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『ロバみみ』

言いたい!でも言えない…。ならば、穴を掘ってでも叫びたい! そんな想いから綴り始めた独り言のようなブログです。 

・『DREAM BOYS』

2007年09月11日 | ・ロバみみの芝居小屋
その流し目に1万2千円っ

思わず叫びそうになりました。
「ドリームボーイズ」略して「ドリボ」

ネタバレ、ちゅーほどでもないけど、ご注意ください

一回、観てみたかったんだよね~
日曜なんて、当たらないだろうと思ってたら、
ナント、B列ってのがロバみみの手元にやってきました
無欲の勝利ってとこかな~

オケピ部分も客席だと思ってたから、5列目あたりと思ってたら
2列目だったんで、会場入りして、またまたビックリ

いやいや、亀梨くんて、セクシーですね
ロバみみは、「裸の少年」時代から、赤西派だったんですが、
ちょっと亀ちゃんに悩殺されちった…←単純

思いっきり、ジャニーズしてて、気持ちいいね。彼。
しかし、アイドルだって、空中であれだけ回るのは大変でしょう。
ザ・ジャニーズでも、努力してないわけじゃない。
頑張ってる姿に、熱い拍手を送ってしまいました

ま、ストーリーはともかく、派手なステージングは
ジャニーズのお家芸。
でも、前田美波里さん&真琴つばささんが、二人で熱唱する場面では
ジャニステから、ヅカステへと早代わり
すげぇな…と、つぶやきそうになりました

この日は、HEY!SEY!7も来ていて、客席もザワザワ。
客席いじりでは、聖くんに
「昭和でSHOWは無理ぃ!?」と言われ、縮こまってました
そうそう、亀梨くんの「ディラン」のモノマネも聞けましたよ。

それにしても、最近の男の子って本当に、造りが繊細で
キレイですね~
ロバみみの横を歩いていく亀梨くんを見て、つくづく思いました
(何気にトッツーもかわいかったし)

週末、かなりヘコんでたロバみみですが、
なんだか癒されました
かっこいい男子は、まさに心の栄養補助剤ですね。
「サプリ」な亀梨くん!

余談ですが、2階席のド真ん中、最前でも観てみたかったな~
結構、おいしいかも

・こまつ座 『ロマンス』

2007年08月23日 | ・ロバみみの芝居小屋
「お気召すまま」はまだ仙台公演が残ってるんだよね~
お疲れ!旬くん!
ロバみみは、行けないからさ、モードチェンジだよ。
世田谷パプリックシアターに
「ロマンス」観に行って来ました

またしても、「しまった!」と思ったのはさ、
チェーホフの作品をひとつでも読んでいけばよかったということ
チェーホフの生涯を描いた作品だったんだぁね…。

なんか、あまりよく把握せず、ごっつい出演者ラインナップに
心惹かれて行く事を決めたので、そんな内容だとはツユしらず…
だってさ、ポスターなんて、みんなが日本家屋の縁側みたいな所で
家族の記念写真みたいに写ってんだよ~

http://www.siscompany.com/03produce/18romance/

てっきり、家族の内輪もめと恋愛沙汰…かと思った。反省

始って、またビックリしたのは、歌が入るのね…。
なになに?ミュージカル仕立て???と驚きました…。

そんなことはさておき、内容はよかったー
4人の男優さんが、かわるがわる成長し老いていくチェーホフを
演じるんですが、素晴らしい。
生瀬さん演じる医学生・チェーホフの恩師だった段田さんが、
次のシーンからは医師・チェーホフだったりするわけです。
演出側の勇気に拍手を送りたいです

だって、4人が主人公であり、脇役なんですよ。
くるくる入れ替わって、観客が混乱するのをフツー
恐れそうじゃないですか。
そこを、観客の「観る力」を信じた製作サイドはスゴイ
そして、ちゃんとわかったしね。

まあ、皆さん、芸達者なこと!
松さん好きなロバみみですが、久々に大竹しのぶさん、
いいなぁ~と思っちゃった
おばあちゃん役もかわいかったし、やはりチェーホフの奥さんである
女優役が素敵だったー
チャーミングでしたよ。ほんと。

なんか、オンナを前面に出した役が、おなかいっぱいで
あまりいい印象じゃなかったんだけど、
ツヤっぽいカラミのシーンとかが今回なかったので
素直に好感が持てたな

そして、生瀬さん、笑わせてたね~
ともすると、ロシアの曇り空のように重苦しい舞台を
笑いで救ってくれてる感じ。うん。

段田さんは、いつも安心して観ていられるし、
井上くんは、なんてまっすぐな立ち姿の人なんだろうと思った。
歌も上手。もっと注目されてもいいよね
松さんは、今回は激情ほとばしる役ではなかったので
おとなしめでしたが、コメディっぽい芝居もいけるよね~

内容は、笑えたけど、本当にしみじみとしたいい舞台なのですよ。
チェーホフの苦悩がテーマなのか
家族の絆がテーマなのか
それとも夫婦の愛がテーマなのか
ぶれそうで、ぶれず、全ての要素を包括した切ない話
最後の方で、なんだか泣きそうになっちゃった…。

最近のロバみみは、こういう大人の舞台がすごく好き。
登場人物は少ないのに、みんながしっかりと持ち場で仕事をしてて、
しんみりと感慨深い…。

「お気に召すまま」は、勢いがあって、お祭りみたいな舞台で
あれはあれで楽しいけど、
こういうごまかしのきかない舞台に、旬くんが大人になってから
立つのを観るのが、今のロバみみの夢…かな

・『お気に召すまま』…東京楽!

2007年07月29日 | ・ロバみみの芝居小屋
東京公演も、とうとう千秋楽を迎えてしまいました…!
これが最後のアーデンの森です。

実は、チケットとれなかったんです
今回のチケット争奪がいかにし烈だったか、
思い出すだけでも涙が出そうです

しかし、譲ってくれる方が見つかり、席は2階席だったものの
東京の楽日に参加できることができました
譲ってくれた方は、ロバみみよりもファン歴の長い方だったので
本当に二人で今の現状を嘆きあいました

さてさて、東京楽といっても、役者さんたちにとっては
長い夏の折り返し地点な訳で、いつも通り舞台は進んで行きます。
でも、日に日にノリノリになっていく
成宮くんのロザリンド
めちゃくちゃカワイイです

でも、どんどん終わりに近づいていくにつれ、
寂しさが募りましたねー。
さすがに地方はやめといたんで、これで最後か…って

ロバみみは、旬くんの優しいセリフまわしが大好きで
ほんっとに、なんでもないセリフなんだけど、

「なんだ。何がどうした?」

と、アダム爺に語りかけるあの一言にジーンとしちゃうんです

今回は、すごい前列とか持ってなかったので
回数でカバーするか…と思い、5回もコクーンに通ってしまいましたが、
やっぱり、舞台は生きてるね。

同じセリフでも、少しトーンが違うだけで
前回客席から笑いの出たシーンも、次の回は静かに過ぎてしまったりする。
役者さんのノリも、客席のノリもあいまって、
この東京公演で一番いい相乗効果があった公演て
いつだったんだろう…。

そんなことを思っても、全部観てるわけじゃないから
わかりえないんだけどね。
でも、落ちてた旬くんが1部が終って、幕間に吹っ切れた…と
言っていた夜の公演に行ってたことは素敵な偶然だったかもな

カーテンコールは銀の紙ふぶきがキラキラ舞い落ちる中、
旬くんは、それ以上にキラキラしてました
成宮くんが、客席に駆け下りて、蜷川さんを舞台にあげようと
頑張ってました

成宮くんて、本当にチャーミングな男の子だなぁーって
つくづく思いました。
皆、かわいくて仕方ないんじゃないかな。
あのクルクルとよく動く表情が、本当に魅力的です。

旬くんは、東京楽でしたが、流されて、うかれたりもせず、
凛としていたように見えました。
まだまだ続く、夏の公演。
あと半分、移動も大変だろうけど、頑張って!
東京公演、お疲れ様でした

実は、仕事が今、ものすごい大変でヘコみ気味なロバみみ。
その忙しさを乗り切れたのは、
そのあとに、旬くんの頑張ってる姿が待ってたからです。
楽しかったし、おもしろい、いい舞台に救われました!
ありがとうね、旬くん

・『お気に召すまま』…ついに4度目

2007年07月28日 | ・ロバみみの芝居小屋
もう、ロバみみ、今回の公演は完璧に常軌を逸してます…。
4度目ですよ。ついに。

こんなにロバみみを大人気なくさせたのは、
「花沢類現象」以外考えられません。
花沢類にのぼせてではありません。
のぼせた人達のおかげさまで、先行予約がこっぱみじんだったせいです
どんだけ、嘆いたことか…。

頑張ったおかげで、予定より多く入手できたしたチケット、
嫁に出そうかとも思ったんだけど
公演が始ったら、やっぱり全部観たくなっちゃって
もう、いいんだもん。大人買いだもん

一人分の座席をふさいだロバみみが譲れば
チケットを取れなかった誰かが、空いた座席を埋めてくれるでしょう…
(オーランド風)

でも、できなかった。今回の公演、お疲れモードとはいえ、
旬くん、キラキラしてるんだもん

丁度、ロバみみの席の延長線上、正面に立ち
「なんで、あなたに恋しちゃいけないんだ!」と叫ぶオーランドー。
その言葉が、ロバみみに反射して
旬くんの心に届きますように…と、思わず心で祈っちゃいましたよ

今日は東京前楽とあってか、
成宮くんは、いやはやノリノリでした
どんどんオーバーアクションになっていく…。
でも、逆にそれが、なんだかかわいくて、
憎めない女の子に見えてくるから不思議
ロザリンドなんて、実際にいたら、かなりうっとおしいタイプだと
思うんだけどね

先日も書いたけど、やっぱり、ラストで旬くんは
目をしばしばしてますね。
ナリが客席に「呪文」をかけている間、瞬きしてないのかな?

でも、本当にラストの燕尾服はよくお似合いです
ペンギンみたいなポーズで、とびきりスマイルの旬くんは
本当にロバみみを幸せにしてくれる

カーテンコールの最後で、バババババッと投げる
投げkissmもかわいいです

ああ、これだから、何回も観たくなっちゃうし、
チケットとれなかった時のショックが大きいのよね
これから先の旬くんを、見逃すことのないように
神様、どうかロバみみに協力してください

東京公演もあと残すところ1公演!
頑張れ!旬くん!

ちなみに、今日は公演前、劇場の外のベンチに座ってたら
黒いジャージ姿の鋼太郎さんがロバみみの目の前に…。
びっくりした
客席にはエビちゃんの姿もありましたよ。
さすが、エビちゃん、客席の女の子たちが皆、心なしか
ソワソワしてるように見えました

・『お気に召すまま』三たび

2007年07月26日 | ・ロバみみの芝居小屋
二度ならず、三度までもアーデンの森へ足を運んだロバみみ
今回が、手持ちチケットで一番よい席だったので
気合で仕事して、就業と同時に劇場にダッシュしました

およその感想は、前回、前々回と書いてあるので
はしょりますが、やはりいい舞台でした。
お客さんがね、楽しそうなんだもん

でも、本当、旬くんの立ち姿って絵になる
「神様にたくさん、いろんなものをもらった人」
って思いました。
だからこそ、みんなを幸せにする、特別な場所に立っているんだよね。
ただただ、その姿を見つめるロバみみは
シルヴィアスのセリフに感動しちゃうのでした

「おこぼれの笑顔でいいから、時々笑ってくれ。
その笑顔をたよりに、俺は生きてくよ」

ちょっと微妙に違うかもしれないけど、そこは許してね。
でも、この「お気に召すまま」の中で
ロバみみが一番好きなのは、オーランドーのセリフでも
ロザリンドのセリフでもなく、この一言なんです
大石さんのシルヴィアス、なかなかよいですよ。
観てあげて下さいね

そして、そして、旬くん
ラスト、ダンスシーンで時が止まって、
一人成宮くんがエピローグと称して、客席に語りかけた後、
カーテンコールとなるのですが、
一列に並んで頭を下げてた時、泣いちゃってた?
「あらっ?」と思ったんだけど。ロバみみ。

セリフがなく、ストップモーションしている間、
何を思い、何を感じていたのでしょうか。
もうすぐ、東京楽だもんね。
つらかったもんね。大変だったもんね。
ま、色々あるさ。
顔も、本当に細くなっちゃって…。

でも、本当にいい経験だと思う。
体力気力も限界値で、人様に見せるに耐えうるだけのものを
見せなきゃいけない大変さ、厳しさを見せていただきましたよ

カーテンコールは、いつものように成宮くんの
豪快な「スカートめくり」が客席の悲鳴を誘いましたね。
旬くんを強引に引っ張って、スキップで消えて行くナリ、
かわいいです
旬くんの出血大サービスの投げkissも、気絶モノですよねー

今日も楽しかったです

追記 今日は、ロバみみのナナメ前にAAAの西島くんがいましたー

・『お気に召すまま』…再び

2007年07月19日 | ・ロバみみの芝居小屋
アーデンの森へ、再び行って参りました
相変わらずの盛況っぷりですね。この舞台は。

とはいえ、2回目のロバみみ。
初日より感激も薄れ、落ち着いて観られるかなーと思いましたが
一生懸命、身を乗り出さんばかりに観ちゃいました
(実際に身は乗り出しませんよ。
皆さんも客席では背もたれにちゃんと寄りかかりましょうね。
後ろの人が見えませんから。観劇の基本マナーですよ)

まず、やっぱり、やつれ気味な旬くんの顔に
切なくなったのね
そりゃそうだよ。超ハードだもん
目の下にはクマもできちゃって、あんな顔観たら、
オーランドーの一挙手一投足を、ちゃんと観なきゃ
バチが当たると思いました。
身を削って、舞台に立つ姿ですから

感想は、やっぱり、初演より笑える舞台なっている気がします。
初演より断然笑ってるもん。ロバみみ。
再演の2回目だけど、後半につれて、加速して
役者さんたちの演技もノってきて、本当に楽しくなっちゃう

切ないシーンでは、オーランドーの目に浮かぶ涙に
こちらまでグッときました。

そうそう、アーデンの森で野営している公爵たちが食べている鍋。
実際に火にかかっていて、走ってきたオーランドーが
その鍋をつかむシーンがあるんです。

「皆食べるフリしてるけど、あの鍋、空焚きだったら危ないなぁ~」
と、思ってたんだけど、この日
オーランドーが鍋をサッと掴んだ瞬間、
中身がザバッとこぼれちゃったんですよ
ビックリした~

けど、ちゃんと鍋料理だったんだって思った(笑)
ニンジンとかが舞台に転がってたもん
その後登場した羊ちゃんが、その辺りをクンクンしてたのが
なんか微笑ましかったわ~

あと、メスライオンにオーランドーが襲われたと聞いて
男に扮したロザリンドが取り乱すシーンがあるんですよ。
男の自分が、ロザリンドを演じて
こんなに上手にうろたえた芝居をしたんだってアピールするんですが、
初日で、成宮くんが言った(ニュアンスです。あくまで)
「やったぜ!見事にオンナを演じたぜ!…ぃやっほう…!」の、
「…ぃやっほう…!」が、メッチャかわいくておもしろかったのに
この日はなかった

ちょっと残念~
握り拳をかかげて、弱々しく「…ぃやっほう…!」と
倒れる芝居を観て、なんてうまくなったのかしら…と思ったのに。
でも、ってことは、あれはアドリブだったのかな?
それって、すごいかも

とにかく、2回目も満足の観劇でした
隣のおじさんが、笑うたび、
なんだか嬉しくなっちゃったロバみみ
なんだか母心ねー。あはは。

・『お気に召すまま』初日

2007年07月05日 | ・ロバみみの芝居小屋
無事に幕が開きました『お気に召すまま』

今回はね、「アンチ・なんでも喜ぶ客席代表」として
10点を連発する中、一人7点とかつけちゃう
厳しい審査員のような気持ちで臨んだロバみみ

ああ、旬くん自慢の肌が荒れ気味だわー…と思いつつ
始った初日の舞台。

感想だけ言うと、旬くんにせよ、成宮くんにせよ、
結構セリフかんでたのが少し気になりましたが
ロバみみの負けだわー

なんかね、
「成宮くん、前回、こんなに上手だった?」
って、思うくらい、成宮くんがよかった
思い切りがよくて、観てて気持ちがよかった!
キュートで笑わせどころも、お見事でした
観客の心、掴んでましたねー

改めて思ったけど、オーランドーって、
やっぱりロザリンドより目立っちゃダメな役なんだなー。
旬くん、今回のオーランドー、
「笑わせなきゃ」みたいな気負いの入ったセリフまわしじゃなく
フツーに、肩の力が抜けた感じで笑いを誘ってたのが
とてもよかったなぁー。うん。
コメディタッチの舞台、ちょっとヒヤヒヤしちゃうんだよね
力んでイタくならないでねーって、心で思っちゃうんだけど
今回はイイ感じでした

でも、やっぱり、ちょっとコンサートちっくな雰囲気は
否めないよねー。
旬くんが、リンゴを食べたあとのセリフで
リンゴのかけらを噴出しながらしゃべってたんだけど、
あそこ、今までの客席の雰囲気だったら笑いなんて出なかった気がする
あのクスクス笑い、ファンの子たちが
「わぁ、旬くん、おちゃめさん」って思った空気が立ち込めて
ちょっと悲しかった…。
ただの小さなアクシデントじゃん

初日ということもあってか、カーテンコールはすごく盛り上がったね。
何回も出てきてくれたけど、
結局、皆、旬くんと成宮くんのじゃれてる姿見たさの
催促拍手って感じが大いに含まれてるノリで、あー…って感じだった

成宮くんが、ドレス捲し上げて
ガバーッとペチコート見せてた姿は、かわいかったけどね。はは

なんか、もっと素直に観たいのに、
時折、こんな風に感じてしまうロバみみの心が悲しい

でも、初演に比べて、主役の二人は間違いなく成長してて
ロバみみは、悔しかった。
どんどん旬くんが遠くへ行っちゃって当たり前だ
あの時からロバみみ、ちゃんと成長してるかな?
と、わが身を振り返ったら、胸をはってアピールするものがなかったよ。
ロバみみ、密かに努力してることとか
実はあるんだけど、まだ結果が出てないの
だから、負けないで頑張ろう
ロバみみも、成長するぞっ!

舞台を観て、こんな気持ちにさせてくれた
旬くんと成宮くんに感謝しなくちゃね
ありがとー!そして、これから仙台楽日まで
頑張ってね!!

・『THE BEE』

2007年06月29日 | ・ロバみみの芝居小屋
ハードデイズな6月。
今月3本目になります舞台は、野田さんの『THE BEE』。
月曜から飲んでて、体力の限界を感じつつ向った世田谷。
トラムだっちゅーに、パプリックシアターに行っちゃったロバみみ
お疲れですね…。

さてさて、舞台はといいますと、まず一言!

近藤さん、やるぅ~

どんな感じなんだろうーと思ってましたが、
やっぱり、表現者なんだなぁ~と思いましたよ

お話もおもしろかったです。
筒井康隆さん原作だっけな。
立てこもりで妻と子供を人質にとられたサラリーマン(野田さん)が
犯人の妻に説得するように頼みに行き、
そのまま妻と息子を人質に立てこもる…というもの。
その発想がオモシロかったです
でも、まあ、エグかったけどねー。

ロバみみは、野田さんがつむぐ言葉が大好きで、
しかも「~だわ」とか「~なのね」とか
ヒロインが発する語尾が、夢のように響く感じが好き
今回はそういうのなかったんで、ビターな作品ってとこかなぁ。

でも、野田さんはスゴイですね
久々に野田さんを近くの席で観ましたが、
「ああ、引力がある」と思いました。

そういえば、話変わりますが、「キル」が再演なんですよね。
この作品は、本当にファンが多くて、
堤氏の印象が強いし、妻夫木くんどうなの…?って正直ロバみみは思いました。
ブッキー、キライじゃないですが、なんかガッカリしちった
ヒロインも広末かぁ…。
深津絵里ちゃん、本当に可憐だったからなぁー。
「鈴を転がしたような声」ってこういうのを言うんかなぁーと
あの時、しみじみ思ったことを思い出しました…

試しにチケをとって見比べるか、
がっかりするよりは、今回パスするか、
悩むところですー…

あ、ちなみにロバみみが『THE BEE』を観劇した日、
常盤貴子さんが来てました
顔ちっちゃ!!!

・宇宙レコード『ダイブして、今すぐっ ほらっ』

2007年06月22日 | ・ロバみみの芝居小屋
すごーく、楽しみにしていた宇宙レコード、初日行って来ました~
何を見にって、小林顕作氏ですよ
コンドルズでロバみみの心に火をつけた彼が見たくて
飛んでいきました。笹塚ファクトリー

ネタばらすよ~!危険ですよ~

おもしろかったよー
ま、全部…とはいわないけどね

セリフがおかしいとか、切り口がイカしてるとか、
構成がさすがとか、計算されたバカバカしさを愛してるロバみみは
基本的に顔芸みたいなのは笑わないんで…。
ほら、ア○ーンとかダッフ○ダとかさ、嫌いじゃないけど、笑わないタイプよ。

好きだったのはねー、「激やせムーミン」と「なんとか鹿」。
もう、あの映像は反則でしょー
特に脇役。
ミーは本物より、はるかに悪人顔で、スナフキンにいたっては
さすらいのニヒルな男が、頭悪そうなマヌケ顔なんだもん
激やせしたムーミンも、最高~

「なんとか鹿」もすっごいツボ。
もう、肩を震わせながら、ゲタゲタ笑っちゃいました。
なんで、動物園の鹿が、「なけなしの1500円」持ってんの~?
笑えるったら、笑えるよ。
マンガ喫茶で自分がナニ鹿なのかを知りたくて
「シカ」を検索する姿も、最高に笑ったよ
しかも、結局出会い系サイトで恋に落ちる鹿。
結局「ニホン」鹿というつまんない名前だった鹿。
最悪「人食い」鹿でもよかった鹿。
ああ、もう、このネタ最高でしょー
こういうの大好き!!!

無国籍料理屋の女もイカしてたわ~
「バーゲン一途」も、バカバカしくて笑った~
オーディションネタも、ウケたよー

また、行こうっと。ラブ顕作

ただ、ひとつだけ残念だったのはさー!
全っ然、フツーのセリフのとこでも、
一人大声で笑い続けてる女がいたこと

始ってから、ずっとだよ?ずっと!
「今のウケどころでした?」って聞きたくなるくらい
前々から言ってるけど、
「おもしろいもの見にきてるから、笑うぞ」みたいに節足なく笑って、
笑いのレベルを下げるのやめてくれる!?
ロバみみ、「宇宙レコ、サクラ雇ってんのか?」って思ったよ
サクラにしたって、センスないよ。ホント。

終ったあと、うしろの男の人たちも、
「残念でならない」ともらしていました。
本人たちも、やりづらかっただろうな…。
おかげで、客席の雰囲気冷えたからね…
まあ、実際、耳障りだから笑うな、とは言えないところがツライですよね。
笑いのツボは皆違うわけで。

今度は、ちゃんと楽しみたいです
また絶対行くわ~

・阿佐ヶ谷スパイダース『少女とガソリン』

2007年06月13日 | ・ロバみみの芝居小屋
行ってきました。スズナリ
初めて行きましたよ~
「地震が起こったら、間違いなく死ぬな」と思いました…。

そして、こちらもお初ですね。
「阿佐ヶ谷スパイダース」。
ずっと興味はあったんですが、下北かぁ~と、イマイチ
足を伸ばせずにいました。

いやいやいや、毒とアクの強い作品でした
前半はおもしろおかしく観てられるんですが、
まあ、テーマが人種差別ってことも見えて、
だんだん苦しい雰囲気になっていくわけです

エグイ場面とかあって、基本平和と愛がモットーのロバみみは
具合が悪くなりそうでした
イケテツさん、怖すぎ…

しかしながら、よくできてました
ともすると、ムリクリな感じがするであろう本も
あの役者陣の勢いとアクの強さが、
観てる人間を説得させちゃうんですかね。うん。

よく、あの流れで、破綻せずに最後までもってったなーって
感心しましたよ。
「どうすんの?コレ。どうまとめんの?」って
思いながら観てましたが、ちゃんと最後まで突っ走りましたねー。

いろんな世界があるな~。本当。
だから、やっぱり観劇はやめられないんですよね
好き嫌いは絶対あるし、全てを消化できるかといったら
そうではないけれど、
自分とは違う、思いも寄らない発想とか切り口とかを
見せ付けられるって、やっぱり刺激されます



・コンドルズ埼玉公演『太陽にくちづけ』

2007年05月13日 | ・ロバみみの芝居小屋
ああ、なんて素晴らしい!コンドルズ!
今日も大爆笑しちゃったよ
あの計算されたバカバカしさが、いとおしくてたまりません

「人類滅亡後の地球」。サイコーでした!
後半で、客席からひっぱりあげられた男性、
おもしろかったですね~
階段でけつまづいた時点でもう笑いとってましたね。素で。

「コンドルズ合唱団」も、イカしてました
もう、次から次へと笑いに笑いました。

今回、一匹で登場した人形(劇?)にも、笑かしてもらいました!
ハッピーに過ごせる魔法の言葉、「ウェイ!」。
使い方は…、
「快速で与野本町通りすぎちゃって、ウェイ!
 与野本町でサイゼリア見つけて、ウェイ!
 アリーナ席、皆でウェイ!」
アリーナ席って、埼玉芸術劇場~!笑える。
今日からロバみみも使おうかな
おもしろ過ぎて、シエスタなんてしなかったよ、ウェイ!

アコースティックギターの歌に合わせた影絵も結構ツボだったな。

俺はちょっとイカした犬
得意技は二足歩行~♪

ああもう、誰かわかって!このおかしさを~
ロバみみ、一人、ばく進中ですけど、
もっと皆に観てもらいたいのよ
百聞は一見にしかずって言うでしょ?
知らないなんて損だって思うんだけど、ロバみみにとって面白くても
他の人にはどうかわからないんだよね…。
お金も時間もとられることだから、無理にオススメしたりはしないんだけど、
でも、観てみてほしいなぁ~

そして、もう、ロバみみは小林顕作氏のトリコです
最高ですよ、彼
本当にイイです。

最後、全員で学ランで踊るあのエネルギッシュなエンディングの後、
何回も皆で挨拶をしてくれて終ったのに、
それでもまだ足りずに飛び出して来て、

「本日は、埼玉芸術劇場にご来場頂き、誠にありがとうございます」

の、アナウンスと一緒に頭下げたりして
客席の笑いと拍手の中、とうとう見かねた近藤さんに
舞台袖に強制的に連行されて行きましたが
なんとも素敵
あの笑いのセンスと、茶目っ気は、本当にロバみみのツボです。
また是非、観に行かなくちゃ

ちなみに近藤さんは、その後、「すみませんねぇ」みたいに
頭を下げて帰って行きました。微笑ましい光景でした。

・『写楽考』

2007年04月28日 | ・ロバみみの芝居小屋
堤さん主演の『写楽考』を観て来ました
よかったです。うん。

2時間という舞台にしては短い一幕。
でも、登場人物も少なくて、とてもわかりやすいストーリーでした。

絵描きの堤氏が、ろくでなしから、人殺しのお尋ね者になり身をやつし、
最後に華々しく、絵描きとしての才能を短期間に花咲かせて
死んで行く…。
シンプルな中にも、主人公の心の有り様の変化や
彼を取り巻く人々の心情がよく表現されていたと思います

高橋克巳さんが、とぼけててイイ味だしてるし、
七瀬なつみさんも、世間知らずの女中さんから
まっすぐで、純真な心を残したまま、
大人の女へ姿を変える様が印象的な演技でした。

最後に主人公の「写楽」が死ぬシーンは
本当にハッとするほどの「気」が伝わって来ました。
勢いがあって、切ない死に様でした。

自分の人生が変わってしまったと思ったけどそうじゃない。
消えてしまったのは、周りにいた人たちだった。
自分は何も変わってない。
では、人は何のために生まれてくるのか、ずっと考えていた。
そして死を目前に神様が与えてくれたものが、わかった気がする。
自分の才能を活かしきってこそ、命の意味がある。

ロバみみ、相変わらず感覚で受け止めるタイプなので
実際のセリフとはズレがあるかもしれませんが、
死の間際に写楽が自分の人生を振り返るシーンで
こんなようなことを言っていて、それが
ロバみみが、最近ボンヤリと考えていたようなことだったので
なんだかジーンとしちゃいました

「写楽考」、派手さはなかったですが、シンプルでロバみみは好きでした
大人のお芝居って感じで
そして、色々考えさせられました。
まさに「ロバみみ考」デス

・『恋の骨折り損』

2007年03月22日 | ・ロバみみの芝居小屋
蜷川さんの『恋の骨折り損』を観に行ってきました
特に観に行くつもりもなく、ボーッとしてたんですが、
蜷川さんが「夜王」を観て北村さんを抜擢したと知って
急に観たくなり、あわててチケットをとった次第。

だって、世界のニナガワがですよ、
ホストドラマ「夜王」なんて観たりするんだぁぁぁと思ったら
興味わくじゃないですか
それに、どんなものでも、どこかで誰かが見ててくれるって
そういうの、ロバみみ好きなので。

内容は、喜劇です。
女人禁制の誓いを立てた男4人が、
自国を訪問しにきた美女4人にそれぞれ恋をしちゃったから
さあ大変!って話です

ストーリーが明るいので、客席と舞台の距離感というか
空気がなじんでて、いい感じでした。
北村さんは、品格もあれば、
ちょっと情けないとこもある王様で、好感が持てたし、
須賀くんも、7:3ならぬ、2:8くらいの髪の分け目でしたが、
2枚目半が割りにいけてて、よかったです

姜くんの女装は、スタジオライフじこみで
かなり美しかったです
磨きがかかってましたね。
衣装も素敵でしたよ。
ロバみみは月川さんの白いドレス着てみたかったな

内田滋さんは、すごいね。あのはじけっぷりが!
キレイな人なんですよ。
でも、前回はヒステリック、今回はちょっとアケスケな感じで
イロモノチックなんですが、客席を味方につけるよねー
キレイな役者さんには珍しいタイプかも。
ロバみみは、内田さん見るの結構楽しみ

全体的には楽しかったんですが、
あのラップ調の演出はちょっとクドかったなー
一回目はおもしろいと思ったけど、
2度3度とくると、ちょっと、観ててイタイ。
古典劇なんだから、お遊びは少しの方がいいな。
スパイス程度で十分

なんやかんやと書きましたが、やっぱり
明るくて楽しいストーリーは観やすくていいですね

・『青春デンデケデケデケ』

2007年03月07日 | ・ロバみみの芝居小屋
チケットを頂きましたので、行って参りました。
Question?の『青春デンデケデケデケ』。

ここから先はネタバレになりますので、ご注意アレ

さすがに会場は若い子でいっぱい
お姉さん、恐縮でした
主演はジャニーズJr.のQuestion?です。
この「Question?」ってユニット名、以前キンキが
デビュー前に危うくジャニーさんにつけられそうになったと
笑い話で出てた名前だよねぇ?
ジャニーさん、よっぽどこの名前にご執心だったのね

さて、Jr.のコンや舞台は、めっぽうファンの行儀が悪いことで
有名なので、ロバみみ心配してました。
でも、後方の席だったので、熱狂ファンはいなくて
割と大人席だったので大丈夫でした。

しかし、みんな、何故あんなに頭デカくしてくんの?
ギャバクラ嬢の出勤かと思ったよ
帽子と、あのデカ頭の後ろの子は泣きをみるね。ありゃ…。

とりあえず、彼らの演技うんぬんに関してのコメントは避けます。
人それぞれ感じることは違うからね。

ただ、ストーリー展開は突っ込みどころ満載でした
高校生がロックに目覚めて、仲間集めて、練習して、
トラブルを乗り切りつつ文化祭で演奏!っていう
筋書きは、始って10分で読めるんですが、
なんつーか、強引だよー。

顧問の先生が突然倒れて、ええーっ、さっきまで元気だったじゃん!

「主治医の○○です。お亡くなりに…」で、ええーっ!?
「先生は体のこと隠してたんだ」で、
またまた、えええーっ!?そんなこと、なんでわかったんや!?

校長が出てきて「私が悪かった。君たちはライブをやってくれ」で
ええーっ?
なんて、都合よく、ライブ禁止を撤回しに現れるんだ!?

学校に戻って、ライブ阻止に竹刀を持って暴れる番長に
ますます、ええーっ!?
おいおい、お前、成績不振で卒業があやういんだろ?
こんなとこで、文化祭邪魔してる場合か!?

…みたいな

脚本、演出、いいんですか?アレで。
高校生の学芸会じゃないんだからさー

ともかく、最後はお約束のQuestion?のライブな訳です。
他にもJr.が、飛び入りっぽい子たちも含めて、わさわさ出てきたけど、
悲しいかな、お姉さんにはわからなかったとです
「ABC」と後ろから聞こえてきて、ああそうなの?
昔、Vコンで見たかも…と思ったくらい。
お気に入りJr.は、赤西・亀梨・渋谷…と、すべてデビュー済みだからね。

今回、痛切に思ったのは、
TOKIOの長瀬の偉大さです
Question?も、TOKIOもバンドですが、
デビュー前の長瀬のオーラはやっぱりすごかったと
今さらながらに思いました。
短パンで、金八みたいな髪型でタンバリン片手に
歌ってましたが、やっぱり存在感があったもん。

こんなにたくさんのJr.から、デビューするって
本当にすごいことなんだー
そして、やっぱり輝いてるよねー
うんうん
Jr.の皆様、上を目指して頑張ってくだされ

・『ひばり』

2007年02月21日 | ・ロバみみの芝居小屋
演出蜷川さん、主演松たか子さんの「ひばり」を観に行きました
平たく言えば、ジャンヌ・ダルクの魔女裁判のお話。

松さんは、やっぱり素敵でした。
演出も素晴らしいんだと思うんです。

だけど、途中で意識を失いかけました…

フランス革命のカリスマ・ジャンヌが
戦場を駆け回る、劇的なストーリーだと思っていたのが
敗因かもしれません…

裁判だから、ジャンヌの独白である回想の芝居と、
それを見守る陪審員たちのやり取りが交互に行われるわけで、
でも、基本的にそのキリスト教の概念…みたいなのが
ロバみみにはピンとこないし、小難しいセリフの応酬で
フーッと、意識が…

魔術を使って、シャルルをかどわかし、兵を引き連れ
イギリス軍と闘った罪ってことらしいんですが、
なんで、それがいけないんや???
ってとこで、もうロバみみの勉強不足が露呈…

別にいいじゃん、フランスの為に戦ったんだから。
別にいいじゃん、男の服着たって。

歴史的背景を知らないって、怖いですね…。

おまけにラストはジャンヌが死刑台から降ろされて
シャルルの戴冠式に悠然と参加してるわけですよ…。
うーん…?このラストはフィクション?
死刑台の上の鬼気迫る松さんの迫力がすごく素敵だったのに、あれ??

歴史上の人物が描かれている作品を観る時は
途中でフィクションにすりかわっていようと、なんだろうと
まず、ちゃんと学んで行くべきですね…
反省しきり、のロバみみでした。

ちなみに、この日は「コリオレイナス」組の唐沢さんと勝村さんが
いらっしゃってました
唐沢さん、顔、めちゃ小さい!!!
あと、宇梶さんと高橋由美子さんも来てましたね~。
宮沢りえちゃんもいるって、ロビーで聞こえてきましたが
未確認…。残念!