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ウナギ産地偽装事件-鹿児島業界はリーダーシップの発揮を

2008-06-27 14:37:44 | これでいいのか鹿児島
【ビジュアルは,偽装ラベル】出典:農林水産省プレスリリース
 
 徳島市に拠点のあるウナギ輸入販売会社「魚秀」とマルハニチロホールディングスの子会社市の「神港魚類(神戸市)」が共謀して産地偽装を計画し,製造や販売の実態のない架空会社名「一色フーズ」を表示し,愛知県三河一色産として販売した。これによる神港魚類側の利益は約3億円と決めた』,と魚秀の中谷彰宏社長が徳島県警の任意の事情聴取で話しているという。

 この事件の顛末とJASや品質表示に関する法律情報は,農林水産省のHPに詳述されている。

http://www.maff.go.jp/j/press/syouan/kansa/080625.html

 ウナギの産地偽装に関しては,昨年10月の宮崎県内の問屋の台湾産を宮崎産と偽装したという産地偽装発覚に始まり,愛知県一色うなぎ漁協の「台湾産」ウナギを「鹿子島産」との誤表示騒動。静岡県では,浜松市の土産物販売店が中国産のウナギかば焼きなどを「国産」と虚偽表示して販売し行政指導を受けるなど,問題・事件が続発している。

 業界の実態はお粗末過ぎる。食の安全・安心・信頼」が叫ばれているおり,ウナギ産地偽装問題のすべてを明らかにし,ウナギ業界の流通の透明化を図る取り組みが望まれる。また,業界浄化に向け,養殖ウナギ生産量日本一の鹿児島県養鰻業界のリーダーシップの発揮を期待する。



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河岸 宏和
アスキー

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