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【福岡】剣道部顧問が生徒7人に体罰や暴言、不登校に

2004年07月06日 | ■ (;・∀・)ノ
福岡県教委は5日、同県筑紫野市立中学校の剣道部で生徒7人に体罰を加えたり、暴言をはいたりしたとして、元同部顧問の男性教諭(37)を停職5カ月の懲戒処分にした。 同市教委は管理責任を問い、同校長を文書訓告処分とした。

県教委によると、教諭は01年4月~03年4月、剣道部所属の生徒約30人のうち、1、2年の男子7人のほおを平手打ちしたり、試合後に防具の上から竹刀で頭をたたいたりした。さらに、指導の中で中学校では禁止されているのどへの突きをしたほか、「おまえなんか、部活やめてしまえ」などと暴言を繰り返したという。

この影響で部活を辞めた生徒1人に対し、担当の数学の授業中、しつこく注意するなどした。
この生徒は03年11月から、体罰を見てきた別の生徒1人も同12月から不登校になった。

県教委が今年4月、体罰を理由に教諭を市内の別の中学校に異動させたため、生徒2人は登校を再開したが、精神的ショックで通院治療を続けている。教諭は「生徒に気合が入っていないので体罰などをした。生徒と保護者には申し訳ない」と話しているという。(朝日新聞)


日本語の細かなニュアンスというものは素晴らしいものだが、お互いの共通言語として認識し、区別、理解に務めなければならないと思う。

「怒る」と「叱る」は違う。 「暴力」と「体罰」もしかり!

更に、過度の「精神論」「根性論」は愚の骨頂とも言える。

たとえば「チカラを入れろ!」というのは、「チカラを入れる」という感覚が判らなければ先に進めないので、便宜上に使っている言葉であって、正確には「必要な筋肉だけ、チカラを入れろ!」という意味である。

この場合、「無駄な部分のチカラを抜け!」という意味も合わせ持ち、「リラックス」とか「脱力」という言葉をよく耳にするが、チカラを抜く事こそ容易ではなく、比較的簡単な方法として「チカラを入れる事が出来ない状態まで疲れさせる」といった指導方法を採用し、その結果が「必要な筋肉のチカラ感覚を養う」事となるのだが、ほとんどの教師、顧問を含め、武術経験者、スポーツ関係者等が理解出来ず、迷宮に迷い込んでしまう。

同じ事柄でも、そのヒトが今居る段階によって異なり、要求されるクオリティも大きく変わるのである。

そもそも、日本の師弟関係というものは「言葉」では伝わらない細かなニュアンスや、目に見えない大事なモノを「型」や「枠(わく)」、「流儀」の中で考えられるように導き、自らで身に付け、己の進んでいる道を自らで見つけ、独立出来るように育てるという方法が採られている。

一見、遠回りのようであるが「判る者にしか判らない」事を教えるには、最も堅実な方法である。

ところが、こういった輩(やから)が、多く輩出されると「封建的だ!」とか言われ、かつての文化大革命のように、努力した者が非難され、誤まった大衆により正邪が入れ替わり、正しく進むべき道が閉ざされてしまう危険性があり、憂慮せざる得ない。

中学剣道部顧問が生徒7人に体罰や暴言、不登校に 福岡
http://www.asahi.com/national/update/0705/022.html
【福岡】中学剣道部顧問が生徒7人に体罰や暴言、不登校に - 筑紫野市
http://news16.2ch.net/test/read.cgi/dqnplus/1089023258/l50

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