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「明日ママ」第6話 3週連続企業CMなし…あだ名はそのまま

2014-02-21 11:41:11 | 「身の程」人生

 日本テレビの連続ドラマ「明日、ママがいない」(水曜後10・00)は,養護施設での苛烈な体罰が描かれるなど,かなり刺激的なストーリーに対し,慈恵病院(熊本市)や全国児童養護施設協議会が「視聴者に誤解を与える」「差別を助長する」として放送中止を要請。日テレ側は,内容の一部を変更する方針を表明している。19日放送の第6話では,AC広告5本と番組宣伝6本のみだった。企業CMが1本もない状況が第4話から3週連続となった。なお「ポスト」などのあだ名も継続して使われた。
 第6話の平均視聴率11.5%(関東地区 ビデオリサーチ調べ)で,前回から0・1ポイントダウンし,最低を更新した。視聴率は初回が14.0%,2回13.5%,3回15.0%,4回13.1%,5回11.6%と推移している。

◆視聴率の推移
第1話 14.0%
第2話 13.5%
第3話 15.0%
第4話 13.1%
第5話 11.6%
第6話 11.5%

 

  。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。明日、ママがいない あらすじY⌒Y⌒Y。+゜☆゜+。Y⌒Y⌒Y+


 「第1話などに見られた、子どもへの暴力や暴言シーンは,第5話でなくなった。第4話あたりから、ストーリーや演出の“毒気”がすっかり抜け、登場人物は“いい人”ばかりになったとの感想も聞かれる。

登場することも達の呼び名(あだ名)
・「赤ちゃんポスト」に預けられた子なのでポスト」,リーダー的な存在。
・母親が彼氏を鈍器で殴って逮捕された「ドンキ」。
・両親がピアノを残して蒸発した「ピア美」 。
・里親が現れない「オツボネ」 。
・コインロッカーに捨てられていた「ロッカー」 。
家が貧乏「ボンビ」。
・パチンコ
依存症の母親に,真夏の締め切った室内に放置された「パチ」。


第1話のストーリー 
  真希(9歳)は, 母・涼香が傷害事件で逮捕され,養護施設(グループホーム)の「コガモの家」に預けられる。グループホームの施設長の佐々木 友則(ささき とものり)〈48歳〉は足を引きずって歩き,常にステッキをはなさず,舌打ちを癖とする。子供たちを「里親のペット」と形容し,「時に心を癒やすようにか わいらしく笑い,時に庇護欲をそそるように泣け」とトゲトゲしい言葉使いで恫喝と体罰を以って非情に接する。

 子ども達は,親が育てら れ ない子を匿名で受け入れる「赤ちゃんポスト」に預けられたから「ポスト」(9歳)、親が貧乏だから「ボンビ」(9歳)、母親がギャンブル中毒だったので 「パチ」(9歳)といったように,互いをその境遇に絡めたあだ名で呼び合う。真希はといえば、母親が恋人を鈍器(灰皿)で殴ったことから、「ドンキ」とい う仇名をつけられた。・・・・・

第2話のストーリー 
 ポストは、幼いパチを、まるで母親のように可愛がって良く面倒を見ていた。まだ甘えん坊のパチは、ママの匂いがするというシャンプーのボトルを常に離さない。
 夜、ポストらコガモの家の子供たちは、施設長の佐々木から, 新しい里親候補の資料を見せられる。今回の里親候補は少なくて、子供達は、里親の資料を奪い合うように取り合う。
 元はピアノのある家の子供だったピア美は、ピアノを弾かせてもらえるような裕福な家に引き取ってもらいたいと願いながら、里親候補の中から一組の夫婦を選ぶ。そしてパチも、今回が初めてとなるが、里親候補のもとへ行くよう佐々木に命じられる。

 こうして、今回は、ピア美とパチの二人がそれぞれの里親候補の家へ“お試し”に行く事が決まった。パチと母子の様に接してきたポストは戸惑いを感じながらも,パチの幸せを願い,送り出す。・・・・・

第3話のストーリー
 第3話では,児童養護施設「コガモの家」を来年には出ていかなければならない17歳のオツボネにスポットが当てられドラマは展開。

  条件の合う里親候補がなかなか見つからず悩んでいた「コガモ」の家に,年齢性別不問で子供を引き取りたいという里親候補が現れる。条件はただ一つ、星座が 射手座であることだけであった。コガモの家の子供達の中ではポストとオツボネが射手座であり,2人は吉田夫妻の家へとお試しに出ることになっ た。・・・・・

第4話のストーリー

 過激度合いはトーンダウン。施設長が子供たちに暴力を振るうシーンや、ペット扱いするようなあけすけな暴言はなくなった。 第4話は、「赤ちゃんポスト」に 預けられたことから「ポスト」(9歳)と呼ばれる主人公が,養護施設(グループホーム)「コガモの家」でともに暮らす仲間のー親が貧乏だからと「ボンビ」 (9歳)とのあだ名-トラウマの理由探しに奔走する。

 家が貧乏のために、お金が出来たらきっ迎えに来てくれると思っている「ボンビ」の両親が実は、災害で亡くなり、遺体が見つかっていないことが明かされた。第4話のでは,前回までとは違い,ポストらの動きに
陰で協力する施設長 佐々木の優しい配慮が描かれていた。これは抗議によるシナリオ変更なのか? それとも,はじめから設定されていた筋書きなのか?・・・・。

第5話のストーリー   "ピア美の父親の過去が暴かれる”

  第5話は、パチが里親候補の山口夫妻のもとへ行くことになる。山口夫妻はパチを温かく迎えるが、ポストはなぜか元気がないパチの様子が気にかかる。その 頃、いつもようにピア美が音楽室でピアノの練習をしていると、突然現れたみどりが演奏を聞かせてほしいとある曲をリクエストする。
 後日,ピア美は音楽の教師から有名なピアノコンクールに出場するよう勧められる。声をかけてきたみどりは音大の教授で、コンクールの審査員をしていて、ピア美のピアノ を気に入り,推薦してくれたというのだ。そんな中,ドンキは以前断った川島と美鈴夫婦の家へ再び“お試し”に行くように言われて…。

 第6話のストーリー

 コガモの家の職員・ロッカーはドンキの川島家へのお試しに同行する。二人は,その帰り道で夫婦喧嘩の場に出くわす。夫が妻に殴り掛かろうとした時,止めに入ったロッカーはその夫に殴りにかかり,警察沙汰となる。

 この様子を見ていたドンキはショックを受ける。
ポストは,ロッカーの過去に何かある、と感づく。・・・・そもそもロッカーがこのコガモの家に来た理由を,佐々木と叶が話しているのをボンビは聞いてしまった!。 ロッカーの素性や施設長が刑事だった過去を知る・・・・・。

  問題提起    -- ”物事をいったん自分の胸に落とし込んで考えろ。”--
  グループホーム「コガモの家」の“施設長・佐々木が、子供たちを集めて説教するシーン。佐々木は子供たちにクッションを抱かせ、「大人の中には、価値観が 固定され、自分が受け入れられないものを全て否定し、自分が正しいと声を荒げて攻撃して来る者もいる。それは胸にクッションを持たないからだ。そんな大人 になったらおしまいだぞ。話し合いすらできないモンスターになる。だが、お前達は子供だ。まだ間に合うんだ。一度,心に受け止めるクッションを情緒を持ちなさい」と、語りかける。

 

 
       
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※赤堀料理学園(東京)http://www.cook.co.jp/ の赤堀博美さんが、『明日、ママがいない』で料理指導を担当している。


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