先日、長澤まさみちゃんとリリー・フランキーさんの「クレイジーハニー」を観て来ました。
お芝居観るの久々だなぁ…。
なんか最近、チケット取らなきゃ! って思う舞台があんまりなくって…。
さて、パルコ劇場の最前から見た長澤まさみちゃん、めっちゃ可愛いかった…。
でも、そんなかわいさとは反対に芝居の内容はかなりエッジ効いとりましたわ(汗)
この作品を観てアンタ、感想をブログで書く勇気あんのかい!?
というハイプレッシャーを感じつつも、まあ、ロバみみは
あえて呑気に書いてみたりします(汗)
というのも、内容ってのが(※ネタバレ注意です)携帯小説でブレイクしたものの、
その後、泣かず飛ばずのスレた小説家・ひろみが、
イベントに集まった残り少ないファンに向かって、
勝手に期待して作り上げたイメージで人を見んな! って感じで毒吐きまくるという(笑)
だけど健気なファンは皆で話し合うわけですよ。
先生がああなったのは、ちゃんと自分たちがダメ出ししてこなかったからだとか、
今後の本の企画を考えてみようとか。
当の本人は、それ聞いて
「あたしゃかわいそうなんすか。ちげーよ、バーカ」と言わんばかりに(実際のセリフは違います)
また暴言吐きまくり、暴れまくり。
あたしの小説に生きる勇気をもらったんなら、それをアタシにもくれ的に
吐き捨てたセリフは、とても印象的だった。
とにかく、ファンは外野なの。
好き勝手に自分達のいいようにイメージを作り上げて、崇めて期待して、哀れんで。
見ていてちょっと胸が痛くなったけど。
ロバみみも勝手な「期待」と「好意」を押し付ける側だからね。
そして、「本音でかかって来いや!」という、ひろみの挑発に、
取り繕っていたファンも、次第にダークな本性が剥き出しになっていく。
そうそうコレが人間ってもんでしょ?
と、言わんばかりにあざ笑うひろみが、なんだかそれこそ、かわいそうだったし、
群れてないと反論もできないファンが、ひろみの友達のゲイのマキちゃんを
槍玉に上げるシーンも心苦しかった。
でも、
「どんなに落ちぶれたって、私らは自分で選んだ人生。
でも、こいつらは所詮、他人の試合」
みたいなマキのセリフは、きました。言いえてる。
ぬくぬくとリスクのない場所で、あーだこーだと人の人生を批評するだけ。
まさに高見の見物。
それって、生きてるって言えるのかなぁ…と考えてしまいました。
まさに、今、ロバみみがブログで書き綴っていることも含め。
でも、きっと、そんなことしかできない、
才能もなくてリスクを負う資格さえ持てない自分をわかってしまっているから、
憧れてしまうのですよ。人ってね。
人の目に翻弄されることに吐き気を覚えて、もがくひろみが、
「お前らなんて死ね」と絶叫しつつも、
「一人にするな」と言っているように見えていたロバみみです。
立ち居地が違うから、距離があるからこそ、おたがいに必要だってこともアリだと思いました。
最後にひろみも「つながりって大事だね」ってつぶやいていましたしね。
とっても心晴れない感じで劇場を出ましたが、まあ、これはこれで。
あ、キライな作品とかじゃないです。
ロバみみは、偽善者! と叫ばれても、心温まる言葉を並べるのが好き。
普段は、やさぐれていようとも、時には暴言の一途をたどるブログであっても(笑)
感情の出し方は、人それぞれですね。
それが味。
お芝居観るの久々だなぁ…。
なんか最近、チケット取らなきゃ! って思う舞台があんまりなくって…。
さて、パルコ劇場の最前から見た長澤まさみちゃん、めっちゃ可愛いかった…。
でも、そんなかわいさとは反対に芝居の内容はかなりエッジ効いとりましたわ(汗)
この作品を観てアンタ、感想をブログで書く勇気あんのかい!?
というハイプレッシャーを感じつつも、まあ、ロバみみは
あえて呑気に書いてみたりします(汗)
というのも、内容ってのが(※ネタバレ注意です)携帯小説でブレイクしたものの、
その後、泣かず飛ばずのスレた小説家・ひろみが、
イベントに集まった残り少ないファンに向かって、
勝手に期待して作り上げたイメージで人を見んな! って感じで毒吐きまくるという(笑)
だけど健気なファンは皆で話し合うわけですよ。
先生がああなったのは、ちゃんと自分たちがダメ出ししてこなかったからだとか、
今後の本の企画を考えてみようとか。
当の本人は、それ聞いて
「あたしゃかわいそうなんすか。ちげーよ、バーカ」と言わんばかりに(実際のセリフは違います)
また暴言吐きまくり、暴れまくり。
あたしの小説に生きる勇気をもらったんなら、それをアタシにもくれ的に
吐き捨てたセリフは、とても印象的だった。
とにかく、ファンは外野なの。
好き勝手に自分達のいいようにイメージを作り上げて、崇めて期待して、哀れんで。
見ていてちょっと胸が痛くなったけど。
ロバみみも勝手な「期待」と「好意」を押し付ける側だからね。
そして、「本音でかかって来いや!」という、ひろみの挑発に、
取り繕っていたファンも、次第にダークな本性が剥き出しになっていく。
そうそうコレが人間ってもんでしょ?
と、言わんばかりにあざ笑うひろみが、なんだかそれこそ、かわいそうだったし、
群れてないと反論もできないファンが、ひろみの友達のゲイのマキちゃんを
槍玉に上げるシーンも心苦しかった。
でも、
「どんなに落ちぶれたって、私らは自分で選んだ人生。
でも、こいつらは所詮、他人の試合」
みたいなマキのセリフは、きました。言いえてる。
ぬくぬくとリスクのない場所で、あーだこーだと人の人生を批評するだけ。
まさに高見の見物。
それって、生きてるって言えるのかなぁ…と考えてしまいました。
まさに、今、ロバみみがブログで書き綴っていることも含め。
でも、きっと、そんなことしかできない、
才能もなくてリスクを負う資格さえ持てない自分をわかってしまっているから、
憧れてしまうのですよ。人ってね。
人の目に翻弄されることに吐き気を覚えて、もがくひろみが、
「お前らなんて死ね」と絶叫しつつも、
「一人にするな」と言っているように見えていたロバみみです。
立ち居地が違うから、距離があるからこそ、おたがいに必要だってこともアリだと思いました。
最後にひろみも「つながりって大事だね」ってつぶやいていましたしね。
とっても心晴れない感じで劇場を出ましたが、まあ、これはこれで。
あ、キライな作品とかじゃないです。
ロバみみは、偽善者! と叫ばれても、心温まる言葉を並べるのが好き。
普段は、やさぐれていようとも、時には暴言の一途をたどるブログであっても(笑)
感情の出し方は、人それぞれですね。
それが味。