昌平橋通りを渡ると、秋葉原の喧騒から離れます。日曜のせいか多くの店やオフィスが閉じている中、歩みを進めます。
湯島聖堂の前を通り、聖橋を渡ります。湯島聖堂は、街巡りスタンプラリーの際に記事化しました。
お茶の水駅のところでは、アートイベントのようなものをやっていました。そのせいでしょうか、こころなしか、街で写生をしている人が多かったような気がします。
お茶の水駅から、線路に沿ってしばらく歩きます。途中、いかにも台地状の地形にあるのが、写真の皀角坂。あまり見ない字ですが、サイカチザカと読むそうです。
このあたりには、サイカチの木が多く植えられていたとのことでこの名がついているとのこと。サイカチの木とは、マメ科の樹木とのことですが、豆はサポニンという物質を含んでおり、食べられないとのこと。
昔は洗濯石鹸として用いられていたとか。トゲがあるそうなのであまり見かけないですね。
坂を下りていくと、神田上水懸樋跡の看板があります。
写真にリンクを貼りましたが、絵の部分を拡大しても今一つかもしれません。この辺りで、絵のような感じで、神田川を交差していたとのこと。
江戸期の水道橋ですね。
神田上水は、以前、江戸川橋近くの関口で、堰跡を見た記憶があるのですが、記事にはしていなかったようです。
ちなみにこの対岸にも同じように記念の石碑が設けられているそうです。