「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

食品偽装にみる,経営者のモラル崩壊

2008-06-28 23:00:55 | 企業の不法行為
 ミートホープ(北海道苫小牧市)の牛肉偽装事件,そして船場吉兆の賞味期限切れ食品の販売,産地偽装,さらには料理使い回し発覚と,食品偽装が絶えない。今度は,産地の違う肉を岐阜のブランド牛「飛騨牛」,中国産ウナギを「国産」と偽っていたことが発覚した。当事者間で口止め料として1000万円,責任をかぶることの見返りに1億円なんて話も飛び出している。

 一連の事件に共通しているのは、内部告発から,しぶしぶ事実を認める往生際の悪い経営者の態度だ。どの事件も,それほど悪いことをしたという自覚はないようだ。こうしたモラル欠如の背景には,日本社会を支えてきた凛とした人生観,さらには社会に対する使命感や責任感の変質があるのではあるまいか。



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有森 隆
文藝春秋

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