大きな世界の小さな部屋

まぁ色々とヲタ趣味に関した話題をうんたらかんたらと…あと動物ネタなんかも。

帰ってきたヘケヘケ? ⑮ Aパート

2011年04月07日 08時55分12秒 | TFユナイテッド

今回ご紹介するのは、TFユナイテッド最終弾より「ディセプティコン特殊破壊兵ランブル&フレンジー」より“ランブル”。
普通だったらフレンジーから先にご紹介する所ですが、製品名がご覧の通りなのでランブルから。相方のフレンジーが
有名キャラで、それに便乗する形で知名度の高いキャラではありますが、フレンジー共々これまであまりリメイクされる
機会が少なかったランブル(ただし、名前だけはちょくちょく使われてました)ですが、今回ようやくスカウトクラスで、そ
してフレンジーとセットで製品化。頭部と胸部と脛部分は初代に似せたデザインになっていますが、それ以外はあんま
り共通点が無いので残念な感じ。個人的に気になっているのが低い肩と細長い脚と爪先で、ここはアニメ設定だと普通
の四角い形状だったのに、こちらは指の様になっていてなんかキモいです。あと、背中の武器に初代準拠で翼を付けて
欲しかった。


ご尊顔拝見…こちらは文句なし。

アニメ設定では、途中参加したカセットロンの一人でフレンジーと同型。しかし登場してから殆どフレンジーとコンビで
行動しており、単独行動した記憶がさっぱり思い当たりません。しかもフレンジーと性格に大差は無いしで、はっきり
言って背景キャラ。ただ、第23話“ネガベイターを奪え!”では司令官に単身タックルをお見舞いしたりと、どうやら命
知らずで無鉄砲キャラみたいです。

それと最近知ったのですが、海外市場ではこの赤い方がフレンジーで、初代TFファンにはお馴染みの青い方がランブルなんだとか。ええ?聞いた話によると、初代アニメを作る際にいつもの作画ミスで、最初からいる人型カセットロンは赤い方になる筈が青い方にされてしまった、でもシナリオではフレンジーとなっているので、日本では青い方がフレンジーと言うイメージが定着してしまったと。ホントかねコレ???そう言えば、私が所有しているDVDボックスのキャラ設定文でも、その内容がランブルとフレンジーが入れ替わっているとしか思えませんでしたし、海外市場で展開された“オルタネイターズ”でも、製品化されたのは赤い方が先で青い方は製品化されてません。

でもおかしな所もあって、上記のアニメの話ですが作画で青い方になっていたとしても、それに合わせてシナリオで表記されている名称をフレンジーからランブルに変更すればいいんだし、それにオルタネイターズでも赤いのに製品名は“ランブル”のままでしたし、上記の件があったにしては色々と解せない点が多いんですよ。そこで私なりに推測して見たのですが、恐らく海外では赤いフレンジーと青いランブルと言うのは初期設定だけの話で、アメリカでも作画ミスとシナリオの食い違ったままで放送され、本来は間違っている青いフレンジーと赤いランブル、それがそのまま定着したんじゃないでしょうか?それに、ムービーTFに登場した小型ディセプティコン兵士だって、名称がランブルになってなきゃおかしい訳ですし。


可動はユナイテッド枠にしては少々厳し目で、首ボールジョイント、脇、上腕ロール軸、肘二重関節、腹部が前方向
のみ稼働で回転不可(腹筋運動だけが出来ると思って下さい)、股関節ボールジョイント、膝ボールジョイント、足首
が前方のみ可動です。スカウトクラスならこんなもんでしょうか?


肩からぶら下がっているこのパーツが背中の武器に干渉し、脇を開こうにもあんまり開きません。
もし冒頭に触れた“翼”があったら、もっと干渉して動かなかったでしょうね…前言撤回。


股関節の可動にちょっとクセがあって、太股の後ろにビークルモード用パーツが
あって、太股を後ろに動かすとそれに干渉し、右画像の位置で止まってしまい
それ以上動きません。


しかし、上記の通り腹部が前方向にのみ可動するので、腰部分を前に出して少し逃が
してやれば、出来た隙間の分は太股が動くようになります。


左が腰を曲げ可動範囲を広げたた状態、右がデフォです。少々胸を張っている様に見えますが、姿勢をもうちょっと調整してやれば
違和感は無くなります。現に腰の部分だけ見ても、そんなに違和感無いでしょ?


武器は背部のスラスターキャノン、アニメ設定に比べて随分と細長いです。分かっちゃいるけど、やっぱり翼…。


ボールジョイント+Cジョイントで接続されているので、前に倒して砲撃姿勢にもなります。これは初代では出来なかった
事なので、この部分は加点要素。


初代では外して手に持って使用していましたが、こちらでもそれは可能です。接続はCジョイントを使ってますが、
武器に関しては色々と融通が効いて良い感じです。


そしてランブル最大のギミックがコレ。肩からぶら下がったこのキャタピラ状パーツ、これと腕を変形させていきます。手首を90度
上に曲げ、くの字に折れ曲がっていたキャタピラ状パーツと両腕を上に上げて行き…。


そのまま持ち上げて行きジョイントで接続し真っ直ぐになるようにして、肘も90度曲げます。


この形になったら、赤いブロック状パーツを真下に向ける様に肩を回転させます。


背中のスラスターキャノンをこの部分に付け替えます。
デフォ時にはこの部分は下腕部に当たりますが、この状態になると両肩になりますね。そして完成したのが…?


このハンマーアームモード!ハンマーアームと言えば初代アニメでランブル&フレンジーの使っていた、両腕を巨大なピストン
に変形させ足元を打突し、地震や地割れを引き起こす能力です。これはもちろんアニメ設定だけの話で、当時販売されていた
玩具では不可能なギミックでした。が、あれから20年以上経過し、漸く変形でそれを再現したアイテムが誕生したのです。
余談ですが、先のオルタネイターズ版ランブルにもハンマーアームギミックはありましたが、あれはハンマーアームオンリーで
通常の腕には出来ない、なんとも中途半端なものでした。


側面の銀色のパネルがスイッチになっており、これを押すとスプリングでハンマーが射出されます。しかしこのスイッチの精度
が悪く暴発しやすい、そして伸びる長さが短いのが不満。せめてこの倍の長さは欲しかった。


ハンマーアタックを再現。が、上記の通り足が長過ぎる上にハンマーが短いので、やってみても微妙に決まりません。惜しい…。


ビークルモードは対空戦車っぽい戦車に。パーセプター同様、やはりと言うか何と言うかカセットテープからモチーフ変更。
これはこれでかっちり纏まった形になっているので、私は好きですよ?砲塔中央の赤い丸がモノアイっぽく見えて、なんと
なくビーストマシーンズのヴィーコンズを思わせます。


ランブルの胸部が変形モチーフであるカセットテープのディテールなのは知っての通りですが、ビークルモードでは機体
後部に配置。戦車にこのディテールは特に意味は無いのですが、ロボットモードには無いと困る。


戦車お約束のギミックと言えば砲塔回転&砲身可動ですが、ランブルの場合は中央の恐らく対人用機銃と思われる
部分も独立可動します。ただ、ほんのちょっと動くだけ。


変形シークエンス。前部中央のジョイントを外し、ヒンジに沿って展開します。
そして、左右のキャタピラその物を斜め後ろに引っ張り出します。


続いて後方から、中央のジョイントを外し上下に分け、下の方のパーツを
左右に分割します。


その状態でひっくり返し、中央部の底のパーツを90度上に持ち上げます。


そのままヒンジに沿って90度倒し、限界まで移動したら先端を変形させ爪先を形成します。


足が出来たので直立させてみましょう…なにこのスペースランナウェイな伝説巨神。もしくはマイクロン伝説版メガトロンさま?


下向きになっているスラスターキャノンを上に180度回転させます。


キャタピラ部を変形させて両腕にします。
この辺りはハンマーアームへの変形シークエンスとほとんど同じです。


最後に頭部の背後に移動していたパネルを前方に倒し、胸部を形成して変形完了です。
こうしてみると、ムービーTFAAカテゴリーのヘイルストームの変形と良く似ていますね。

総評としては…そちらは相方のフレンジーのレビューを終えてからにします。次回に続く。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿