23区唯一の造り酒屋。東京港醸造が運営する日本酒ラウンジバー。
ビルの10階にあり、スカイツリーが線路の間から垣間見えるえらくおしゃれな雰囲気。
見出し画像のとおり、日本酒をグラスで賞味するというスタイルですね。
ここを運営する東京港酒造さんは、平成23年(紀元2671キリスト暦2011)(歴年表示の考え方)開業。
平成30年(紀元2678キリスト暦2018)に廃業となった北区の小山酒造が23区唯一かなと思っていたのですが、7年間は、2つあったということなんですね。
清酒を醸造しはじめたのは、平成28年(紀元2676キリスト暦2016)からとのこと。
東京港醸造は、若松屋というお店が母体となっています。
若松屋さんは、文化9年(紀元2472キリスト暦1812)創業。
幕末には、酒造のほかに、居酒屋なども営業し、薩摩藩への出入りでもあったことから、西郷隆盛なども出入りしていて、当時の書なども残されているとのこと。
江戸開城という名前のお酒も出しているそうですが、そういった縁もあり、名付けているのでしょうか。
明治の時代となり、酒税法の変化その他の事情により、明治42年(紀元2569キリスト暦1909)酒蔵は廃業となります。
その後は、食堂、雑貨業として存続していましたが、平成23年に酒造業を再興することが出来たとのことです。
同じビルを回ったところに、酒蔵の入口があります。見学等は行っていないようですが。
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