大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

猛毒暴魔 Bパート

2012年04月26日 08時39分05秒 | 武装神姫
Aパート



マーティ:で、今度は一体どんな神姫が来るんだい?最近は次から次へと来るんだねぇ…ウチのダンナもやる事が極端すぎやしないかい?

ヨハンナ:マー姐、それ前に私も父さんに言ったんだけど、結局変わらなかったよ。だからそんなこと考えるのは、無意味で愚かな行為だよ。

ナーサティア:…私も最近来た新人なんだけど…。


ヨハンナ:父さんが言ってたけど、次はグラフィオスタイプなんだって。立ち位置で言うと、ヘレンの相棒だね。

マーティ:ああ、ウェスペリオータイプと合体出来るあれだね?
あとアタシは気になるんだけど…あの胸は流石に大きすぎるんじゃないのかい?

ナーサティア:え?もしかして嫉妬?


マーティ:このスカポンターン!誰が新入りに嫉妬なんかするもんかい!

ナーサティア:じょ、冗談だってばマー姐!もうちょっとジョークが通じる神姫(ヒト)だと思ったのに…。

ヨハンナ:でもマー姐、その相方はあんまり楽しみじゃないみたいだよ?


マーティ:あんたも!いつまでも音楽ばっかり聞いてるんじゃないよ!このスカポンターン!

ヘレン:あ!ちょっと何すんの!?


ヘッドホン:-孤独の雨に打たれても 瞳は明日を見てるのさ バーッとバイオ クラッシュアタック!五つの力重なれば-

ヨハンナ:あ、バイオマンだ。

ヘレン:お!あんた知ってるんだね!うんうん、漸く音楽の趣味の合う神姫(ヒト)に巡り合えたよ~♪


ヨハンナ:何でもない、今の何でもなななななな…!

ヘレン:もー、隠さなくたって良いんだよ~♪あんたはなんとなく同じ匂いがしてたし、それに音楽に国境は無いって言う
だろ?良い音楽は誰が聞いても良いもんだよ~~~♪やっぱり歌は擬音が入ってる方が燃えるよね~~♪胸の奥から
熱い物がドバーッと湧き出してくる感じ、たまんないよね~~~♪しかも宮内タカユキって、デビュー曲がこれなのに凄い
よねこの熱いボーカル!宮内さんじゃないけど、“鋼鉄ジーグ”とかもイカスよね~~~♪


ヘレン:ささ、あっちに行ってアタシの名曲ベストセレクション一緒に聞こう!最初から最後まで、ノンストップでババーッと!
熱い旋律の奏でる夢と勇気のワンダーランドへ、ズババババーッとご招待~~~♪

ヨハンナ:た…助け~~~~~~~…。

マーティ:ちょいとお待ちよ、いいのかい?これからあんたの相方のお披露目やるのに?


ヘレン:え?マジ?そうなの???

ナーサティア:聞いてなかったの?まぁ、音楽聞いてたから当たり前よね…。

マーティ:やれやれ、こいつはこいつでまた困った神姫(ヤツ)だねぇ。


おーい、みんなー。こちらの準備は整ったから、そろそろ始めるよー。

ヘレン:あ、ホントだ。

ナーサティア:ほら、ヨハンナしっかりして。始まるんだって。

ヨハンナ:う~~~~~ん…。
だ、大丈夫、なんとか落ち着いたから…。でも出来ればあまり揺らさないで…うぇっぷ…。


グラフィオス:聞くが良い~。私こそ邪悪なりし神姫、その名も“ディオーリア”~!
名前の由来はダイオウサソリ、そしてリングネームは“猛毒暴魔” ~。我が偉大なる大魔法の前に平伏すが良い~!

マーティ:…変なヤツは今まで見慣れてきたつもりだったけど、今回はそれに輪をかけて変なヤツだねぇ…。

ヨハンナ:えーっと…ダイオウサソリってサソリの中じゃかなり大きい種類だったよね…?

ナーサティア:それを捩ってディオーリア、纏まりの良い捩り方ね。

ヘレン:アタシはそれよりもさ、偉大なる大魔法ってとこが引っかかるよ。何それ???まぁ、確かにあのボディペイントは
呪術師とかシャーマンとか、あっち系っぽいけどさ。モニカの奴が喜びそう。


うむ。流石に大世帯になってきたから、今回はかなり捻りを加えてみた。…と言うか、モチーフになったキャラクター
ほぼそのままと言うか…。

ディオーリア:何を言っておる、私は私であろうに。
まぁ、あのお方は私としても尊敬しておるからな、特別不満は無いがな。は~っはっはっは~!

ヘレン:あのお方って誰さ?もしかして、さっきの魔法何とかってトコと関係が有るの?


ディオーリア:もちろんだ。私の性格設定は、私が敬愛する偉大なる悪の大魔法使い“ヤミノリウス3世”が元になって
いるそうだ。あの方はとても素晴らしい、私もあの方の様に、誰からも愛される悪の魔法使いになりたいものだ…。

ナーサティア:悪の魔法使いが愛されちゃダメでしょ…。

ヨハンナ:ヤミノリウス3世って…“元気爆発ガンバルガー”に出てきたアレだよね。


マーティ:ちょいとヨハンナ、なんだいその元気ナントカって???

ヨハンナ:昔のロボットアニメだよ。1992年に放送されて、そのヤミノリウス3世って言うのがその悪役。シリーズで唯一
1年間1人で頑張ってて、それでいて本編じゃ1番人気が有って…何でもない、今の何でもないから。忘れて。

ナーサティア:またこの子は…。自分から言ってるんだから、いくら隠そうとしても無理なのに…。
“火の無い所に煙は立たない”ってね。


さて、私はちょっと出かけてくるから、この子と仲良くしてやってくれ。手紙を出しに行くだけだから、すぐに帰ってくる。

ディオーリア:うむ、行ってくるが良い。だが、くれぐれも道草や無駄遣いはせんようにな。暗くなる前に帰ってくるのだぞ。
その様な事を言って帰りが遅かったら、皆が心配するからな。

マーティ:今日は…特にお使い頼むものは無いねぇ。


ヘレン:じゃ、あんたが魔法使いってのは、あくまで設定止まりなんだ。

ナーサティア:そりゃそうでしょ、魔法なんて所詮は空想の産物よ。“兎の角”ってね。

マーティ:いやいや、きっと手品とかそういうものじゃないのかい?

ディオーリア:失敬な。私は名ばかりの魔法使いでは無いわ。あの方にはまだまだ遠く及ばぬが、
このディオーリア魔法の一つや二つ…。


ヨハンナ:え?もしかして本気でそう思い込んでるの?流石にそれはちょっと…。

ヘレン:まーまー、ここはアタシに任せてよ。ねぇディオーリア。そこまで言うなら、いっちょその魔法をババーッと見せて
くれない?あんたはアタシの相棒なんだから、あんたの事を色々と知っておきたいのさ。


ディオーリア:ほう?貴様、なかなか分かっているではないか。
良かろう、では我が偉大なる大魔法、とくと見せてくれようぞ~!おお、ちょうどあそこにハエが飛んでおるな。

マーティ:ちょいとあんた、あんまり変な事を焚き付けるんじゃないよ。ああいうのは何をしでかすか分からないよ?

ナーサティア:そうよ!さっきも言ったけど、魔法なんて本当にある筈が無いじゃないの!私たち神姫がフィギュアロボ
って事、忘れてるんじゃないの!?



ヘレン:違う違う、分かってないなー。
アタシだってホントに信じてるわけじゃないよ、これから何をするのか興味が有るんだよ♪マー姐の言う通り、十中八九
手品かなんかだろうけどさ。それはそれで面白いじゃん。

ディオーリア:そこの外野!五月蠅いぞ!


ディオーリア:ゾイワコノイワコマカイヤゾイワコ…。

ヨハンナ:あ、なんか呪文唱えてる。この呪文ヤミノリウスの…何でもない、今の何でもないから。忘れて。


ディオーリア:波動拳!

マーティ、ヨハンナ、ナーサティア、ヘレン:えええええええええええええええええええええええええええ!?


ディオーリア:見たか~!我が偉大なる大魔法の力を~!は~っはっはっは~!


マーティ:な…あたしゃ一体何を見たんだい…???

ヘレン:ズバーッと何か出たけど…あれ魔法じゃないじゃん!波動拳って…いやまさかそんな!?

ナーサティア:非科学的!非科学的!非科学的!そ、そうよ!今のはきっと視覚センサーのエラーなのよ!この目が!この目がぁ!

ヨハンナ:まさか本当に魔法じゃないよね…?いったいどうやって出したのそれ…?


ディオーリア:なんだ、折角見せてやったと言うのに信じんと言うのか?良かろう、特別サービスで今度は違う魔法を
見せてやろう~。ああ、今度のはちょっと危ないからな、離れておれ。火傷でもしたら大変だ。


ディオーリア:ゾイワコノイワコマカイヤゾイワコ…ハズラムサライア~~~。

ヘレン:違う魔法って…それに火傷???波動拳の次で火傷…って事はまさか!?


ディオーリア:ヨガァフレイム!

マーティ、ヨハンナ、ナーサティア、ヘレン:えええええええええええええええええええええええええええ!?


ヘレン:ファイアー昇竜拳かと思ったらそれなの!?あんなの…あんなのって有り!?ねぇ有りなのマー姐!?なんとか言ってよ!?

マーティ:そりゃアタシの方が聞きたいよ…。それとアンタ、気にするのってそこなのかい???

ヨハンナ:有りえない、神姫にあんな事が出来るなんて有りえない…。

ナーサティア:非科学的よ…あんなの非科学的よ…!?目がぁ…!目がぁぁああああ…!!!


ディオーリア:ふむ、我が偉大なる大魔法の力、とくと理解したようだな。は~っはっはっは~!

ただいま~。お?なんだか盛り上がってるみたいだな。


マーティ:ダンナ!ちょいとダンナ!一体何なんだいこいつは!

ヘレン:ディオーリアの魔法だよ!あれ一体どうやってるのさ!? 波動拳とかヨガフレイムとか、魔法じゃないけどなんかやって
たよ!ホントの魔法みたいにズバーッと!大体、なんで昇竜拳ガン無視してヨガフレイムなのさ!?順番おかしくない!?


魔法だって?あれは設定だけで実際に魔法が使える訳じゃないぞ?そんなの当たり前じゃないか。

ナーサティア:非科学的なのは分かってるわよ!“西から日が出る”ってね!でも何か出してた!“事実は小説より奇なり”ってね!

ヘレン:ティルトカシューナたちみたいに、変な改造とかしたの!?でも、あんなこと改造なんかじゃ絶対無理だよ!?
魔法じゃ無ければ一体なんなの!?


ディオーリア:魔法など使える訳が無かろう。非科学的な。夢でも見たのでは無いか?

マーティ、ヨハンナ、ナーサティア、ヘレン:えええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


と言う訳で、我が家のグラフィオスはこんな子です。バトルロンドは終了してしまいましたが、皆さんの記憶にこの子の事があると私は嬉しいです。

ディオーリア:だがまぁ、穏やかな日々も私は好きだぞ。我が偉大なる大魔法が意味を成さないのは少し残念ではあるが…な。
バトルマスターズMk-2、出たかったなぁ…。

ヘレン:ま、まぁ…百歩譲ってここはこいつに合わせておこうかな…。
一応アタシの相棒だし、細かいこと気にするのはアタシの性に合わないし!…いや、気にならないと言ったら嘘になるけどさ…。

マーティ:じゃあ何かい?あいつがあんなこと出来るのって、ダンナも知らないって事なのかい???

ヨハンナ:だったらどうしてあんな事が出来るのか、新しい謎が生まれちゃうよ…。ねぇ、そうだよねナーサティア?

ナーサティア:神姫が幻覚なんて見る訳が無いし、それにみんなが見てるし…でも非科学的だし…。
ああでも、やっぱり受け入れるしかないの???納得行かないわ…。せめてどうしてあんなことが出来るか、その答えだけでも知りたい…。


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