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内定ゼロ卒業生3万1000人 既卒者就活,厳しい再挑戦

2010-08-31 00:03:13 | 「身の丈」経営
◆内定ゼロ卒業生3万1000人 既卒者就活,厳しい再挑戦

 この春大学を卒業した就職希望者の就職率は91.8%で,前年に比べて3.9ポイント悪化し
た。厚生労働省の推計(4月時点)では,3万1000人が就職先が決まらないまま卒業したと
みられる。新卒重視の雇用慣行に不況が重なり,極めて不利な立場にある。


▼国の既卒者支援策- 
国も今春卒業の既卒者に絞った支援策を打ち出した。厚生労働省は2月から,1~3カ月
間の体験雇用後の正規雇用を目指す事業を開始した。企業は既卒者と有期雇用契約を結び,
賃金を支払う。7月上旬時点で体験雇用を終えた約300人のうち,230人が正規雇用されたと
いう。
 中小企業庁も約5000人を中小企業で約半年間インターンシップをさせるプロジェクトを始
めた。実習生への日額7000円,受け入れ企業への助成金日額3500円などは国が負担する。

・PASONAの「新卒者就職応援プロジェクト」は、平成22年3月卒業の就職先が未内定の方を
対象に、企業の仕事に触れる機会を提供する中小企業庁の取り組み(※)です。




▼大学の既卒者支援策-
 在学生だけでなく、就職が決まらない卒業生への支援に力を入れる動きも広がっている。
神奈川工科大は今年度卒業生が「研究生」として籍を残し、年間20万円程度の学費で支援を
受けられる仕組みを開始。4月に実施した企業の人事担当者を招いての模擬面接には約50人
が参加した。「なぜ就職に失敗したのか、腰をすえて支援する必要がある」と強調する。
 就職支援は国立大も無縁ではない。千葉大学は学生や卒業生の就職相談に応じる個別相談
を4月から従来の週2回から3回に増やした。大学への相談件数が「昨年と比べ5割近く増
えている」(就職支援課)といい、個別相談は毎回ほぼ満員。今年から夏休み中も相談に応
じている。


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