「身の丈」経営,「身の程」人生

身の丈,身の程を知って生きる・・・・・

110年レールJR肥薩線 『球磨川の駅・ものがたり (肥薩線(川線)とくま川鉄道の各駅探訪)』」

2019-09-10 00:00:20 | JR九州
球磨川の駅・ものがたり (肥薩線(川線)とくま川鉄道の各駅探訪)

 

この本「球磨川の駅・ものがたり」は、河口の八代から球磨川沿い
に走る「肥薩線(川線)」、そして「くま川鉄道」等の31の各駅の
持つ、誰にも知られていない、この沿線の素敵な風情を楽しんでも
らうためのものです。

 

人吉中央出版社 1,500円 松本 晉一著 

肥薩線は起点・八代駅(熊本県)と終点・隼人駅(鹿児島県)の124・2km(28駅)を指すが、肥薩線・川線は地元の通称で、肥薩線が球磨川と並走する路線を肥薩線・川線と呼称し、‘‘川線”とは八代・人吉駅間の51.8hn(15駅)のこと。 また、肥薩線の人吉駅・吉松間の山岳鉄道路線35.0km(5駅)を地元では肥薩線(山線)と呼称している。人吉・鹿児島間が開通した明治42年(1909)11月以後、海岸線開通の昭和2年までの18年間、この肥薩線は鹿児島本線と呼ばれていた。

 はじめに (p6~p7)

 この本「球磨川の駅・ものがたり」は、河口の八代から球磨川沿いに走る「肥薩線(川線)」、そして「くま川鉄道」等の31の各駅の持つ、誰にも知られていない、この沿線の素敵な風情を楽しんでもらうためのものです。
 いつもそこに居て、その価値に気付かれていない沿線流域の皆さま方にも、この魅力を知って欲しいと思います。地元の私どもにとっては何でもない、いつもの風景なのですが、仕事でも、遊びでも、この列車に揺られ、中流の一勝地・人吉、上流の多良木・湯前を訪れる人々にとって、鉄路のその響きや振動、その感触と共に、この自然の偉容、存在美は何とも言えない他所にない雰囲気を醸し出してくれるのです。それこそ子守唄の五木村同様、やっと「日本の古里に帰って来たなあ」 と言う懐かしい感動・想いです。
 ここ数年、鉄道や駅にまつわる本やテレビ番組が数多く出版・放映されています。鉄道が始まって110余年を経た、この球磨川の鉄路だけに秘められた、この地、この駅にしか存在しない四季の風情、お人よし、情の厚さをこの2つの路線で探訪され、さらに沿線の自然遺産、歴史遺産、人物遺産の存在を味わって頂ければと、この文を細ってみました。
 勿論、この鉄道の歴史や、この川とも関係性の深い水運、林業、木材業のことを含め,鉄道遺産だけでなく産業遺産的視点も入れて書いてあります。
 どちらにしろ、この本を片手に「何か好いなあ、感じるなあ」と思われる駅に、ふらり一人で降りてみて下さい。そこには、この〝球磨川の厭″の持つ個性が仔んでいます。従来の鉄道本にはない、この球磨川の〝郡物語り″ でそれを探してみて下さい。

 

 

>>>山線・100年レールJR肥薩線 嘉例川駅の「ニャン太郎」,観光大使に-山線

                          (2016-05-06-掲載)

   1903(明治36)年の開業時の木造駅舎が残るJR肥薩線の嘉例川駅に,1匹の雄ネコが昨年11月ごろからすみ着いた。「ニャン太郎」と名付けられたこのネコは人懐こく,観光客の間でも一躍人気者に。駅舎を管理する地域の人々から,「招き猫」「神様からのお使い」とかわいがられ,今月5日には「嘉例川観光大使」に任命された。 なお,嘉例川駅にはすでに人間の名誉駅長が任命されている。


            photo:毎日新聞 YouTubeより


  山あいにひっそりたたずむ 113年の歴史-JR肥薩線・嘉例川駅

 kareigawa2 sound1

 

 鹿児島空港から,車で10~15分程の山あいに,レトロな駅舎で知られる肥薩線の嘉例川駅(霧島市隼人町嘉例川2174)がたたずみます。

2011-06-karei-map01

   

0906 嘉例川 はやとの風              


     


0909-hayato-1

2011-karei-0614

 JR肥薩線の嘉例川駅は無人駅で,国の登録有形文化財に登録されています。峠を越え,時を超え,受け継がれた鉄路と駅舎。JR肥薩線 嘉例川駅は,113年前の開業当時のそのままが残る古い木造駅舎です。


 JR嘉例川駅に,2011年4月,大型駐車場ができました。駐車場は駅舎から約150メートルの位置にあり,約1550平方メートルに、普通車12台、バス4台分の区画線があるほか、普通車数十台が駐車できます。
 それまでも駅舎前に駐車スペースはありましたが,手狭であり複数の大型バスの乗り入れには苦労していました。


2011-06hayato01


JR九州-100年レイル肥薩線・ 嘉例川駅停車 黒特急・「はやとの風」

201012-hayato-2

 「はやとの風」は,鹿児島中央~隼人~吉松間を走る漆黒のボディーに金のエンブレムが輝く優雅で重厚な,ディゼルエンジンの黒列車です。

 約30年前に製造された普通列車用気動(ディゼル)車を高速運行用に約4500万円を投じて改造されました。この車両の壁や窓のブラインドにはバイオリ ンや高級家具に使われるホワイトシカモアを採用し,明るく木の柔らかさを強調した内装に仕立てている。照明も明るくするなど,おしゃれに仕上げ直されています。

 先頭車にはテーブルを挟んで4人が向かい合って座るボックスシートがあり,車いす用のスペースや段差をなくしたバリアフリー対応の洗面所を設けるなど,魅力のある車両に仕上がっています。「はやとの風」は,いまやJR九州を代表する人気特急の1つです。

201012-hayato-1



  ★。*・。.☆。・*・。.★.。*・。*・。.☆。・*・。.★.。*・。☆

 





★楽天トラベル 国内旅行 宿泊・航空券・レンタカー予約★ 

 

 


グリーンファン 扇風機/グリーンファン サーキュレーター/グリーンファン2 扇風機/GreenFan2/省...


アーカイブ-2010年 JR九州の駅弁ランキング 3年連続1位嘉例川駅の「百年の旅物語『かれい川』」 
                                                                  --  2010年2月24日 --

JR九州の「第6回九州駅弁ランキング」で,1位には嘉例川駅(鹿児島県霧島市)などで販売する「百年の旅物語『かれい川』」が3年連続で選ばれました。
 「かれい川」は、地元でとれるサツマイモ入りのてんぷらや,炊き込みご飯といった素朴な味が特徴です。週末には1日100個以上が売れる人気商品でもあります。
 一般投票約1万3000通で選ばれた上位10点を,福岡市の料理研究家上村節子さんら特別審査員4人と報道関係者が試食,最も優れていると思う物に1票を投じました。


◇「百年の旅物語『かれい川』」
kareigawa


 駅弁"かれい川”は,特急「はやとの風」が登場した2004年に誕生。竹皮製の弁当箱にシイタケとタケノコの炊き込みご飯を詰め,サツマイモとニンジンに衣をつけて揚げた郷土料理「がね」やコロッケなどを盛りつけています。
・ 価格/1,050円
・ 販売箇所/嘉例川駅(土・日・祝のみ、数量限定)
・ 発売元/森の弁当やまだ屋





★楽天 九州旅行ガイド★




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 鹿児島 「9月のイベント・祭り... | トップ | コスモス薬品-業界再編の発火点 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

JR九州」カテゴリの最新記事