミオにたっぷりのエネルギーを補給し、思いのほかまばらな土曜日午前中のスーパーでメモを片手に買い物を済ませ、速やかに帰途につきました。
やや走って坂を上り始めたとき、滅多に無い渋滞に遭遇します。
前方を注意深く見ていると、渋滞で停車していたと思しき車から携帯電話で話しながら歩道に向かって歩く数名の人影があります。
何かのトラブルかと考えながら、動き出した前方車に倣って徐行して進んでいくとき、停車している車を見ると、３台の絡む追突事故です。
くわばらくわばら車間距離を十分に保ちながら前進するも、一向に渋滞が解消されません。
１０分以上ものろのろと進むと、交差点ではさらに大きな事故の検分が行われていました。
私がそこを行きに通過してから１時間ほどの間に２つも事故が起こるということは、暑さのせいでみんなの注意力が低下しているのだろうと考えられます。
人事ではありません、車間距離を十分にとり気を引き締めて残りの道を運転しました。
カフカじゃないけれど、過ぎる暑さは人を狂わせます。
熱中症も怖いですが、注意力散漫や自己中心的行動はともすると人も自分の命も奪ってしまいます。
明日はさらに暑さが増すとの予報が出ています。
こんなときは、おとなしく家に退避するものよいのではないでしょうか。