金田さんの所に見学に行く時、よく友人らに「サインを貰って来て!」と頼まれたんだけど、せっかく貰って来たイラスト入りのサインを渡しても、無反応でポカンとされる事がよくあった。 僕がイタズラで描いたものだと思ったらしい・・・
「(いつも描いている絵と)一緒じゃん!」
そんなこんなでちょっと悔しかったので金田さんと同じ塗り方で彩色したものにサインを貰うようになったんだけど、金田さんにサインをお願いした所、思わぬ返事が・・・
「コレ、2枚あるんだったら頂戴よ!」(金田伊功)
「えっ? ど、どうぞ、どうぞ!」(ロバくん)
という事で金田さんに差し上げるような形になった後日、No.1に遊びに行くと・・・
「アレね! 出しといたから!」(金田伊功)
「えっ?」(ロバくん)
事情が飲み込めずに話を伺うと、ナウシカで忙しかった時に徳間のヒトが雑誌の原稿を受け取りに来たんだけど、完全に忘れていて何にもやってない・・・
と思った瞬間!>(;●∀●) ハッ!
「あ、ある!」(金田伊功)
で、僕の描いたのを出しておいたとの事!>(;・∀・)ノ
という訳で極一部の方しか知りませんが、実は「金田伊功」としてお仕事をさせて頂いた事があるのです。
バースの頃、まだ名古屋に居たので「しまった、ロバくんが居たんだった!」「バースの時、アップとか頼めば良かった!」とおっしゃって下さいました。
当時、僕のファイルの絵を見た貞光さんが・・・
「金田くん、ラサの裸なんて描いてたらダメだよ!」(貞光紳也)
「俺、描いてないよ!」(金田伊功)
と言われ、居た堪れなくなりましたが心の中でこう呟きました。
「すいません、アレは僕がやりました!」(ロバくん)
決して悪気があった訳でなく、背中にレオタードのラインが無かったので、裸で寝そべっているのだと思い込んでの事でした!
金田さんの壮行パーティーの時、ビデオレターにハワイから戻って来たらジョン・ウーとツイ・ハークがそうだったみたいに一緒に仕事をしたいと恥ずかしいメッセージを残したのを憶えていてハワイに旅立つ前に「ジョン・ウーとツイ・ハークみたいにね!」って言って下さったのに、もう一緒に出来ないのかと落胆したものでしたが、よく考えると金田さんの小さなサプライズのお陰であの頃既にご一緒させて頂き、金田伊功としてお仕事させて頂いたのだなと自分を納得させました。
あの後、何度かお会いする度に
「アレ、戻ってこないんだよ!」(金田伊功)
「アレね、返してくれないんだよ・・・」(金田伊功)
というお話をよくされていました。
あの時、何気に要求されてたのかも・・・
そういえば、飛行場で僕のファイルを見た牧子さんが「カラーばっかり・・・」みたいな事を言われていましたが、そういう理由なのです。 スケッチブックとか預けてそのままになってしまったもの等色々あるけど、奥様が昔描いたイラスト等金田さんの老後の楽しみにと取って置いたものも渡しそびれちゃったな・・・
僕が色を塗る時、好き勝手に色を選んで塗っているのかと言いますと、そういう訳でもなく、だいたい原画と一緒に「失敗した・・・」となぜか色見本のように金田さんの失敗作が添えられているのです。 いつも僕に「塗ってみろ!」「描いてみろ!」と挑まれているような感じを受け一気に仕上げていました。
水を張り過ぎて滲んでしまった作品(失敗作)からも多くの事を学ばせて頂きました。
失敗した作品をポンと渡される金田さんに器のデカさを感じました!
「(いつも描いている絵と)一緒じゃん!」
そんなこんなでちょっと悔しかったので金田さんと同じ塗り方で彩色したものにサインを貰うようになったんだけど、金田さんにサインをお願いした所、思わぬ返事が・・・
「コレ、2枚あるんだったら頂戴よ!」(金田伊功)
「えっ? ど、どうぞ、どうぞ!」(ロバくん)
という事で金田さんに差し上げるような形になった後日、No.1に遊びに行くと・・・
「アレね! 出しといたから!」(金田伊功)
「えっ?」(ロバくん)
事情が飲み込めずに話を伺うと、ナウシカで忙しかった時に徳間のヒトが雑誌の原稿を受け取りに来たんだけど、完全に忘れていて何にもやってない・・・
と思った瞬間!>(;●∀●) ハッ!
「あ、ある!」(金田伊功)
で、僕の描いたのを出しておいたとの事!>(;・∀・)ノ
という訳で極一部の方しか知りませんが、実は「金田伊功」としてお仕事をさせて頂いた事があるのです。
バースの頃、まだ名古屋に居たので「しまった、ロバくんが居たんだった!」「バースの時、アップとか頼めば良かった!」とおっしゃって下さいました。
当時、僕のファイルの絵を見た貞光さんが・・・
「金田くん、ラサの裸なんて描いてたらダメだよ!」(貞光紳也)
「俺、描いてないよ!」(金田伊功)
と言われ、居た堪れなくなりましたが心の中でこう呟きました。
「すいません、アレは僕がやりました!」(ロバくん)
決して悪気があった訳でなく、背中にレオタードのラインが無かったので、裸で寝そべっているのだと思い込んでの事でした!
金田さんの壮行パーティーの時、ビデオレターにハワイから戻って来たらジョン・ウーとツイ・ハークがそうだったみたいに一緒に仕事をしたいと恥ずかしいメッセージを残したのを憶えていてハワイに旅立つ前に「ジョン・ウーとツイ・ハークみたいにね!」って言って下さったのに、もう一緒に出来ないのかと落胆したものでしたが、よく考えると金田さんの小さなサプライズのお陰であの頃既にご一緒させて頂き、金田伊功としてお仕事させて頂いたのだなと自分を納得させました。
あの後、何度かお会いする度に
「アレ、戻ってこないんだよ!」(金田伊功)
「アレね、返してくれないんだよ・・・」(金田伊功)
というお話をよくされていました。
あの時、何気に要求されてたのかも・・・
そういえば、飛行場で僕のファイルを見た牧子さんが「カラーばっかり・・・」みたいな事を言われていましたが、そういう理由なのです。 スケッチブックとか預けてそのままになってしまったもの等色々あるけど、奥様が昔描いたイラスト等金田さんの老後の楽しみにと取って置いたものも渡しそびれちゃったな・・・
僕が色を塗る時、好き勝手に色を選んで塗っているのかと言いますと、そういう訳でもなく、だいたい原画と一緒に「失敗した・・・」となぜか色見本のように金田さんの失敗作が添えられているのです。 いつも僕に「塗ってみろ!」「描いてみろ!」と挑まれているような感じを受け一気に仕上げていました。
水を張り過ぎて滲んでしまった作品(失敗作)からも多くの事を学ばせて頂きました。
失敗した作品をポンと渡される金田さんに器のデカさを感じました!