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九州の宿泊稼働指数,7月は10.4ポイント上昇 -九州経済調査協会(福岡市)-

2021-08-18 15:10:20 | 九州経済(地域経済)

出典:九州経済調査協会

 

 8月5日に九州経済調査協会(福岡市)が発表した「九州7県の7月の宿泊稼働指数」によると,前月比10.4ポイント上昇の31.1だった。指数は同協会が宿泊予約サイトのデータをもと独自に算出し,100に近いほど宿泊施設の稼働率が高いことを示す。この指数は宿泊予約サイトのデータをもとに算出している。全国平均では7.9ポイント上昇し,30.4となった。近畿を除く全国11地域で回復した。沖縄県は4.2ポイント上昇の19.7だった。

>>>九州の宿泊稼働指数,7月は前月比10・4ポイント上昇…4連休で回復
 九州7県の7月の「宿泊稼働指数」は前月比10・4ポイント上昇の31・1で,2か月連続で前月を上回った。4連休を中心に宿泊施設の利用者が増えたのが要因とみている。ただ,新型コロナウイルスの感染が急拡大しており,8月は下落に転じる見通し。

 九州全7県で指数が上昇し,宮崎は22・7ポイント上がって47・6,鹿児島では15・7ポイント伸びて37・2となった。福岡は6・3ポイント上昇したが,指数は22・6と低水準だった。

 九州経済調査協会は「足元では感染状況が悪化し,県を越えた移動の自粛要請も出ている。人の動きが鈍り,宿泊施設の稼働が低迷する可能性がある」と分析している。

 出典:九州経済調査協会

 

▼出典:(source)
 ⇒⇒ 九州経済調査協会  8/5,新型コロナウィルス感染拡大による宿泊施設への影響(2021年7月) DATASALAD 宿泊稼働指数

○1.全国の宿泊稼働指数: 2 カ月連続で改善
 2021 年 7 月における全国の宿泊稼働指数は 30.4 となり,前月の 22.5 を上回り,2 カ月連続で上昇した。5 道府県(北海道,愛知県,京都府,兵庫県,福岡県)のまん延防止等重点措置が 7/11 までで解除されるなど,新型コロナウイルス感染拡大の第 4 波が収束するなかで,7/22~25 の 4 連休にかけて,宿泊稼働は改善が継続した。稼働低迷が続く状況に変わりはないが,前年差のプラス幅は 6.5pt と前月よりも若干大きくなった。

 

○2.地域ブロック別の宿泊稼働指数: 沖縄の低迷続く
 2021 年 7 月の宿泊稼働指数を 12 の地域ブロック別にみると,近畿を除く 11 地域で前月を上回った。
特に東北(41.8),北海道(39.2),甲信越(38.8)など東日本の地方部で水準が高く,前月からの改善幅も大きい。また南関東(28.9)は対前年・対前月ともに改善幅が大きい。第 4 波と第 5 波の間で人流に戻りが見られたことに加え,東京五輪関係者の需要が寄与しているとみられる。一方で,5/23 以降緊急事態宣言が継続している沖縄(19.7)は最も水準が低く,前年差▲4.0pt と苦境が続いている。


○3.都道府県別の宿泊稼働状況: 地方部・大都市部とも,改善はまだら模様
2021 年 7 月の宿泊稼働指数を 47 都道府県別にみると,44 都道県で前月を上回った。特に宮崎県(前月差+22.7pt),鹿児島県(同+15.7pt),静岡県(同+14.7pt),北海道(同+14.3pt)などで改善幅が大きかった。
前年差でみても岩手県(前年差+20.2pt),秋田県(同+20.1pt),佐賀県(同+18.9pt)など,地方部で改善が大きい。他方,京都府(前年差▲18.0pt),石川県(同▲5.2pt),長崎県(同▲5.1pt)などではマイナスとなっている。これらの地域では前年に回復が早期に進んでいたが,第 4 波から第 5 波にかけての状況下では不振となっている。また大都市部では,大阪府で 24.7,愛知県で 18.2,福岡県で 22.6 など低水準が継続しているが,東京都は 29.1 と例外的に高い水準となった。

 

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