大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

ちょっとの工夫でこの美味さ。

2006年11月28日 22時49分33秒 | カスタマイズ

シナ:はぁ…ダイアン、あなたはいいですわね。プレイバリューが高くて…どうせ私なんて…。今、誰か私のこと笑って?

ダイアン:シナ、流石にしつこいわよそのネタ。


???:うむ、私に良い考えがある!

シナ&ダイアン:何?今の?


ブロロロロロロロロ!

 
コンボイ司令官:トランスフォーム!

ギゴガゴゴ!


ダイアン:あなたは確か…えーっと何て言ったかしら…?
       確か大悪党とか言うシリーズの…?

シナ:違ってよダイアン?あれはバトルコンボイって言って…
    それとダイアクロンですわよ。

コンボイ司令官:だから、私はサイバトロン総司令官コンボイだ!
            まぁ、それは私の前世だからあながち間違ってもいないが。


コンボイ司令官:話を戻すが、プレイバリューを増やしたいそうだな。
           うむ、私に良い考えがある!

ダイアン:良い考えがあるってさっきから言ってるけど、一体どうするつもりよ?
       私たちは初期製品だから3ミリジョイントも少ないし…。


コンボイ司令官:はっはっは。
           これまで受け継がれてきたマトリクスの叡智の力、
           甘く見てもらっては困る。3ミリジョイントを使う
           だけがカスタマイズでは無いのだよライアン君。

ダイアン:私はダイアンよ、あのスピード狂と一緒にしないで!


コンボイ司令官:と言う訳でシナ君、そのデカいスパナを貸して貰えないか?
           明日には、それに多彩なプレイバリューを与える事を約束しよう。

シナ:あのですね、これはスパナじゃなくって槍なんですけど…一応。
    でも、これを一体どうなさるおつもりなんですの?

ダイアン:そうよ、何をするつもりかは知らないけど、
       それだけじゃ出来る事なんてたかが知れてるんじゃない?

コンボイ司令官:それは言えないな、まぁ明日まで
            楽しみに待っていてくれ二人とも。

翌日


コンボイ司令官:遅いぞアイアン君、もうシナ君に説明は済ませた所だぞ?

ダイアン:…アンタ、私の事きらいでしょ?


ダイアン:でもシナ、一体どこが変わったのよ?昨日と同じにしか見えないわよ?

シナ:それがねダイアン、
    私も驚きましたわ…確かにプレイバリューは格段に上がっていますわ。


コンボイ司令官:見せてやりたまえ、シナ君。マトリクスの叡智がもたらした奇跡を。

ダイアン:アンタどこ向いてんのよ、ってゆーかカメラ目線?

シナ:奇跡は言いすぎだと思いますけど…じゃあ見て下さいなダイアン。

 
シナ:えいっ。

ダイアン:え?え?伸びた!?

コンボイ司令官:今回のカスタマイズ、私はまず欠点を見直す事から考えたのだ。
           そのスパナ…もとい双頭槍だが、柄が短かすぎて武器としての説得力に欠ける…
           ならば柄を長くしてやれば良い。まず双頭槍を二個用意する。それを…


シナ:あの、昨日お渡したのは一個だった筈じゃありませんこと?

コンボイ司令官:あの後、トイザらスに言ってもう二個買ってきたのだ。どうせ投売りで一個300円だしな。
           デフォ状態の槍も残しておきたかったので、合計二つという訳だ。

ダイアン:やめてくれない?その言い方…なんかムカつくわ。

 
コンボイ司令官:そして、それをこの様に切り分ける。当初の予定ではこのグリップの付いた方を接着し二個一にするつもりだったのだが、
           試しに繋げてみたら長さは大して変わらなかったのだ。これでは意味が無い。

シナ:…確かに。


コンボイ司令官:そこで予定を変更し、太さがちょうど良かったのでゾイド
           BLOXのランナーの一部…この場合は赤く囲ってある
           部分を切り取り塗装、中心に穴を空け真鍮線を刺し
           接着する。勿論、槍のグリップにもそれを受ける為
           の穴を空ける必要がある。それを繋げたのが…。


シナ:今、私の持っているものですことよ。

コンボイ司令官:形状が原因で相変わらず槍と呼ぶには微妙なデザインだが、
            ザンリュウジンの様なポールウェポンと考えれば、充分な説得力があるだろう。


ダイアン:なるほどねぇ…ちょっと待って、
       槍は“切って穴を開けただけ”って事よね?

コンボイ司令官:うむ、言い方を変えれば
           “槍の持つ本来のギミックはそのまま残っている”事になるな。

シナ:そうですの、だから…。


シナ:こんな事も出来ますのよ♪

ダイアン:これツインランサーじゃない!確かに、アサシンダガーも付けられるわね…。


コンボイ司令官:そうだ、私はこれを“アサシンブロー”と名付けた。

ダイアン:でも、柄が長いだけでこんなに見栄えがするなんて…。


コンボイ司令官:私のカスタマイズは本来はここで接着し完成する筈
           だったのだが、私はふと気付いたのだ。接着せずに柄と
           槍パーツが着脱式なら、さらにそれを活用出来る筈だと…
           シナ君、見せてあげてくれ。

ダイアン:?何が言いたいのよ?

シナ:はい。ダイアン、ようするに…。


シナ:こういう事ですの。

ダイアン:ああ!両手持ちに出来るって事ね!


コンボイ司令官:これは完全に改造の副産物で、私にも予想外だった。私はこれに“アサシングラップ”と名付けた。


コンボイ司令官:以上だ。どうだね?格段にプレイバリューが増えたろう?

ダイアン:驚いたわ…ただ切って穴を開けただけでこれだけの物になるなんて。

シナ:でもコンボイさん、長槍がブローで短剣がグラップって名前、
    これってザンボット3の武器ですわよね?でしたら…。


シナ:やっぱり“アサシンカッター”って名前の剣も欲しくならなくて?

コンボイ司令官:うむ…そう来たか。


シナ:ちなみにこれはヒドウのギガサメの柄を若干削りこんだものを、槍の窪み部分に嵌め込んだだけですのよ。

コンボイ司令官:ほう、中々やるじゃないかシナ君。

ダイアン:そういえば、シナの武器って意外に剣が無かったわよね。


ダイアン:えーっと、
       槍の延長にアサシンブロー、アサシングラップに
       アサシンカッター…ちょっと手を加えただけで
       プレイバリューが四つも増えたのね。

シナ:それも、誰でも出来る簡単な改造で…
    本当、製品版がデフォでこの仕様だったら良かったのに。


ダイアン:あー、昨日はたかが知れてるなんて言って悪かったわ、ごめんなさいね。

コンボイ司令官:分かれば良いんだよジャイアン君。

ダイアン:ぶっ殺すわよ。


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2 コメント

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Unknown (いいんちょ@)
2006-11-29 18:44:20
棒一本追加しただけで格段にプレイバリューが広がりましたね。
おみごとです。

流用するランナーの棒ですが、ミリフォのメッキランナーなら
メッキ色で揃えられるのでいいかも。
Unknown (帝王ソダン)
2006-12-03 21:27:24
お褒めのお言葉、ありがとうございます。
本当、シナは製品でもこれ位はやってほしかった所です。
大した事じゃないのに…。忍者というモチーフ上派手には
しにくいって事かもしれませんが、ニンジャミクロマンだ
って充分派手だと思うのでやってもバチは当たらんかと。

実はウチのミリフォにシルバーメッキは無いので、今回は
手元にBLOXのランナーを…本当はガンダムマーカーのメッキ
シルバーとか使いたかったんですけどねぇ。

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