rock_et_nothing

アートやねこ、本に映画に星と花たち、気の赴くままに日々書き連ねていきます。

優美なアゲハチョウ

2013-09-09 13:02:06 | 生き物たち

たぶんナガサキアゲハ 7/9/2013

近年、この当たりでもよく見られるようになった蝶、ナガサキアゲハ。
気温の上昇が、そうさせたのだろう。
広げた翅の幅は、優に10センチはあろうかという見事な蝶だった。
我が家のゼラニュームが、彼らのお気に入り。
目に眩しい鮮やかなピンクの色に引き寄せられるのか、蝶たちがフワリフワリと飛んできてはこの花に止まり、花の一つ一つ丁寧に長いストローの口を差し込んで手際よく蜜を吸っている。
今日は、キアゲハがやってきた。
一匹が花の蜜を吸っているともう一匹現れ、お互いに交差するように舞ってはまた花に戻るを繰り返していた。
ところで、蝶の数え方は一匹・二匹でよいかと思えば、実は動物学的にいって一頭・二頭を数えるらしい。

このアゲハのほかにも多くの種類のアゲハが、毎年ここにやってくる。
基本のアゲハチョウ、クロアゲハ、カラスアゲハ、モンキアゲハ、アオスジアゲハ、ミカドアゲハなどがいる。
自分としては、アオスジアゲハをカメラに収めたいのだが、この蝶はすばしこいうえに花にじっととまって蜜を吸う姿に滅多にお目にかかれないため、シャッターチャンスに恵まれないでいる。
それでもあきらめず心に留めておけば、いつかきっとアオスジアゲハの姿を写真に留めることができるだろう。

秋らしい、清々しい風が吹いている。
ツクツクボウシの蝉なども、命の炎を必死で燃え立たせ、次への命を繋ごうとしている。
穏やかな、穏やかな、初秋の一日だ。


なにかよ~お? 7/9/2013


キアゲハ 9/9/2013