鹿児島のセブンイレブンは,今年1月,北海道,秋田とともに全国に先がけて店頭入れたてコーヒー「SEVEN CAFE」が販売され,他のコンビニに少なからず衝撃を与えている。他社が脅威とするのはレギュラーサイズ100円,ラージで150円という価格である。ローソン(売価180円),ファミリーマート (同150円)サークルKサンクス(同130円),ミニストップ (同150円)であり,セブンイレブンはどこよりも安い。各コンビニチェーンは,早晩,価格の見直しを迫られそうである。なおサークルKサンクスは,昨年8月までに全6000店に入れ立てコーヒーを導入している。
衝撃の100円価格で全店へ導入-クリエイティブデレクター佐藤可士和氏デザインのコーヒーマシンを使用。
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習慣化しやすいコーヒーは、集客商品としての期待も大きい。セブンイレブンは,コーヒーをきっかけにして、調理パンやペストリー、デザートなどを同時購入する効果も狙っている。今年8月までには全国約1万5000店舗へ導入する予定。1店舗あたり1日60杯、年間3億3000万杯の販売を目標としている。
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「SEVEN CAFE」 は、「ウオッシュド ハイグレード アラビカ豆100%使用」している。ホットではグアテマラ、タンザニア、ブラジル、エルサルバドルの豆を、アイスはグァテマラ、コロンビア、ブラジル、エルサルパドルの豆をブレンド。温度帯に合わせて最適な配合を図っている。
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