大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

惑星(ほし)をも穿つ青い風 Bパート

2012年04月16日 09時58分51秒 | 武装神姫
Aパート


シェルン:ねぇみんな、聞いた?今日のお披露目は、なんと私の相棒なんだよ~♪これでカブトクワガタのゴールデンコンビが実現するよ♪

メアリー:と言うと…新入りさんはエスパディアタイプなんだね?久しぶりだね、父さんが先にネタばらししておくなんて。

ヴェルベデール:ランサメントとエスパディア、これで合体出来るようになるのよね。カブトクワガタで思い出したけど、なんでもそれに合わせて
バッタ型神姫が開発中って噂よ?嘘だけど。

エイミー:ねぇ、それってタ○ムボカンだよね…?


ヴェルベデール:エスパディアって、確かデフォ設定だとクールで大人しい性格だったよね?シェルンみたいな神姫(ヒト)
と合うのかな?まぁ父さんの事だから、また何か仕込んでそうだけど…。

エイミー:一概には言えないけど、
性格的な相性って正反対位の方が合うって言うよね。相手に無い物を埋め合うって言うか…。

シェルン:何とかなるよ何とか!それに、私の相棒なんだから、クールでかっこいい神姫じゃないと合わないよ☆

メアリー:だね、確かにエスパディアタイプってクールでかっこいいイメージだもんね。ま、かっこよさでは私と良い勝負に
なるかもねー♪


ヴェルベデール:かっこよさって…?アンタのお披露目の時、無駄に派手な登場してきてその直後にコケてたわよね…?
しかも、自分の足に引っかかって。

シェルン:あはははははははッ!ちょっと何それ~~~♪私だったら赤面逃亡しちゃうよ~☆

メアリー:だ、だから~~、あれはあの時も言ったように、皆を和ませる為にわざとやったんだってば~~~。

エイミー:ホント、メアリーって言い訳が下手だよね。


さて、みんな集まってるか?そろそろはじめようと思うんだけど…いいかな?

シェルン:あー!遅いよ父さん!もう待ちくたびれちゃったよ~。洗濯機を回すなんて後でもいいじゃん!

エイミー:ああ、シェルンはまだ知らないんだね。ウチの洗濯機はちょっと型が古くてね、それにここ最近は洗濯物が溜ま
ってるから、今回はさらに時間がかかりそうなんだよ。今の内に回しておいて、その開いた時間を使ってお披露目をやる
のはむしろ効率的だよ。

ヴェルベデール:そうそう、父さん結構ずぼらな所も有るから…。前なんか溜まった洗濯物を一度に入れ過ぎて、地震
でも無いのに洗濯機が遠心力で躍ったことも有ったのよ~?あ、これ嘘の様でホントの話。

メアリー:マジ!?…見たかったなーそれ。


ほらほら、皆の知りたいことは洗濯機の事じゃないんだろ?
それじゃ待望の新人神姫、エスパディアタイプの“シャーリー”だ!出ておいで!

シェルン:本当、待ちくたびれちゃったよ…。もう父さんったら、先にネタバレしておきながら今まで焦らすなんて、人が
悪すぎるよ…。私が一番楽しみにしてるってこと分かってて、わざと意地悪してたんじゃないの…?全くブツブツ…。

エイミー:ほらほら、いつまでも愚痴ってないで笑顔で出迎えてあげなよ。念願の相棒なんだからさ、シェルン?


ヴェルベデール:父さんったら、上手い誤魔化し方するわねー。いい?誤魔化すってああやるのよ?

メアリー:だから違うってば!


エスパディア:…初めまして。ダディの言った通り、私はエスパディアタイプの“シャーリー”。
リングネームは“惑星(ほし)をも穿つ青い風”。よろしく頼む。

そして名前の由来は、シェルンと同じくトランスフォーマーに登場したクワガタロボット“シャープネル”の捩りだ。
シャーしか無いけど、中々のものだろう?

シェルン:ん~、なんか私の名前より自然な感じだね。なんだか羨ましいなー、父さん、私の名前ももうちょっと考えて
欲しかったな。もっとこう、かっこよくて綺麗で逞しくてそれでいて可愛げがあって…。

メアリー:やめなって!あんたの独り言は長いんだから!


シェルン:おっと、そうだったね☆はぁ~い♪私、ランサメントタイプのシェルンだよ☆今日から君のパートナー、仲良くやろうね♪

ヴェルベデール:あれ?なんだかイメージ通り…父さんにしては、珍しくなにも仕込んでないのかな?

エイミー:いや、まだ判断を下すのは早いよ。みんな何かしら性格設定されてるからね、我が家の神姫(ヒト)たちは。

メアリー:…あ!そう言えば父さんの事“ダディ”って呼んでた!そんな呼び方する神姫(ヒト)、他にいなかったよね?
きっとこれが今回の仕込だよ!


シャーリー:そうか、お前が私のパートナーか。ダディから聞いたが、お前も入ったばかりだそうだな?お互い頑張ろう。

シェルン:うん!その意気だよ!私たち、きっといいコンビになれるよ!

エイミー:よく観察してみると、口調もなんだか男っぽいね。


シェルン:ね、ねシャーリー。手をこうやって。

シャーリー:ん?こうか?


シェルン:そーれ!ハイタッチ!へへ、一度やってみたかったんだーこれ。

シャーリー:ハイタッチ…?これは一体なんだ?


エイミー:ハイタッチっていうのはね、
勝利を祝う時にやるものだよ。でも、勝利に限らずお祝いに使われる事も有るみたいだね。

シェルン:エイミーの言う通り☆お互いパートナーが出来た事のお祝いだよ☆

ヴェルベデール:実はそのハイタッチってね、雪男とかビッグフットとか呼ばれてるサスカッチが始めたんだって~嘘だけど。

メアリー:ぷっ♪何それ下らな~い♪またあんた、そんなバカバカしい出鱈目を☆


シャーリー:ほう、そうなのか。彼らにも独特の文化が有るのだな。

ヴェルベデール:………え″?

シェルン:ちょっと…今、何て言ったの…?


シャーリー:だから、ハイタッチとはサスカッチが作った文化なのだろう?

シェルン:い、いやね…?だからね…?ほらヴェルベデールも何とか言いなよ!

ヴェルベデール:あ、あのね?今のは軽いジョークなんだけど…まさか信じてなんか無いわよね…?


シャーリー:なんだ?違ったのか?ジョークだったのか?

エイミー:あー…まぁ新人さんだし…ね。良い機会だから教えてあげるよ。
このヴェルベデールはね、こんな風に分かりやすい嘘でいつもみんなを笑わせてる子なんだよ。

メアリー:こいつのネタを信じる神姫(ヒト)って初めて見たよ…。

ヴェルベデール:そ、そんな目で見ないでよ…私が一番ビックリしてるんだから。


シェルン:そ、そだね!まだ来たばかりなんだし、右も左も分からないんだから仕方が無いよね!
そうでも思わなきゃやってらんないよ!

エイミー:シェルンシェルン!本音!本音が出てる!

ヴェルベデール:と~う~さ~ん~?何考えてこんな性格設定にしたのよ~?さっきから黙ってないで何とか言ってよ~。

そりゃ、面白いからに決まってるだろう。流石に人数が増えてきたから、被らない様に個性付けは必要だからね。


シェルン:それに、一緒に戦ってればその内にお互いの事も分かってくるだろうし、きっと背中を預けられるくらいの
良いパートナーになれる筈だよ!そうだよ、そうに決まってるよ!ここは長い目で長い目で!はっはっはっは!

メアリー:なんかこいつ、さっきから“必死に自分に言い聞かせてる”って感じしない?

ヴェルベデール:ま、分かるけどね…。これだけ隠し事が出来ないんじゃ、ウェンディが気に入るわけね…。


シャーリー:ああ、それは駄目だ。多分、私はお前の足を引っ張ってしまう事になりそうだ。

シェルン:え~~~~~!?何で!?

ヴェルベデール:そこ、私もすごーく興味あるなー。教えてよ~。


シャーリー:それはだな、私は人間で言う所の虚弱体質だからだ。つまり、生まれつき私の体はボロボロだ。
だから、あまり私を戦わせるな。

シェルン:ちょっとちょっと!何それ~~~~~~!?せっかくヘラクレス合体が出来ると思ったのに~~~~!!!

エイミー:そうなのファーザー?エイミーにはそんな風には見えないけど。

それが、どうもこの子はそう思い込んでいるみたいなんだ…。何故なのか原因は全く分からないんだが…。


メアリー:なんだ、頭も弱けりゃ体も弱い、クールに見えて随分とヘタレなんだね。見かけ倒しも良いトコだよ。

エイミー:いやいや、キミも相当なもんだよ?

シャーリー:…神姫(ヒト)をおちょくってるとブッ飛ばすぞ!

シェルン:シャーリー!抑えて抑えて!クールそうに見えるけど、怒る時は怒るんだねシャーリー。


と言う訳で、我が家のエスパディアはこんな子です。バトルロンドは終了してしまいましたが、皆さんの記憶にこの子の事があると私は嬉しいです。

シャーリー:バトルロンド自体は既に終了している…時間が戻せたら良いんだがな。

シェルン:せっかく出来た相棒がこんな奴…?散々焦らされるわ父さんは変な仕込みするわ、なんか私って扱いが酷くない?もしかして父さんに嫌われてる?でも
仕方が無いか、リセットするのも可愛そうだし、なんとか私がこの子をまともな神姫に育ててあげないと…あげないとぉぉぉぉぉッッッ!!!

ヴェルベデール:こりゃまた、エラい新人が来たものね…これからは迂闊にギャグも言えないわ。

メアリー:私はそんなに嫌じゃないけど?だって、私の引き立て役になってくれそうだし♪

エイミー:コマンダーからはシェルンを仲間に引き抜けるか観察しろって言われてるけど…シャーリーの方はどうかなぁ?エイミーは遠慮したいけど。


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