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車いす社長 春山満氏ご逝去 「春山氏の死生観」

2014-03-01 00:00:42 | 「身の程」人生

 phote:ハンディネットワーク インターナショナルHPより

 

 筋ジストロフィーを発症しながら介護・福祉ビジネスの第一線で活躍した,ハンディネットワークインターナショナル社長の春山満氏が2月23日,進行性筋ジストロフィーによる呼吸不全のため自宅で死去。60歳。

 24歳で筋ジストロフィーを発症し,首から下の運動機能を失った。1991年に介護や医療の商品を開発、販売するハンディネットワークインターナショナルを設立。2003年には米誌ビジネスウィークで,アジア各界の代表的な指導者「アジアの星」の一人に選ばれている。


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 春山満氏は介護ビジネスの第一線を走り続けている実業家である。と同時に,24歳の時に進行性筋ジストロフィーを発症,首から下の運動機能が全廃、寝返りを打つことさえできない身体障害者でもある。

 -------僕にできないこと。僕にしかできないこと。 

 僕は,本当に心から天生って,面白いものと思っています。失くしたものを勘定する必要など全然ありません。
 誰でも心に悩みを持っています。家庭には何かの問題を抱えています。たまたま僕は,その上にグリコのおまけみたいに難病と,四肢全廃を抱えているだけです。
たまたま僕に取リついた難病によって,人生の今の一日の大切さとか愛しさをもらったのです。だから僕は,天生って,決して捨てたもんじゃない。と声を大にして言いたいのです。
  僕の身体の筋肉は毎日,毎日,崩壊し続けています。今,この瞬間ももちろん,その崩壊過程にあります。手足の末端から始まった萎縮が,やがて首の筋肉をむしり取り,肺と心臓にまで及んでくるのは,そう違い日のことではないのでしょう。肺が収縮を止め,心臓が鼓動を止める。
 僕だけが例外ではありまません。健康な人でも実は毎日,筋肉は崩壊へ向かっているのです。50年,60年というワイドレンジなのか,僕のように10年というショートレンジなのかという差があるだけです。  
                                               春山満著  『僕にできないこと。僕にしかできないこと。』より

|||  来年2月に還暦を迎えます

  「普通の人間なら,長い時間をかけて体力が衰えて老人になっていくところを僕の場合は、短時間に猛スピードで衰えていきました。正直,ここまで命が持つとは思いませんでした。長男・哲朗と次男・龍二にビジネスのイロハを教えてあげたいという夢はかないました。今後は若い世代に会社を任せて,ささやかですが 〝生きた証し〟を世に残していきたい。
 6月に出版した『僕はそれでも生き抜いた』もそのひとつ。『明るく元気に,賢くたくましく,どんな時代も,どんな環境でも,何としても生き抜く』というメッセージが伝えられたら,と思っています」 。                 春山満著 『僕はそれでも生き抜いた』より

 

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僕はそれでも生き抜いた

ジェットコースターのような半生と春山哲学

が綴られている。

実業之日本社

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 ◆人は,必ずこの世を去る。

 人は,必ずこの世を去る。考えてみれば当たり前のことなのですが,医師がどんなに手を尽くしても,人の寿命を覆すことは絶対にできません。しかし,この厳然とした「真理」を我々はとかく忘れがちなのではないでしょうか。

 肉体は消滅しても人の魂は存在する,大切な人との別れは一時的なもの,他界した人はどこかで自分を見守ってくれている。いつの日か再会できると考えれば,死別の意味も変わってくる。悲しみに向き合って生きて行くことができる。
 そして,摂理,霊魂の永遠に思いを重ねつつ今に没頭すれば,肉体の死を恐れることなく,勇気を持って生きて行ける。と・・・・・。

|||人は死なない』 矢作直樹著

     東京大学医学部教授/
          同大学医学部附属病院救急部集中治療部長

 臨床医として人の生と死に間近に接し,医学の常識では説明が付かない数多くの経験からの書。霊魂や神が存在するか否かではなく,著者の霊性体験を冷静に分析している。

 肉体は消滅しても人の魂は存在する。大切な人との別れは一時的なもの,他界した人はどこかで自分を見守ってくれている。いつの日か再会できると考えれば,死別の意味も変わってくる。悲しみに向き合って生きて行くことができる。
 そして,摂理,霊魂の永遠に思いを重ねつつ今に没頭すれば,肉体の死を恐れることなく,勇気を持って生きて行けると・・・・・。

人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-

著者 矢作直樹:東京大学医学部教授/
          同大学医学部附属病院救急部集中治療部長

「神は在るか,魂魄は在るか・・・」 現役のER医師である著者が,生と死が行き
交う日々の中で,数々の不思議な体験を通して思索した大いなる力と魂魄の永

      刊:バジリコ


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ハンディネットワーク インターナショナル(HNI)のフィロソフィー


 ◇日本一,生意気な,理念を持つ零細企業,それがHNI

ハンディネットワーク インターナショナル(HNI)の大将である私は首から下はまったく働かない。寝るとき以外は車イスに座ったまま。いわば寝たきり中年の見本。ここが健康な生意気大将と違う。しかし、首から上は働くから,人並みに考えることができる。人並み以上にしゃべることも大いにできる。暴言すれすれのアジテーターにもなり,ボディーブローを打たれたら回し蹴りもかます。

世には,五体満足で首から下はピンピンなのに,頭のいかれたご同輩も大勢いる。そう考えると人生五分五分,そう捨てたものではない。紀元前4世紀ころ、中国に膝から下を刑で切り落とされ,歩けない,走れない,動けないハンディを部下たちに代わってもらいながら名をあげた優秀な軍師がいた。名を孫ピン(そんぴん)といった。孫子の兵法を記した孫武の孫とも言われ,またの名を「いざり将軍」。

現代版「いざり将軍」と大いに自負する私が統括するHNIの活躍の場は、医療福祉ビジネス。取り組み始めて15年になる。
この世界は,眠れる巨象と言われてきた。ある人は鼻をさわってホースだという。足に触れて大樹のようだという。毛をさわって針金のようにざらざらしているという。さわる人によって違うことをいう未開の荒野だ。

だからこそ面白い。

その未開のマーケットの導き手として,現代版「いざり将軍」の率いるわが社は,バブル経済のはじけたここ数年,毎年30%以上の成長を続け,現在売り上げ12億円に達するようになった。しかし,会社を大きくすることは決して私の願いではない。潜在的にこれほど多くの人々が「ものとサービス」を望みながら,いまだそれが満足に提供されていないこの矛盾した時代とマーケットのゆがんだ構造に一石を投じることが面白くて面白くて仕方がないのである。

21世紀最大の成長産業として今は誰も疑わない医療介護ビジネス。一方で過剰な注目の中で亀裂を迎えた現在。いよいよあの巨象たちが動き始めた。その競争下で生まれるサービスの質が,消費者にとって満足のいくサービスになるようにと,命を削ってビジネスというゲームを満喫していきたいとHNIは願う。

頼まれても奉仕、無料は原則お断り。ビジネスも、年間100回を超える講演もボランティアでは行わない。ボランティアプロジェクトで大成した事例なし。適正な講演料,業務委託費をいただく以上は,相手もその10倍のメリットを勝ち取ろう,と気合いを入れる。真剣勝負の緊張感が,この新しい医療福祉ビジネスを健全に成長させる一番の要因なのである。

一方,わが社が世に送り出す商品とサービスは,価値も価格も高いものばかりだ,と不思議がられる。それには理由がある。価格破壊のこの時代だが,逆に今こそターゲットを絞ったマーケティングをして,高付加価値、高価格商品を提供する提案型の企業が求められている。それが健全に成り立っていくことが,日本の超高齢化にふさわしいインフラ,社会基盤になると確信するからだ。


◇会社は小さく,ネットワークはでかく

新しい商品を開発し,新しい流通を作ることを目的として,ハンディネットワーク インターナショナル(HNI)は1991年4月にスタート。

「会社は小さく,ネットワークはでかく」という企業理念で,巨象たち,つまり大企業を福祉というマーケットに呼び込む。それは会社を発展させるためにも,超高齢化する日本のためにも大事だと考えていた。そして私たちは巨象の鼻先に乗って小さな堤灯の役目を果たし,堤灯の明かりで前を照らすことによって,巨象たちが安全にそのマーケットを歩いていけるようにコンサルティングしていく。

巨象たちが歩いた後には,必ず大きな道ができる。その道は絶対に日本のためになる。そんな目標を掲げ,社員数若干4名の零細企業から歩み始めた…。

企画開発をおこなう3つの条件

情熱が強すぎるためにビジネス感覚を失っている人を見かける。福祉ビジネスにおいて特に起こりがちなのだが,人の役に立つとか,喜ばれるとか,高邁な理念とかいう言葉に惑わされ,ビジネスの根本である利益を上げることを忘れることがよくある。ときには「やってあげたい」という気持ちを抑えて,仕事を動かさないドライさも必要。

社会正義があるからといって,私たちは決して利益を度外視して事業を進めることはありません。それは商品や高齢者住宅の開発においても同じ。だから,HNIでは企画開発をおこなう際,3つの条件を満たしているかどうかをまずは精査することにしている。

    その開発によってもたらされる効果が潜在的に望まれていながら,いまだに提供されていない分野であるのかどうか。
    その開発によってもたらされる効果が高価格で売れるものなのかどうか。
    開発に着手しようとする製品の消費環境が、時代のトレンドに支えられているかどうか。


迎合しない,自己選択と自己責任の時代に,前向きに爽やかに最期の一瞬まで燃やし尽くせる暮らしの価値を提供する。これこそが,春山 満のライフワークであり,ハンディネットワーク インターナショナル(HNI)のフィロソフィー。

                   出典:http://www.hni.co.jp/concept.html

 

 

⇒⇒ MBSラジオポットキャスト  息子・哲朗氏が語る父・春山満のエピソード
             http://www.mbs1179.com/haru/1395503663.shtml

 


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