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JR九州,株売り出し価格帯は,1株2400−2600円

2016-10-10 23:21:58 | JR九州

>>>JR九州,株売り出し価格帯決定 1株2400−2600円

 報道によるとJR九州 http://www.jrkyushu.co.jp/index.jsp  は6日,25日の株式上場に向けた株式の売り出し価格の仮条件(株価の上限と下限)を,1株当たり2400〜2600円にする。今後,証券会社を通じて注文を受け付け,投資家の動きを見ながら,価格帯の中で17日に売り出し価格を決める。仮条件を基に算出したJR九州の時価総額は,3840億〜4160億円となる。
 同社は,上場承認時の想定株価を1株2450円としていた。
 
 東証は9月15日に上場を承認した。10月25日に上場後,翌26日には福岡証券取引所に上場する。 新規上場株の引き受け証券会社は,国内区分を担当する主幹事証券会社は,野村証券,三菱UFJモルガン・スタンレー証券,SMBC日興証券,JPモルガン証券の4社である。


 ⇒⇒ 【公式】JR九州/上場予定 - jrkyushu-ipo.com‎ ⇒ http://www.jrkyushu-ipo.com/pc/

 ⇒⇒ JR九州グループ 中期経営計画  2016-2018 ⇒   http://www.jrkyushu.co.jp/medium-term_business_plan.pdf
  

●JR九州--企業概要

 JR九州は,1987年の国鉄分割民営化で誕生した。JRの上場は東日本,西日本,東海に次いで4社目。北海道,四国,九州のいわゆる「3島会社」の上場は初めてとなる。上場すれば,事業計画の策定や社長人事で国の認可が必要なくなるなど経営の自由度が高まる。

 JR九州の2015年度の連結決算によると,鉄道事業の売り上げが全体の4割で,営業利益は105億円の赤字。その一方,不動産,外食など鉄道以外の事業は合計323億円の黒字である。
 JR九州は,2016年3月期決算で,民営化時に国から受けた3877億円の経営安定基金を取り崩し,年102億円の九州新幹線の使用料の一括前払いに2205億円,長期借入金の返済に800億円,鉄道事業に872億円をあて,財務基盤の強化を図った。また,鉄道関連の資産をほぼ全額減損処理し,鉄道事業のコストを圧縮した。こうした一連の措置により,2017年3月期は鉄道事業での黒字化を見込んでいる。

 ⇒⇒ JR九州 News Release ⇒ 平成27年度決算について
  https://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/840/002H27kessan.pdf
  
  
●経営安定基金
 経営安定基金は,北海道旅客鉄道(JR北海道),四国旅客鉄道(JR四国),九州旅客鉄道(JR九州)のJR3島会社の経営を支えるために設けられた基金であり,1987年(昭和62)に国鉄が分割・民営化された際に,上述3社に交付された。
 不採算の赤字ローカル路線を多く抱える3社は鉄道事業で利益を出すのが困難なことから,経営安定基金の運用益で鉄道事業の赤字を穴埋めし,鉄道網を維持している。

 基金の一部は独立行政法人である鉄道建設・運輸施設整備支援機構に高金利で貸し付けており,2015年(平成27)3月期に,JR九州は約126億円の運用益をあげている。


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