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りぞあかぶろぐ2

ココログで2006年から掲載してきたライフログ「りぞあかぶろぐ」の第2弾です。

バインミーシンチャオ中野店に行きました!

2024-10-28 05:00:00 | グルメ

中野南口のベトナム料理店 バインミーシンチャオ中野店に行ってきました!

 

 バインミーとは、ベトナムのサンドイッチ。この店は、本来、高田馬場で創業したサンドイッチ店なのですが、つい麺を頼んでしまいました。

 結構、混んでいて人気があるようです。この場所は、むし社のあった場所だったかな。千光前通りは、サウステラができるもあまり特徴的なお店がないので、このあたりまでくると面白くなってきますね。

 平成28年(紀元2676キリスト暦2016)に四日市大学の経済学部経済学科の学生だった、ブイ・タン・タム氏と兄のブイ・タン・ユイ氏が高田馬場に創業したこのお店。既に全国16店舗を構えるチェーン店となっているようです。

 公式ホームページでは、下記のように書いています。

美味しいベトナム風パン「バインミー」を通じて、兄弟のユイとタムは自身の愛情、思い、そして願望を伝えたいと願っています。彼らは食文化や文化的な交流だけでなく、ベトナムの若者たちの熱意と知識を日本の桜の国へも紹介したいと考えています。彼らはまた、日本のベトナム人コミュニティを支援し、連帯と発展に貢献したいと願っています。彼らは日本とベトナムの文化的、経済的な交流の一部であり、完璧な橋渡しの一翼を担いたいと願っています。

 こういう若いエネルギーが入ってくる世の中になるのでしょう。日本は移民国になったという人がいますが、基本的にそれはフェイクですね。正確には外国人材の受け入れです。理念部分で「移民国」を前提に組み上げている主張は正直眉唾に感じます。

 でも外国人材の受け入れは行うわけですから、こういったグローバル化は進んでいきます。とは言っても、国単位で社会が構成される状況は基本的に変わらないのだと思います。全世界の権力構造や政治体制が大きく変化すれば別ですけど。それにはすさまじく長い年月が必要でしょうね。したがって、国単位で適切に社会が成り立つような仕組みづくりが必要になります。その現実を踏まえない活動は、この国に住まう人たちの生活を売り渡し、双方を不幸にするだけなのでしょうね。

 とはいえ、ここに暮らしよき市民として夢を持ちまじめに働く若人たちが、幸せに暮らせない社会はおかしいでしょう。異なる文化を持った方々を受け入れる多文化共生の理念自体は否定しないということはそういうことです。

 国を単位とした社会の必要性と多文化共生の理念を両立させるには、国ごとの社会統合という視点が不可欠になります。正直、先ほどリンクを貼った国の方針も社会統合に触れているのは、外務省のシンポジウムくらいというお粗末なもの。日本国民だけが共生に伴う負担を負うのではなく、入ってくる方々にも日本文化にも歩み寄っていただき互恵的な社会を創っていくという必要があるのでしょう。総務省の多文化共生施策が何年たっても(平成18年から実施)成果をあげず、逆の性格のニュースばかりが報道されまくるのは、施策の基本設計に誤りがあるからなのでしょう。

 このお店、日本語のホームページをきちんと作っていることは、好感が持てます。「完璧な橋渡し」に向けて努力しているということなのでしょうね。

(参考)グルメカテゴリのインデックス記事