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「焼肉酒家えびす」のその後 - 勘坂康弘・元社長  「運転手として働く」

2014-01-09 12:02:17 | 「身の丈」経営

  このブログでは,経営陣の不祥事から経営破綻した林原,焼肉酒家えびす,安愚楽牧場を追跡しています。林原はスポンサーを得て再建に踏み出しましたが,焼肉酒家えびす,安愚楽牧場の2社は刑事責任を問われる事態となりました。

>>>焼肉えびす 勘坂康弘・元社長  「運送業界で運転手として働く」

 
死者5人、被害者181人を出した2011年4月の「焼肉酒家えびす」の食中毒事件。社長の勘坂康弘氏の報道陣を前にしての土下座は,「パフォーマンスだ」と非難された。
 勘坂氏は、「賠償のために全財産を充てる」とも語ったていたが,2年が過ぎた今も被害者への補償は進んでいないという。氏は自己破産して妻と離婚し、単身で金沢市内の賃貸マンションで暮らすという。知人によると,運送関係の職場でドライバーをしているとのこと。

 なお,仕入れ先の食肉卸業者
大和屋商店に約3億1000万円の損害賠償訴訟を起こしている。“大腸菌は大和屋商店の時点で付着していたのだから,それを提供された「えびす」は被害者である”という論理である。この訴訟には,一部の被害者も原告に名を連ねる。
 
大和屋商店側は、警察の調べで食中毒の原因が断定されていないとし,“食中毒の原因はそもそもユッケなのか”という事実関係から争う姿勢である。                                          
                                        ※参考 「週刊ポスト」2014年1月17日号

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   ・焼肉酒家えびす」買収のスタンドサービス-民事再生法適用を申請 

 

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   えびす被害者が富山県に申立書 - 食中毒対応の不備を指摘

 

 

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   ・「焼肉酒家えびす」事件その後 - 買収先が順次開店の方針

   ・「焼肉酒家えびす」-ユッケ集団食中毒事件のその後-2

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